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お盆雑感

お盆の帰省をどうするか問題が話題になった今年の夏。夫の実家へは夫がひとりで日帰り帰省してきた。


数週間前に「どうする?」とお伺いをたてたところ、義母は「暑いからこなくていいよ」って言ってたんだけど、先週ぐらいになって、義母の実家で甥(夫のいとこ)の初盆なのだが、腰が痛くて行けない義母の代理で行くことになった。

当日は義妹や義弟も単身参加で、久しぶりの「親子水入らず」で義父もちょっとうれしかったみたい。夫たちきょうだい3人だけになるというシチュエーションはなかなかないので、良い機会になったのかなと思う。大した話はしなかったようだけど。

ついでに?実家のお墓の「灯しつけ(あかしつけ)」なるものもやってきたという。迎え盆のために灯りをつけるやつ。重要なことらしい。

実は、私はこういうお盆の行事って全く無縁で育ってきた。父は次男坊で家には仏壇もなかった。実家(祖父母宅)も近くないからお墓参りもほとんど行ったことがない。結婚後も、若い頃はお盆の時期は道が混むからと日にちをずらして帰省していたから、実際にそういう行事を見たのは、かなり年数が経ってからだ。ほー。お盆ってそういうもんだったのか!って。

そんな私なので、3年前に他界したばかりの母のお盆も何もやったことがない。お盆どころか、一周忌も三回忌もやってない。父があんなで、姉ともこんな状態だし。。。姉が私に声をかけずにひとりで何かしているとは、、、、思えないしな。もし、父がしっかりしてたら、どうしてたんだろう。今頃は「お盆はどうするんだ」とかウルさく言われて辟易してたのかなぁ。

そもそも仏壇も位牌も買ってないので、考えてみたら私は葬儀場やお寺以外で母にお線香を炊いてあげたこともないのだ。もしかしたら、恨んでるかなぁ。「そういうことを何も教えて来なかったから、しょうがないわ」なんて言ってそうな気もする。

先日、半年ほど前にお母様を看取った友人がそのときのことを書いていたのを読んで、改めて、自分のときのことを思い出した。つくづく母にはかわいそうなことをしたなぁなんて思ってしまうのだけれど、でも、改めて母が元気だった頃のことを思い出すと、「あれでも、私にしては、よくやってたほうだ」とも思う。何より、あのときは「父をどうするか問題」で頭がいっぱいだったし。

ボケた父を残して逝くことについて、「悪いわね」とか「よろしくね」なんてことは一言も言わず、「どうすんの、あんた」なんて他人事みたいに言っていた母。こうやってちゃんと安住の地を見つけて見守ってあげているだけでも、上出来だと思ってくれてるといいんだけど。

死後の世界ってあるのかどうかはわからないけど、結局死んだあとのことを考えるのは、残された人の心の問題なんだなぁとつくづく思う。そして、いろいろと思い残すことがあるからこそ、こうやってときどき思い出してしんみりしちゃうのだと思えば、それが神様(誰?)の思し召しなのかな、なんてね。

2020.08.14 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のできごと



読書録:『逃げるな新人外科医』

 


以前読んだ『泣くな研修医』という小説(そのときの読書録はこちら)の続編。前作では研修医だった主人公は、今は新人外科医として相変わらず忙しい日々を送っている。前回出てきた先輩医師たちに加えて、今回は研修医である若い女の子も登場し、ちょっとだけ「先輩」の立場としての成長ぶりも見せている。彼女らしき人も出てきてちょっとロマンスも。

とはいえ、まだまだ初心者マークのとれない主人公は、失敗したり落ち込んだり、今回も泣いてばかりだ。主治医として背負う責任が増えた分だけ、またまた自分の未熟さを感じるばかり。

今回は、勤務する病院での出来事に加え、自分の父親ががんというシチュエーションも加わる。医者として日々生死と向き合う日々に慣れていくことで、普通の人の感覚とは違ってきてる自分も感じて葛藤する主人公。生きるか死ぬかという場面は、医者にとってはたくさん接する患者のひとりであっても、患者にとっては一生に一度のこと。という当たり前のことを思い知らされる。

現役医師の書いているものだけに、医学的なことや医師の日常は、実際のエピソードをベースにしてるんだろう。それでも難しい医学用語が出てくるわけではなく、平易な会話文が続くので、TVドラマを見ている感覚で気楽に読める。(映像化を意識して書いてる?)

たぶんシリーズとして書いていくつもりだと思われるので、自作が出たらまた読んでみたい。泣いてばかりいた主人公の成長ぶりをいっしょに追いかけたい読者はたくさんいるはず。



2020.08.12 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



読書録:『子育てとばして介護かよ』


別居している夫の両親二人共が認知症になってしまった!という状況からの顛末をまとめたエッセイ。(元ネタはこちらのブログ→別居嫁介護日誌

義両親の言っていることが何かおかしい、これはもしかして?と思った段階から、一体何をすればいいのか。地域包括センターに相談に行ったり、介護申請をするための認知症の検査を受けに医者に行ったりという、「みんなが通る道」の経験談をリアルに振り返る。

母を看取り、父も施設に無事預かってもらえた私としては、ああ、そんなこともあったよねぇと遠い目で思い出すようなシーンがいっぱい出てきた。

思えば私も、明らかにおかしいと思われる父を病院に連れて行ったり、介護サービスはまだ必要ないと強がる両親を説得したり。結果的には、母の死後父の症状がみるみる進んでしまったおかげ?で、どさくさに紛れて一挙解決のようになってしまったけれど、そこに至る前、まだひとりである程度何でもできていた頃が一番大変だったっけ。

この本の中で、医者から「ケアマネさん選びはとても重要」と言われたのに、市役所に行くと「公正を期すためにおすすめの紹介はできない」と冷たく突き放されて泣きそうになるという下りがある。実際、私も介護認定とともに送られてきた介護事務所のリスト(ペラ一枚)を前に途方にくれたものだ。

実際には、この本でもそうであるように、包括センターの担当社が、うちの状況に合いそうな人を紹介してくれたのだった。なので、コマッタときは、とにかく包括に相談ですよ!(ということは、このブログの読者の人からもアドバイスされたのだった)

著者は、大学の「老年学研究科」に社会人入学しているという経歴から、そういうことに関心があったゆえか、嫁という立場でありながらキーバーソンを引き受けてしまう。(夫でもなく、義姉でもなく)

とはいえ、タイトルにあるように、「なんで私が?」という思いも当然ある。夫にいろいろ頼みたいと思いつつも、不機嫌になられるのが嫌で自分でなんでも抱え込んでしまうというのは、介護に限らず、みんな思い当たるフシがあるのでは。そんな日々に追い詰められていくなかで、「がんばりすぎない」と自分を戒めたり、「プロはさすが」と脱帽したりする描写が何度も出てくる。キーパーソンにならざるを得ない人にとっては、あるあるかも。

そんなふうに、個人的には役に立つというよりは、懐かしく?読んだけれど、来たるべき事態に戦々恐々としている人は、一読しておく価値はあると思うよ!

2020.08.11 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



映画『ハドソン川の奇跡』


2016年に公開された当時友人から面白かったと聞いて、いつか観たいなと思っていた『ハドソン川の奇跡』を、アマゾンプライムでやっているのを見つけて視聴。(上のリンクは299円って書いてあるけど、プライムだと無料)

2009年、ニューヨークを飛びった直後の旅客機がバードストライクにあい、エンジンが2つとも動かなくなるという大ピンチ。管制塔からは空港へ戻ることを指示されるけれど、無理だと判断した機長は果敢にハドソン川に緊急着水。結果的に、乗客乗員にひとりも犠牲者を出さなかったという実話を元にした映画だ。

この出来事については、日本でも大きく報道されたからよく知っていたけれど、実は空港に引き返して普通に着陸することもできたのではないか?という嫌疑がかけられていたらしい。エンジンのうちひとつは微速ながら動いていたのではないかとか、同じ状況でシミュレーションしたら着陸は可能だったとか。

この映画では、公聴会で彼の決断が正しかったことが証明されるまでの日々を取り上げている。一つ間違えば、判断ミスで乗客を危険な目にあわせた罪を着せられることになるという苦悩の日々を事故当日の再現シーンを何度もリプレイしながら描いていく構成は、とてもスリリング。(監督はクリント・イーストウッド)

できることを精一杯やったのに裁かれる立場になる機長は気の毒に思うけれど、事故防止という点で見れば、「全員助かったんだからそれでいいじゃん」とカンタンには済ませられない事情もよく分かる。責任問題はともかくとして、本当にその判断が正しかったかどうかを検証することは必要なプロセスだったんだろう。

結果的に彼は全米の、そして世界中に知られる英雄となる。特典映像(DVDについているもの?)では、実際の機長とその家族、副機長のインタビュー映像もあって、それによると、英雄として有名人になった生活もなかなか大変だったらしい。

それでも、当時リーマンショック後の停滞ムードが立ち込めるなかで、人々の希望になるという役割を自覚した機長。ひとりのパイロットとしては重たすぎる役目とは思うけれど、それも運命なのか。

ところで、2015年にニューヨークに行ったとき、実際にハドソン川を見て、まーよくもこんなところに不時着したものだと。だって、まわりはビルだらけ。一つ間違ったら、どんな大惨事になっていたかと思うと本当にゾッとした。

まして、その8年前の2001年にあのテロがあった場所からも目と鼻の先。ありえない低空飛行を続ける飛行機を目にした人はたくさんいたはずで、あのときの悪夢が蘇ってパニックになったに違いない。なんてことをその場でリアルに感じると、改めてその「奇跡」のすごさに納得というか。

私たち日本人が思うよりももっと、アメリカ人にとっては希望のシンボルとなるような大きな出来事だったってことなんだろうな。

2020.08.10 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画など



ホームベーカリーの温度管理について

2年前の9月に「ホームベーカリーを買い換えよう」という日記を書いていた。夏になると膨らみが悪くなるのは毎年のことながら、羽根がとれちゃうことがあったのでもう寿命かも?と思ったのだった。


その後どうしたのかというと、結局そのまま(笑)。

羽根がどうこう問題はどう解決したのかさっぱり覚えてないけど、結果的には問題なく使い続けられちゃったのだ。膨らまないのは結局気温の問題ということで諦めたんだと思う。

今年3月の断食ステイで、パンが体によくないと学び、それでもパン好きはやめられないのでせめて全粒粉や米粉のパンにシフトしようと、またパン作りに興味を持ち出したのだった。当初はHBの全粒粉モード、米粉パンモードで問題なくできていた。

その後、いろんなレシピが気になりだして、全粒粉以外にもライ麦とか米粉とかフランスパン用の準強力粉とかいろんな粉を使いだしたり、パンの種類もカンパーニュとかリュスティックとかのハード系のパンだったり、フォカッチャ、ベーグル、、、、とHBを使わないで作るようになった。

一通り試したところで、またHBを使おうと思ったら、全然膨らまない~。

やっぱり理由は、おそらく気温が高いから。HBを使うと夏場は過発酵になってしまうというのはよく知られる話で、HBの説明書にも水の温度を下げて、量を減らせと書いてある。巷でも、さらにイーストの量を減らすといいという声もあるのでやってみたけど、いまいちだ。

うーむ。やはり全自動では無理があるのだ。

この数ヶ月、いろんなパンをいろんなレシピで作っているうちに、こねたり発酵したりの時間は、生地の状態によって見極めることが重要だということがとってもよく分かった。そういえば、昔パン教室に通っていたとき、その日の気温と湿度と出来上がり具合をメモしておきなさいって習ったっけ。
そのぐらい、その日の条件に左右されるものなので、それに合わせていい状態を見極めるために、自分で発酵時間を調整しなきゃいけないってことなのだ。

HBではその辺も自動で調整してくれるのかなと思ってたけど、違ったのか。という疑問を調べてみると、パナソニックのHPでは、「室温センサー・庫内温度センサーで1年中うまく焼ける!」みたいな宣伝文句が書いてあった。

これは、今のモデルに限った話なのか。それともうちの機種(9年前に買ったもの)にも搭載されているものなのか。ちょっと調べたけどわからないので、思い切ってパナにメールして聞いてみた。「この機能が自分の機種にないものであるならば、購入を検討してるのですが」と。

コロナだし夏休みだし、返信は暫く先かなと思っていたら、なんと当日中に返信が来た。(ありがとう!)結論は、うちの機種にも搭載されている機能だということ。引用すると。
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ホームベーカリーのパンを焼く一連のプログラムなど、
品質向上に努めていますが、夏場は室温なども高くなり、
パンの膨らみには影響が出るため、水の温度や分量などの調整で
対処していただいているのは、現行機種でも同様でございます。
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従来からあった機能だとしても、9年前の物と比べると改良が重ねられて機能アップしました、みたいな答えを期待してたけど、この文面からすると、そういうわけではなさそう。つまりは、「あなたの悩みは、新しいのに買い替えても解消しません」ってニュアンス。商売っ気ないなと思うけど(笑)、買ってからクレームされても困るもんね。誠実ですよ、パナさん。

実はタイガーの機種も、同じように温度センサーでうんぬんを謳っているのだけれど、Webで取扱説明書を見ると、やはり夏場は水を減らして、、とパナと全く同じことが書いてあるので、期待薄。巷でも、この機種を使えば夏でもバッチリ!みたいな声は見当たらないし。



ということで、夏にHBの全自動モードを使うのは基本諦めたほうがよさそうだ。というのが結論でした。

2020.08.08 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のできごと



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