スーパー浮世絵展と江戸城址見物

友人たちの間で評判が良かった「スーパー浮世絵 江戸の秘密展」なるものに行ってきた。随分前から行きたいと思いつつ、足怪我してたり旅行があったり、入れ違いで夫が九州へ行っていたりして、気がついたら最終日2日前の滑り込み。


浮世絵自体を展示するというよりは、それをデジタルで投影してちょっとアニメみたいに動かしたりする仕掛けもあったりして、浮世絵の世界を現代風に紹介するという感じ。各スクリーン前では片岡愛之助のナレーションで当時の世相の説明があったりして、なかなか新鮮だった。
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人が写ってなくて分かりにくいけど、等身大よりもっと大きいスクリーン。

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花魁さんがまばたきして、誘ってる。

去年の夏にフランスでモネの晩年住んだ家にいったときに、ここは浮世絵博物館か!というほど大量の浮世絵が飾られているのを見たり、オランダではゴッホが模写したものを見たりして、一度ちゃんと見てみたいなと、、と興味をそそられていたりもした。
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今回のスーパー浮世絵は、西洋の画家たちが注目した芸術性についてはまったく触れられていなかったけどね。

浮世絵展を出た後、まだ時間が早かったので、竹橋まで出て江戸城の本丸跡に行ってみた。

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御殿の跡はもう何も残ってなくて、芝生の公園になっちゃってるんだけどね。それこそジオラマとかプロジェクションマッピングとかで当時の風景が分かるようになってたら面白いのに。

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忠臣蔵の松の廊下の跡とか。

櫓とか番所とか門とか石垣、当時の名残のものもなくはないんだけど。天守閣とかはそもそも徳川の時代からなかったみたいだし。あまりお城っぽいものは残ってない。

GoogleMAPでみると、今日歩いたのはこんなコース。
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訪れていたのはほぼ9割以上外国人なので、なおさら当時の姿をイメージできるものがあるともっと楽しめるのにね。

でも、たまたま思いついて行ってみただけだった割には、意外に面白かった。

ちなみに、入場は無料だけど、入口でこんな札を渡されて、出るときに返すシステム。確実に全員が退場したかどうか確かめるためなのかなぁ?
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2017.05.20 | | コメント(0) | トラックバック(0) | おでかけ



ミュシャ展に行ってきた

国立新美術館でやっているミュシャ展に行ってきた。


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アールヌーボーの画家として有名なミュシャはチェコ出身。今回の展示は、パリでポスター画家として活躍したミュシャが晩年祖国に戻った後、16年かけて仕上げた「スラヴ叙事詩」という連作20点を集められている。

「スラヴ叙事詩」は歴史上何度もの侵略を受けたスラヴ民族の歴史を綴ったもので、1枚が6m×8mという巨大な作品がズラリと並ぶ様は壮観。

創作当初は専用の美術館をつくって展示することを条件に国に寄贈されたが、それが叶うことはなく、その後ナチスの侵略や社会主義政権下に入ったことなど、歴史のうねりの中でほとんど公開もされずにいたという悲劇の作品でもある。

それがついにチェコで一挙公開展示されたのが2012年のこと。以前チェコに旅行したこともあったので、その公開のニュースを見て、それがやってるうちにまた行きたいなぁ、でも無理かなぁなんて思っていたら、なんとまさか日本にやってくるとは! チェコ国外では世界初というのだから、なんという幸運!

実際に見てみると、とにかくその大きさに圧倒された。そして、オーディオガイドがかなり詳しく、スラヴ叙事詩に関してはすべての作品に説明がついていたのもよかった。作品自体が美術的にきれいとかステキとか言うよりも、その作品の時代的背景とか、表現したかったものとかを分かってみる方がインパクトも大きかったように思う。特に私や次女のように、西洋史専攻出身の歴史好きには興味深かった。

展示の後半には、「いわゆるミュシャ」という感じのアールヌーボーのリトグラフも多数並んでいた。落ち着いたピンクを基調に、女性や花をモチーフにした絵柄はいかにも女性好みするデザインでかわいかった。

平日の午後だったにも関わらず、会場内は結構な混雑。(このエリアのみ写真撮影可)
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比較的若い人(特に女性)が目立ったような気がした。ミュシャって、私はチェコに行くまでよく知らなかったけど、意外に人気があるのね。特にグッズ売場は長蛇の列。ついでに、同じ国立新美術館であyっていた草間彌生もすごい混雑だったけど。

ミュシャ自身も、渾身の大作が80年近くを経て、今遠い日本でこんな風に扱われてるなんて、草葉の陰でビックリしてるかもね。





2017.05.11 | | コメント(0) | トラックバック(0) | おでかけ



二度目のミラノとヴェネツィア

昨日は昼間お昼寝せずにがんばったおかげで、10時すぎに爆睡。朝まで泥のように寝たから、時差ぼけも解消したはず!

さて、今回の旅行の行き先はミラノとヴェネツィア。ヨーロッパ旅歴の多い友人Aと少ないBとCの意見を調整するのに一苦労したあげくにやっと落ち着いた。決め手は直行便で行けるところ。去年はロンドン乗り継ぎのポルトガルがめっちゃ遠くて、みんなボロボロに疲れてしまったので。私自身はどちらの年も2010年に行ってるのだけれど、イタリアは食べ物もおいしいし、もう一度行ってもよいかなと。

直行便でミラノに到着した1日目は、前記のごとく体調不良のため即ダウン。2日目の朝、一番に向かったのは「最後の晩餐」。覚えてるかな? 7年前には、わざわざ国際電話をして予約(先払い)したにも関わらず、当日現地に着いてみるとミラノ市のストで見られなかったというイワク付き。諦めきれずにその場所まで行って、ストの張り紙だけ見てすごすごと戻ってきた。(そのときの日記はこちら

今回は準備が早かったのでWebから予約。ストもなく普通にちゃんと見られた。
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実際に行ってみると、そこまでして死ぬほど見たいか?というほどかどうかは謎だけど、壁画なので(つまり、他の場所に移動できない)、まさにこの場所でダヴィンチが描いたのかと思うと、ちょっと感慨深い。

足や胃腸の具合が悪ければ、これだけ見たらひとりでホテルに戻ろうかとも思っていたけど、幸い元気だったので、みんなといっしょにドゥモを見たり、お買い物をしたり。

3日目は列車でヴェネツィアへ移動。こちらもストも遅延もなく予定通りに到着して2泊。
前回も間違いなく同じ写真を撮ったはずの場所で、性懲りもなくまたパチリ。
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前に撮ったので一番近いのはこれかな。
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違うのは、前回はデジカメ、今回はiPhone。iPhoneの方が画質いいじゃん(笑)。

前回修復中で残念なことになっていた「ため息橋」は、
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今回は覆いもなくなってて、ちゃんと見られた。
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その他、この前はすごい行列であきらめたサンマルコ寺院の見学は、今回は当日朝に優先入場できるチケット(ひとり2ユーロ)をスマホから購入して、ほぼ待ち時間なしに入場。前回は高くてやめたゴンドラ(80ユーロ)も、3人で割ればそれほどでもないかと乗ってみた。

5日目には、船で15分ほどのムラーノ島という離島へ移動して1泊。ヴェネツィア本島が世界中からの観光客がうじゃうじゃだったのに比べると、離島は人が少なくてのんびりできる感じ。さらに船でブラーノ島という別の島にも行ってみた。

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ムラーノ島はヴェネツィアングラス、ブラーノ島はレースの工芸で有名なところで、かわいいお土産やさんがいっぱい並んでる。女子旅なのできゃっきゃ言いながらアレコレお買い物したのも楽しかった。飛行機アップグレードできてれば使ったはずのお金が浮いたような気がして、ケチな私にしてはけっこうあれこれ散在しちゃったのは、良かったのか悪かったのか。

おいしいものも毎日たくさん食べた!
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そうそう、前回ヴェネツィアでホテルのオーナーにお勧めされて行ったレストラン。名前も場所も覚えてなかったんだけど、偶然「この辺のどっかで食べようか」と行き着いた広場に、まさにそのレストランがあったという奇跡。似たような広場、似たような店はたくさんあるから……と思ったけど、後から過去の旅行記でお店の名前を見たらやっぱり同じ店だった!

これが7年前。
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今回は雨が降ってたので外のテラスに人がいないけど。
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ヴェネツィアって、超迷宮都市で、目指して行ってもたどり着くのが大変なのに、偶然見つけるとは運命の巡り合わせ?

という感じで、一度目にはないお楽しみいろいろもあった二度目のイタリア旅なのでありました!




2017.05.06 | | コメント(0) | トラックバック(0) | おでかけ



行きは地獄、帰りは天国のイタリア旅行

成田で「行ってきます」をしたきり、珍しく現地から何もレポートしないままに終わっちゃったけど、昨日のお昼過ぎに無事帰ってきました。


行きの飛行機では、肩こり→頭痛→嘔吐のゴールデンコースをたどり、地獄の13時間。ほぼ死んだ状態でホテルについて、食事もせずお風呂にも入らずにダウン。翌日朝起きても引き続き頭痛で、こりゃー何のためにこんな遠くまで来たんだ! 年老いた親をぶっちぎって自分だけ遊ぼうと思ったバチがあたったか。骨折までした時点で諦めるべき運命だったのかもと一気に弱気モードに。

それでも、なんとか持ち直して、結果的にはすべて予定通りに旅を楽しむことができて、ほっと一安心。

足の方も、最初の方はやはり歩くのがのろくて、ひょこたんひょこたんびっこ引きながら同行の友人たちを追いかける状態だったけど、旅が後半に進むにつれ、大分痛みもなくなってきて、なんとかついて行ける速さで歩けるようになった。

とはいえ、随所随所で荷物を持ってくれたり、空いた席に優先的に座らせてくれたり、いろいろと気を遣ってくれた友人たちには感謝、感謝。

帰りの飛行機でも、私ひとりだけ両隣がいない席に移動させてもらったおかげで、3席使いたい放題で横になって眠ることもできて、エコノミーと思えない快適さ。機内でぐっすり眠れちゃったせいか、昨夜は1時間ぐらいしか眠れず、まれに見るひどい時差ぼけだけどね。

帰国前日に経営破綻のニュースが流れて最後までハラハラさせてくれたアリタリア航空だったけど、結果的には行きも帰りも予定通りに飛んでくれた。お天気にもほぼ恵まれて、今度はストにも遭わず、めでたし、めでたし。

実家の方も特に変わりもなかったようだし。

まずは無事帰還のお知らせでした。



2017.05.05 | | コメント(0) | トラックバック(0) | おでかけ



ティツィアーノと上野の桜

上野の東京都美術館で開催中の「ティツィアーノとヴェネツィア派展」に行ってきた。1月からやっていたこの美術展、1月2月は忙しかったので、3月になったら行こう~なんて思ってたら、まさかの骨折。でも4/2が最終日なので、ギリギリのタイミングで駆け込んだ。(週末は混みそうだし)


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写真は目玉出品の「フローラ」という作品。やはり一番目を引いた。

全体的に、同じイタリア美術でも、この前行ったヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たちに比べると、壮大な感じの作品は少ない分、分かりやすい絵が多かったかな。

オーディオガイドは別所哲也。つい最近までNHKのドイツ語講座に出ていたのを見ていたので、イタリア美術って、個人的にはちょっと違和感だったけど。

先日NHKの日曜美術館で取り扱ったのも見てたのもよかった。特に美術的センスのない私は、やっぱり事前の知識があった方が、楽しめる気がする。

ところで、今日の会場ですごく熱心に見ている女の子がいた。小学校1,2年生ぐらい? そもそもこんな所連れてこられたって退屈だろうに……と思っちゃうぐらいの年に見えるんだけど、これが、どの絵でも一番前にいってかじりつくように見てる。

最初後ろ姿だけみてたら、病気か何かで体がメチャメチャ小さい大人なのかと思ったぐらい。でも、顔を見ると確かに子供。

その後も気になってみていたら、なんと小さなノートと鉛筆を持参していて、簡単に模写したり、説明を見て何かをメモしたり。いやはや~恐れ入りました。未来の巨匠かしらね!

帰りにちょっと寄ってみた上野公園。残念ながらサクラはまだ2~3分咲ぐらい。

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夜に備えて場所取りしてる人や、外国人観光客はたくさんいたけどね。見頃はあと1週間ぐらい先かなー。それでもこの週末はすごい人出になるんだろうな。

いやしかし。美術館ってけっこう歩くのよね。かばって歩く分、お尻や足の甲が痛むのはともかくとして、帰り道、怪我した指も痛くなってきた。やばいかもー。やっぱりもうちょっと自重した方がよいのかな。GWに旅行に行くまでにはなんとしても完全復活しなくては。








2017.03.30 | | コメント(0) | トラックバック(0) | おでかけ



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