戸籍をたどるロマン

先週法務局に申請を出しておいた(そのときの日記はこちら)、法定相続情報証明が無事出来上がった。身分証明書を見せるだけで、受け取りはとっても簡単。何も言われなかったところをみると、多喜次か多喜治かの違いは問題はされなかったらしい。


その「証明」なるもの、出来上がってみるとなんてことはない、私が申請のときに自作して提出した相続に関係する家族関係の「一覧図」をコピーして印鑑を押してあるだけ。申請時に提出した戸籍の原本や住民票は、そのまま返してくれた。

で、この前ちょっと書いた、昔の戸籍で見つけたおもしろい話。

母の出生時までの戸籍をたどっていくと、最終的には母の祖父の多喜次さんの戸籍までを取り寄せることになった。その多喜次さんの戸籍、メンバーがめっちゃたくさん。本人、妻、長男(母の父)、長女、二女、三女、「婦」(長男の嫁である母の母)、「孫」(長男の子供が4人=母たち兄弟)、だけじゃなく、さらに「子」と「孫」がある。

「子」とはなんぞや?とよく見ると、父は多喜次さんだけど、母が多喜次さんの妻じゃない。つまり、この「子」(仮にAさん)は多喜次さんとお妾さんの子なのだ。よく見ると、「●月●日認知」とある。そしてその横にある「孫」は、Aさんの娘。母親欄にはAさんの名があるけど、父親欄は空白。ということは、庶子であるAさんは自分もシングルマザーになったということか。

そして、さらに驚くべきことには、多喜次さんは、なんと婿だったらしいのだ。婿のくせに妾さんつくっちゃったなんて、やるなぁ、多喜次さん。

そして、多喜次さんの奥さんの欄をみると「協議離婚」の文字が。やはりもめたのか。でも、その後お妾さんのAさんは、その後子供といっしょに「分家」してこの独立から出た形跡がある。

それぞれの年月日がよく読めないので、事実の前後関係がよく分からないけど、なんか多喜次さんドラマチックな人生だ。そんなこと、母は知ってたのかなぁ。Aさんの子供は昭和11年生まれだからまだ存命かもしれない。今頃どこで何をしているんだろう??

今の朝ドラを見ていると、跡取りのくせに家を出てうんぬん、、ってやってるけど、こういう昔の戸籍を見てると、長男のくせに家を継がないってのはやっぱりありえない話だったんだろうなぁと思う。ドラマでは商家だからって話になってるけど、それ以前に家の問題として。その商売を継がせるのも、他人に譲るなら、婿に取って戸籍に入ってもらうことが前提というのも、すごく納得。いやいや、昔の戸籍、ほんと興味深い。

まだ親が存命の皆さんは、いっそ親が元気なうちに昔の戸籍を取り寄せてみてはいかが? 親の記憶を確認できれば簡単にたどれるかもしれないし、それをきっかけに昔のこと教えてもらうと面白そう。うちみたいに死んでからじゃ、聞きたくても聞けない。

ちなみに、戸籍謄本って有効期限がないらしいので(今日法務局で確認した)、亡くなった時点の戸籍以外は、何年か前に取ったものでもそのまま使えるかもしれない。少なくとも、一度取っておけば、いざというとき気が楽なのでは。親の家族関係が複雑そうな人は、ぜひやってみるといいかも!




2017.10.20 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 相続



おともdeマイルで大阪へ行く!

ひっさびさにマイルの話!


今月末に一泊で大阪に行くことになった。目的は、「北斎~富士を越えて」という展覧会を見に行くため。どうせなら日帰りじゃもったいないから、一泊してUSJにも行こうかなと。

わが家のすぐ前からのUSJ行きの高速バスがあるし!以前乗ったことのある夫が「結構快適」というので調べてみると、今はあまりいい車両のが走ってないから、快適じゃないかも、、、という。老体ゆえ、、、パス。

となると新幹線か。片道約1万2000円でうちから新大阪に着くまでが約3時間。2人分で往復だと5万弱。試しに飛行機は?と見ると、ピーチやバニラなどLCCだと片道3000円代からあるのだけれど、なかなかちょうどいい時間がない。そして成田までバスで片道ひとり3600円かかる。時間も、乗ってる時間は短くても、成田まで2時間、国内線とはいえ30分ぐらい前には着いてなきゃ、と思うと、結構時間がかかる。

うーむ、うーむとうなっていて、思いついたのがマイルを使ってJALで行くこと。JALなら成田まで行かずとも羽田~伊丹で乗れるし、便数もたくさんある。ただ、普通にマイルで切符を取ると1人往復1万2000マイル。近いのにもったいない。

そこで、今回使ったのが「おともdeマイル」というシステム。何年か前にもこれを使ったときのことを何度か書いてるけど、覚えてるかなー?

これを使うと、ひとり1万マイルで同行者は往復で2万円ちょっと。JALには半年ぐらい前に期限切れのマイルを「e JALポイント」というのに振り替えた分が1万5000ポイントあり、これを1万5000円分の支払いに使える。

さらに、お得度を増してくれるのが「JMB G.G WAONカード」。これは、JALのマイレージ会員のうち、55歳以上の人を対象にしたもの。具体的にはJALのマイレージカードにWAONの電子マネーが搭載されたものだ。クレジットの機能はない。G.Gは「グランドジェネレーション」の略。でも、通称?はジジィカード(爆)!

これの入会時にe JALポイントを1000ポイントもらってるので、実質夫名義のe.JALポイントは合計で1万6000ポイント。だから2万円のうち、実際に今回現金で支払わなくてはいけないのは4000円ですむというわけ。

さらにさらに。このG.Gカードには「「おともdeマイル割引」での搭乗で3,000マイルプレゼント」という特典もある。つまり、今回搭乗するとそれだけで3000マイルもらえちゃうのだ。わーい。

ちなみに、この同じJALの便を今買える最安値で買うと、2人で往復6万2560円。それを4000円ちょっとの出費で済んだんだから、かなりありがたい。(マイルを貯めるために係ったお金を計算しようと思ったけど、いろいろな方法で貯めてるので複雑過ぎて挫折。)

ホテルの予約も、一休コムで日にちを選べば通常の60%オフで泊まれるプランを見つけて、ほくほく。スケジュールに融通が利く自由業夫婦の幸せ♪

ということで、本日のまとめとしては。JALマイレージ会員で同年代のみなさん。このG.Gカードは特に会費なども掛からず、JALのHPで申し込みボタンを1クリックするだけでもらえるカードなので、是非とも入手しておくのがオススメです。マイルの有効期限が延びたり、イオンシネマが1100円で入れたり、お得がいっぱいですわよ、奥さん!

なーんて、こんな日記を書いたのはすごく久しぶりで我ながらうれしくなっちゃったびっけさんでした(笑)。





2017.10.19 | | コメント(0) | トラックバック(0) | マイル



読書録:『96歳の姉が、93歳の妹に看取られ大往生』


93歳って老老介護にもほどがある! どういうコト?と思って読んでみたら、やっぱり普通の人の話じゃなかった。

そもそも「93歳の妹」ってのが元医者ってだけで、なーんだと思ったし、「96歳の姉」というのも、日本人初の女性代議士を務め、後に園田直さんの奥さんとなったという有名人。その姉を尊敬し、慕っていた「仲の良い姉妹」のお話なのだ。

なので、フツーに介護の本と思って読むとちょっと違うのだけれど、骨太な人生を生きたお姉さん、その晩年を支えた妹というストーリーだけでも読み物になってしまう。

ところで、96歳の姉、園田天光光さんもたくさんの本を書き残していて、そのリストを見たら、あら、私が母にプレゼントしてあげた本もあった。(そのときの日記はこちら


2013年の母の日だから、今から4年前。この頃は、年にめげずにパワフルに元気に生きてるおばあさんの本をアレコレ見繕っては母に送ってたっけ。特に感想は言ってなかったけど、どれも読んではいたようだ。何冊かはお友達にあげたって言ってたっけ。

今思えば、80歳過ぎてから、もらったものとはいえ本を読もうと思うだけ偉かったのかな。そして、年に似合わず気が若かったのも、こういう本が少しは影響してたのかしらね。

と、介護とは全然違うところにしんみりしちゃった本でした。


2017.10.18 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



年金受給者死亡届と未支給年金請求について

亡くなった母の年金に関する手続き。年金事務所にいくら電話をしてもつながらず、業を煮やして直接窓口に行くも、委任状がなくて帰された件については、先日書いた通り。


年金事務所にもの申す!
年金事務所の話、の続き。

あのとき、父に委任状を書かせる代わりに(自筆が困難なため)介護保険証を持参すれば……といわれて帰ってきたのだけれど、ちょうど今認定度見直し請求中で、保険証をケアマネさんに渡しちゃってる、という間の悪い状態。

母が亡くなった月までもらえる分の年金は10月13日に入金されるので、それを待って死亡届だけ出せばいいじゃん!と思いついた私(実は違ってた。詳しくは最後をみてね)。父の自筆が必要になるのは、未支給年金の請求についてだから。どっちみちまだ書類が揃わないので銀行へは連絡しておらず、口座は生きている。

先週13日に入金されたのを待って、再度「ねんきんダイヤル」にトライ。前回何度かけてもつながらなかったし、市役所でも年金事務所でも「全然つながらないとみんな言ってる」と聞いていたので覚悟してたんだけど、今回は張り切って朝一番にかけたせいか一発でつながった(笑)。

結果、HPから届け出用紙をDLして記入し、必要書類を同封して郵送すればOKという確認がとれた。郵送の場合は、印鑑さえ押せば本人が書かなくても全く問題ないらしい。

だったら、この前年金事務所に行ったときに、なぜそれを教えてくれないの???さんざん事情を話して怒ってたのに、何がなんでも父本人が来るか、自筆で委任状を書かせるか、介護保険証を持って再訪するかしないとダメだと言われたのだ!!(今思えば、あのとき「郵送ではダメか?」と直接聞いてみればよかった)

そのことでここに文句を書いていたら、「郵送でできるはず」というコメントをもらったので、今回電話したときにこちらから尋ねたら、「はい郵送でもいいですよ」と、かるーく返された。

百歩譲って窓口のオジサンがたまたまはずれだったとしても(そういうことはありがち)、HPにそう書いておいてくれたらいいじゃん? 戸籍が郵送で取り寄せできる話なんかは、どこの自治体のHPにもハッキリ書かれている。「郵送の場合送付先はこちら」みたいに。

けれど、あの後も目を皿のようにして情報を探したけれど、年金事務所のHPには「郵送でもいい」という話はまったく書かれていないのだ。

この前、電話がつながらないことが窓口での無駄な業務を増やしているという非効率を指摘したけど、それ以前にHPに明記しておいてくれれば、電話で問い合わせる必要すらないわけだから、さらに人の手間は減らせるはず。

と怒ってたら、年金機構のHPトップ画面に「お客様の声を大切にしています」というバナー見つけた。さっそく「お客様の声」を届けてやろうじゃないの!と、張り切ってクリックしてみたら、それは意見を投稿するページではなく、アンケートの結果や、それに対応してこんな風にサービスを向上させましたという「報告」だけだった。ちーん。

ところで。今回郵送で届け出るのは、死亡届だけではすまないことも判明。未支給年金というのは、正確には「受給者が死亡した後に支払われる年金」のことを指すのであって、実際に振り込まれたかどうかは関係ないというのだ。よく見ると、未支給年金請求書のPDFに「未支給とは①まだ受け取ってない年金②死亡日より後に振り込まれた年金のうち、死んだ月分までの年金」と書かれていた(文章は編集してます)

だから理屈からいうと、母の口座に振り込まれて「しまった」8月9月分を返金して、その分を父の口座に振り込んでもらうというのが、正しい流れになる。

さすがにそこまで面倒臭いことにはならないけれど、とりあえず「未支給年金請求書」は出さなくちゃいけないと。なんだか変なの。「未支給受金」って言葉、変えた方がいいじゃないか。まあ、本来は亡くなってすぐに口座もクローズされるべきものなんだろうから、そこはあまり大きな声で文句は言えないけどね。





2017.10.17 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 相続



読書録:『パパは脳研究者』


東大の脳研究者のセンセイが、自分の娘が生まれたことで、育児記録の形式で脳の発達について解説した本。

「月刊クーヨン」という育児雑誌に掲載されたもののまとめなので、語りかけるような文章はとてもやさしくて読みやすい。「うちの子、今月はこんなことができるようになりました!」と親バカ自慢しつつ、その後に、「●●ができるようになるというのは、実は××という機能が発達したからで……」のように、「脳科学的な」説明がされる。

私たちがふだん何気なくしていることが、実はどれだけ高度なことなのか、それができるのは実は人間だけということとか、気づかされるポイントがたくさんあって、おもしろい。

たとえば、大人はストローで飲みながら息をすることはできないけど、赤ちゃんはおっぱいを飲みながら鼻で呼吸ができる。それは、赤ちゃんの時代は咽頭が上部にあって、気道と食道が別々に機能しているからなんだそうだ(サルも同じ)。それが3~4カ月たつと、自在に声を出すために咽頭が下がってくる。不思議ね~。

あと、生まれながらに持っている神経細胞の7割は3歳頃までに消えてしまうらしい。その環境に適応して生きていくのに必要なものだけが残されると。だから、どんな環境に生まれても赤ちゃんは適応する力があるという。いやいや人間ってスゴイ。

子どもの成長を、こんな風に客観的に見てたら、親としての目線もずいぶん違うんだろうなぁ。

この日記は生まれてから4歳までを扱ってるんだけど、何もできなかった赤ちゃんがどんどんいろいろなことができるようになっていく過程は、今の私が見ると、認知症の逆回し。いや、認知症が成長の逆回しか。

1歳頃の赤ちゃんは「作業記憶」というのがないので、「根に持つ」ということがないという。それって、今の父と同じだ。機嫌が悪くなることがあっても、次の日にはもう忘れちゃう。だから救われてる部分は多いのだけれど。

成長につれて、保育園で見聞きしたことを話すようになって、いっしょにいるとき以外の行動も把握できるようになったというエピソードも同様。今の父は、私がいっしょにいなかったときのことを尋ねても答えられないから、何がどうなってたのかは永遠の謎。。。。

な~んて感想を持つのは特殊な状況としても、初歩的な脳科学のおもしろさあり、ほんわかイクメン育児日記のほほえましさあり、育児についての脳科学的見地からのノウハウもあり。

全編にあふれる著者の娘さんへの愛情が感じられて、子育てって幸せなこと!と思わせてくれる。若い人はこれ読んだら子ども育ててみたくなるはず。でも、実際に育てるにはそんな楽しいことばかりじゃないから、あんまり期待しすぎるとギャップが大変かもね、、、なんて、まさに「老婆」心ですかね(笑)。

2017.10.16 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



«  | ホーム |  »

カレンダー(月別)

09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: