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ティツィアーノと上野の桜

上野の東京都美術館で開催中の「ティツィアーノとヴェネツィア派展」に行ってきた。1月からやっていたこの美術展、1月2月は忙しかったので、3月になったら行こう~なんて思ってたら、まさかの骨折。でも4/2が最終日なので、ギリギリのタイミングで駆け込んだ。(週末は混みそうだし)

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写真は目玉出品の「フローラ」という作品。やはり一番目を引いた。

全体的に、同じイタリア美術でも、この前行ったヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たちに比べると、壮大な感じの作品は少ない分、分かりやすい絵が多かったかな。

オーディオガイドは別所哲也。つい最近までNHKのドイツ語講座に出ていたのを見ていたので、イタリア美術って、個人的にはちょっと違和感だったけど。

先日NHKの日曜美術館で取り扱ったのも見てたのもよかった。特に美術的センスのない私は、やっぱり事前の知識があった方が、楽しめる気がする。

ところで、今日の会場ですごく熱心に見ている女の子がいた。小学校1,2年生ぐらい? そもそもこんな所連れてこられたって退屈だろうに……と思っちゃうぐらいの年に見えるんだけど、これが、どの絵でも一番前にいってかじりつくように見てる。

最初後ろ姿だけみてたら、病気か何かで体がメチャメチャ小さい大人なのかと思ったぐらい。でも、顔を見ると確かに子供。

その後も気になってみていたら、なんと小さなノートと鉛筆を持参していて、簡単に模写したり、説明を見て何かをメモしたり。いやはや~恐れ入りました。未来の巨匠かしらね!

帰りにちょっと寄ってみた上野公園。残念ながらサクラはまだ2~3分咲ぐらい。

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夜に備えて場所取りしてる人や、外国人観光客はたくさんいたけどね。見頃はあと1週間ぐらい先かなー。それでもこの週末はすごい人出になるんだろうな。

いやしかし。美術館ってけっこう歩くのよね。かばって歩く分、お尻や足の甲が痛むのはともかくとして、帰り道、怪我した指も痛くなってきた。やばいかもー。やっぱりもうちょっと自重した方がよいのかな。GWに旅行に行くまでにはなんとしても完全復活しなくては。








一難去ってまた一難

母の検査の結果は悪くなかったし、薬も効いてるみたいだし、父のボケもちょっと調子がよさそうだし、これでGWのイタリア行きも安泰かな!とほっと一安心していたのもつかの間。

母から電話があり、薬をもらいに行ったはずの父が手ぶらで帰ってきたと。。本人に聞いたら、確かにもらってきたと思うけど、あれ?どこ行っちゃったんだ?と言うので、今もう一度本人が薬局に見に行ったところだと。

あららー、また置いてきちゃった?(ちょっと前に、コンビニのカウンタにカギを置いてきた前歴あり)。でも、あの薬局すごく小さくてお客さんもいないから、置き忘れたら間違いなく追いかけてきてくれそうなものだけど。。

自分が具合悪くて寝てるのに、また問題起こしてくれて!と怒り心頭の母をなだめ、一度電話を切り、薬局の番号を調べて電話で聞いてみた。

すると、確かに来て確かに持って帰ったという。とりあえずお店の近所を探してみて、もし見つかったら電話しますというので、私の携帯番号を教えておいた。

さて困った。おそらく途中にどこかに寄ることはしないだろう。でも、道に落とすほど小さなものじゃないし。近くにいれば、私が道々見に行くところだけどそんなわけにもいかないし。母ももちろん、それどころじゃない。

医者に相談して処方箋を再発行してもらうしかないかしら。だとしたら、やっぱり私が行って説明しないとダメよねぇと途方にくれていると、薬局から電話。

「今ご本人が見えまして。もらってないとおっしゃるので、いえ、間違いなく渡したんですけどね(もちろん、分かってます。。)、今日のところは、もう一度渡しておきましたので」と。「この分は差し上げますので、もし見つかったら破棄しておいてください」って、お金はいいってことらしい。

先方は認知症だということが分かっているので、もらってないと言い張る相手を納得させるには仕方ないと思ったんだろう。申し訳なさすぎ。迷惑かけて本当にごめんなさいだわ。

2月に一度私も行ったときにその薬剤師さんとも話をしているし、「次からはひとりで来るので宜しくお願いします」ってお願いしておいた効果もあったのかな。

もちろん、もらいっぱなしでは悪いので、そのうちお金を払いがてら謝りにいかなくちゃ。

その後父と電話で話した感じでは、自分のミスだとは自覚がないみたい。なんか訳の分からない理屈をこねているところをみると、認めたくないだけかも。責めても仕方がないので、「まあ、とりあえずもらえてよかったね」と電話を切った。母にも、腹立つ気持ちは分かるけど、本人もショックかもしれないから、これ以上追い打ちかけないようにと伝えておいた。でも、どうしたことやら。

この分じゃ、次からは父の通院も私が行かなくちゃダメかもね~。

「姉さん、事件です!」って、姉にも知らせておかなくちゃー。



お薬配達サービス

昨日、母に付き添って病院に行ったとき、いつものように処方箋を持って病院前の薬局に行くと、一部の薬(今回新しく処方された医療用麻薬)が在庫切れだという。

そういう場合、後日郵送(宅配?)してくれるサービスがあるらしいのだけれど、この薬の場合は麻薬なので規則上それができないという。「後日取りに来ていただくしか……」と言われても、それだったら実家の近所の薬局に頼んだ方がいい。っていうか、すぐに欲しいし。

大学病院前なので、薬局は5,6件軒を連ねている。ひとつひとつ聞いて回ると、2軒目は同じ答えだったんだけど、3軒目はなんと、「自宅までお届けします」という。「あ、いやでも遠いんです、埼玉ですよ?」(病院は池袋)と聞くと、「大丈夫です」とのこと。手数料もかからないのだという。

なんとありがたいサービス!

その薬局は、並んでる中でも小さめだったから、そのぐらいしないと太刀打ちできないのかも。お客の取り合いで競争の激しいからサービス合戦なのね。でも、そのこの日の母の支払は5400円ぐらいだったかな。1割負担だから薬局の売上げは5万円以上? となれば、そのぐらいしても赤字にはならないのかも。

そこの薬局は薬剤師さんもすごく丁寧にいろいろ説明してくれた。「メインの薬の補助で出ている(副作用対策)便秘薬や吐き気止めなどは、わざわざ池袋まで出てこなくても近所の診療所で相談すれば、処方してもらえますよ」とか。「麻薬はもし飲み忘れてあまったりしても、絶対に他の人は飲まないでください」とも念を押されたけれど。

前にも書いたかもだけれど、薬の種類が多くてよく分からない老人のために、1回分ずつをワンパッケージにする「一包化」とか、いろんなサービスがあるのね。

午後母から電話があり、新しい薬はとりあえず良く効いてるらしい! よかった、よかった。




母の検査結果

母に付き添って病院へ。最近の具合悪そうな様子ヲ観ていると、先日のCTとMRIの検査結果がどうなっているか、ちょっとドキドキだった。

でも、意外なことに?、検査の結果、多少大きくなってはいるものの、特に驚くほど悪くなっているということはないそうだ。リンパ節への転移もまだ大丈夫とのこと。ちょっぴりひと安心。母が「歯が生えてきた」と言っていたのは、骨が出てきたということらしい。今はそこがかなり痛むみたいなのだが、先生曰く、そのうち骨が死んでいくので、そうなったらむしろ神経も死んで痛くなくなるなだという。

緩和ケアの方では、前にもらっていたトラマールという薬に替えて、オキシコンチンとオキノームという薬を出してもらった。これは麻薬に分類されるものらしい。。薬局でも「飲み忘れて余ったからといって、他の人が飲んだりしないでください」と釘を刺された。

今回の懸案のひとつは、そろそろ遠い病院への通院が辛くなってきたということ。ここ数日かなり具合が悪そうだったので、この日の通院もキャンセルしようかとも思ったのだけれど、いかんせん緩和ケアで痛み止めの相談をしないと……というので、かなり無理して行った母。前回の診察で「痛かったらいつでも来て」と言われてはいたものの、この先生月曜日しかいない。しかも先週のような振替休日もあったりするので、結局「痛い痛い」と言いながら、元の予約通り1カ月たってしまっていた。

そんな経緯もあり、痛み止めだけでももっと近くの病院でもらえないものかと相談してみたところ、先生もそれがいかもしれないという。何科?という質問には、緩和ケアを扱っているところ、、という曖昧な答えしかえられず、先生もよく分からないので、病院に付属している相談センターのようなところに聞いてみることを勧められた。行く先が決まれば、先生の方から今までの経過などを記した書類を出してくれるという。その相談センターに、帰りによってはみたものの、すごく時間がかかりそうだったので、結局今日はキャンセルして帰って来た。母もすごく疲れていたようなので。電話でも相談は受け付けているというので、ネットなどでも調べてみて、また後日相談してみようと思う。

それと、緩和ケアの方も口腔外科の方(主治医)も、本人が来られなければ、私ひとりで受診したのでもOKなのだという。受診といってもほとんどが問診で、今の状況が説明できればいいわけだから、
よく状況さえ聞き出しておけば、むしろ私が説明したほうが話は早いのかも(笑)。

なので、次回以後は母が辛そうだったら、私が代わりに行って薬をもらってくるというのもアリという話になったのもよかった。ただ、問題は診察券。磁気タイプのものですべてコレを通してオンラインデータにアクセスするようになっているので、診察時には必須。受診のたびに、母のところにもらいに行って病院に行って、また返して……というのも無理な話。そこで受付で相談してみると、本来は1枚しか発行しないものだけれど特別にということで、もう1枚発行してもらえた。

そろそろ、一度母のいないところでじっくり先生の話も聞きたいと思っていたので、次回は私ひとりで行ってこよう。


認知症社会

さっきNHKでやってた番組。


団塊の世代が75歳以上になる2025年をターゲットに、そのとき今の日本の高齢化社会がどうなっているかということを考える特番。日本人の9人に1人は認知症で、高齢者に限ると3人に1人という計算になるらしい。

そうなると、認知症の人の引き起こす事故などの数も増えて、自分の身近にいなくても、日本人みんな他人事じゃなくなるよ、という話も。とにかく社会全体で考えていかなくちゃいけない課題なんですよという問題提起的な番組だった。

介護してる人、医者、施設の人、認知症の本人、いろんな立場の人を招いてのスタジオ討論に、オランダの例などの取材映像もあった中で、「認知症」と診断されたときの絶望感(本人も家族も)が、診断を受けることをためらわせるみたいな話も出てきた。

確かに、治らない不可逆的な病である以上、それを認めるのは辛いことだ。ただ現状は、「認知症」という線引きの与えるインパクトが大きすぎることも問題なのかなと思う。

父の経験で思うのは、ある日突然発症するものではないし、病気かそうじゃないかという白黒のある問題じゃなくて、すごくグラデーションのあるものなんだと思う。年齢によっても事情は違うだろうけど、特に父のように90近くなってからの場合は、ある意味「年相応のボケ」としてとらえられる部分もある。

ある年齢以上になったら健康診断の項目に全員認知症の検査も入れれば良いのにと思う。全員が受けるものとなれば、自尊心から検査を受けたくないという人も抵抗が経るのでは。早い段階から気をつけることで進行遅らせることもできるかもしれないし。

近い将来、いずれはそういう時代が来るのかもね。



Appendix


クリックで救える命がある。

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びっけ

関東在住で松田聖子と同じ年。フリーでライターをしてます。

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