何年も前から何度も話題にしてる、合成洗剤を使わない洗濯の話。肌にも地球にも優しいナチュラル洗濯ってやつだ。
たぶん一番最初は、当時同居していた娘がアトピーだったので、少しでも痒くならないものを、、ってあたりから、いろいろ情報を集めだして、はまっていった記憶。粉石鹸を使ったり、セスキを使ったり、セラミック入の洗濯ボールを使ったり。(そのヒストリーについては
こちら)
2010年からだから、もうかれこれ8年、洗剤を買ってないことになる。毎日の洗濯は洗濯ボール。洗濯槽の中に入れておけばいいだけで、繰り返し使えるから、洗剤よりずっとラクチン&リーズナブル。ただし、やっぱり洗浄力は落ちるから、汚れ物があるときはセスキ、、さらにシーズン終わりでしばらく着ないものなどを洗うときは、粉石鹸を使ってた。
ところが、ちょっと前に洗剤を買ってしまった。一応、無添加をうたっている「さらさ」にしたのが、せめてものこだわり(笑)。
きっかけは、使っていた洗濯ボールの容器が壊れて中身が出てきちゃったこと。1年とか2年とか耐用年数が来るたびにいろいろなタイプを使っていたけど、直近で使っていたのは、洗濯専花という商品。
そろそろ替え時かなと思ってネットで検索してたら、こんな記事を見つけてしまった。
実験してみたら、多少汚れは落ちるけど、それって実は水だけで洗濯したのとほとんど変わらなかったという衝撃の事実。
最初に買うときはいろいろ調べて、「汚れが落ちた!」という声を見たはずなんだけど、でも実際使っていて、明確なシミはそれだけじゃ落ちないし、白いタオルとか化繊の下着とか、だんだん黒ずんでくるような感じもしてた。合成洗剤のような蛍光剤が入ってないからかなぁと思ってたけど。
でも、こんな記事を読んじゃうと同じものをまた買う気にもなれず、普段はセスキに、汚れものは「さらさ」を使うことも。(粉石鹸は面倒くさくて使わなくなってしまった)
なーんて日々を送っていたら、先日の「ガイアの夜明け」で、「洗濯マグちゃん」なるものを見た(放送の内容は
こちら)。
部品加工の中小企業が、下請けから脱する商品開発をというストーリーで、マグネシウムを加工したクズを利用して作ったというもの。マグネシウムには水質改善効果があり、これを入れて洗濯すると、洗剤なしでも汚れや臭いが取れるだけでなく、洗濯に使った排水を農作物用の水やりに使うと、無農薬でおいしい野菜ができるという夢のような話。
排水の再利用ビジネスについてはまだ途上のようだけど、「洗濯マグちゃん」はすでに大ヒットしているらしい。
さっそく検索してみると、確かに「意識の高い」ナチュラル洗濯派のブロガーさんたちが絶賛しているのをたくさん見つけた。楽天やAmazonでのレビューも上々。案の上「テレビ見て買いました」の人もたくさんいて、注文殺到で大変なことになっているようだ。
改めて、先程の「ぼったくり呼ばわり」記事を読み返してみると、ここでの実験にはこのマグちゃんは使われていない。そもそも、私が今まで使っていたのは、特殊セラミックスとやらで、マグネシウムとは違う。だったら、これ、試してみる価値あるかも?
調べてみると、番組で紹介されていた「洗濯マグちゃん」のほかに同じ会社から「ベビーマグちゃん」「ランドリーマグちゃん」という商品も販売されていた。違いがよくわからないんだけど、容量と形状の違いだけで、中身は同じっぽい。公式サイトじゃよくわからないけど、
こちらのサイトの説明がわかりやすい。洗濯もの3kgで70g、5kgで100gが目安だそうだ。300回使える。
洗剤と併用したい人は容量の少ないこちら。50g入り。
マグちゃんオンリーで使いたいならこちら。容器がテトラ型で溶けやすくなってるらしい。70g入り。ベビーという名前どおり、容器のネットに蛍光剤を使わないとかのこだわりもあるらしい。
一番大容量で、ひとつで使いたいなら、こちらがいいのかな?1つで100g。
単価高いからちょっと考えちゃうけど、洗剤買わないこと考えたら、コスパも悪くないと思う。
買ってみたら、またレポートしまーす。
2018.09.22 |
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洗濯に合成洗剤を使わなくなって、どれぐらいたつのかな……とブログの過去ログを見返すと。
2010年の始めに、『きれいに暮らす簡単石けん生活―洗濯物が真っ白、台所ぴかぴか…シンプル家事のすすめ』という本を読んで影響されて以来らしいから、かれこれ3年。そのときの日記はこちら。
以来、基本はアルカルウォッシュというアルカリ剤を使い、汚れが気になるときは粉せっけんを使ってきた。(詳しくはこちらを参照→アルカリ洗濯)。
そして、最近使い始めたのがこれ。
よくある洗濯ボールみたいなもの? セラミックが中にはいってるらしい。詳しい説明は↑の販売サイトにあるけど(でも私も実はよく分かってない)、要するにこれを入れて洗えば、まったく洗剤を入れなくてオッケーというもの。
これは、画期的だ! だって、洗剤入れなく良いんだもの。となれば、もちろんすすぎ1回のスピードコースですむから時短にもなる。
3500円するけど、これで2年使えるっていうんだから、その間の洗剤代を考えれば十分お釣りがくるはず。
水は汚れないから環境にも優しいし、何よりアトピーの娘にも安心。
気になる汚れオチのほうは、今のところまったく気にならない。もっとも、うちは部活でドロドロに汚れたユニフォームとか、食べこぼしの洋服とかがあるわけじゃないからね。基本、タオルとか普段着とか、どこが汚れてるか分からないけど、一応洗っとくみたいなものが多い。ワイシャツのエリとかは、あらかじめ洗面所で石鹸つけてブラスでこすっておけば大丈夫な感じ。
汚れの少ない洗濯物がおおいおうちは、試してみる価値あると思うよ。
2013.02.25 |
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先日の、IH調理器の工事。IH専用の配線工事が必要となるのだが、その経路を調べるために、換気扇の奥をチェックしていた。そこから壁の奥をつたって配線するらしい。
換気扇、毎年大掃除してるし、フィルタや前面の手が届く範囲はときどき掃除しているから、それほど汚れてないつもりでいたけれど。
工事のおにいさん、よいしょとカバーをとりはずす。「あれ、それってはずれるんですか?」「ああ、知らない人多いみたいですね」。そうかー。外れるなんて知らなかったから、その奥までは掃除したことなかったよ(^^;)。おかげで、その奥はベタベタ。ここに入居してから9年分の汚れだもんね。
そこに手を突っ込んで作業するお兄さん、手がベタベタ。ごめんなさい。。。。
というわけで、あんなに簡単に外れるなら、いい機会だし、次回工事に来るまでにはキレイにしよう!と決心。
今日夫に言ってカバーをはずしてもらう。
こんな風になりまする。
よく、お掃除の実例で、この丸い換気扇本体も洗ってるの見たことあるから、きっとこれも外れるのね。でも、さすがに今回はパス。
で、手の届く範囲をゴシゴシお掃除。マジックリンなどはもちろん使わず!重曹やら、アルカリウォッシュやらをスプレーしてゴシゴシ。とりはずしたカバー、丸洗いするんだけど、ここで思いだしたのが、「とろとろ石けん」なるもの。
以前、石けん生活に目覚めるきっかけになった赤星たみこさんの本で知った「とろとろ石けん」。水に粉石けんを溶かしてドロドロにしたもので洗うと、換気扇の油汚れが簡単に落ちるってやつ。(くわしくはちらをどうぞ)
ぬるま湯500ccに、コップ一杯の粉石けんをいれ混ぜる。ダマになるけど、気にしない。そのまま放置すると、やがてこんな風にゼリー状に。
これをこすりつけると、あら不思議。ドロドロ油がするする落ちる。ちょっとしつこいところは、これをなすりつけてしばらく置いてからこするといいみたい。とりはずしたネジとかフィルターカバーを止めていたマグネットは、水溶液につけ込んでおいたら、簡単にきれいになった!
今回は、旅行準備もしなくちゃいけなくてバタバタしてるので簡単にすませちゃったけど、暮れの大掃除では、本格的にきれいにしてみよう!
赤星さんの本はこちら。
粉石けんは、今使ってるのはこれ。
アルカリウォッシュはこれ。
2010.06.26 |
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最近はまっている石けん洗濯。
なんとなくコツはつかめてきたところで、もう少しいろいろ調べていて、アルカリ洗濯なるものを知った。
石けんの代わりに、セスキ炭酸ソーダや炭酸ソーダ(炭酸塩)といったアルカリ剤を使うというもの。なんだかなじみのない名前だし、普通のスーパーには置いてないんだけど、そこはネットでなら手に入る。
さほど汚れのひどくないものだったら、石けんを使わなくてもこれでお洗濯できるという。石けんだと、お湯を使わなくちゃいけない、先に良く溶かして泡立ててから洗濯物を入れなくちゃいけない、などという制約があるんだけど、アルカリ剤を使う場合には、そんな気遣いは無用。
使用量は、大さじ1ぱい程度と少ない上、すすぎも1回でいいというのだから、時間もお水も節約できる。ついでに手間も。
毎日のお洗濯で、一度着ただけの衣類、数回手を拭いただけのタオルなんかにはこれで十分なんだとか。ただし、洗浄効果はあまり高くないので、ヒドイ汚れのときはこれだけでは無理らしい。
実際、我が家の洗濯モノは、汚れの少ないものばかり。とはいえ、ずーっと前、うっかり洗剤を入れ忘れて洗濯したら、干すときに「なんだかキレイになってないなぁ、、あ、そういえば!」って気がついた経験がある(^^;)。なので、どんなものなのかドキドキしながら洗ってみたけど、特に問題はなさそうだ。なら、こっちの方が楽チンでいいわ。
私が使ってるアルカリ剤はコレ。
500gで315円だから、これならスーパーで特売してる合成洗剤と比べても決して高くない。(正直、粉石けんは使用量が多いので、合成洗剤より高くつく)
取り寄せるのが面倒といえば面倒だけど、最近Amazonは安いものでも送料無料だし!
効果を高めるには、つけ置き洗いを併用するといいらしい。つまり最初にちょっとつけ込んでおいてから洗濯機をスタートさせるということ。血液汚れやえりの汚れなどにもつけ込みが有効なんだって。
ついでに、これは洗濯だけじゃなくて、台所の洗い物や掃除にも使える。重曹のような研磨効果はないけど、油落とし効果はそれ以上らしい。
詳しい説明は、
こちらをどうぞ。
ついでに、このアルカリ剤洗濯を含めて、石けん洗濯について
動画で説明したページを発見。どのぐらい泡をたてればいいのかとか、百聞は一見にしかず、でよくわかるので、今日のある方はどうぞ。
元々は次女のカイカイをなくすために始めたんだけど、なんか、こういうのってハマル人の気持ちがわかるような気がしてきた(笑)。シリーズ化しそうなので、ブログに「石けん」のカテゴリを作っちゃった。また何か発見があったら記録しておく予定~。
2010.04.16 |
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『きれいに暮らす簡単石けん生活―洗濯物が真っ白、台所ぴかぴか…シンプル家事のすすめ』という本に影響されて、石けん洗濯に興味を持った話はこの前書いた通り。
その後、手持ちの合成洗剤がなくなりそうになったのを機会に、洗濯用石けんを購入してみた。最初に買ったのはこれ。
例の赤星さんの本では、石けん洗濯のコツは、「とにかく泡をよくたてること」だった。
そのためには、
・まず洗濯機にお風呂の残り湯を入れ
・石けんを入れて3分攪拌
というプロセスを経てから、洗濯物を入れるべしとあった。
その通りやってみたんだけど。
3分攪拌したときには、おおお!というほどモコモコの泡ができる。
こんな感じ。
のに、洗濯物を入れてお水を足すと、あららら、見事に泡は消えて、ただの白い濁り水になっちゃう。
赤星さんは、「ここで泡が消えてしまったら、液体石けんをいれましょう」とあった。(粉石けんは後からでは溶けにくいため)
そこで、いっしょに買ってあった液体石けんを投入。どうにか泡だった。
その後も、この「泡が立たない問題」はなかなか解決しない。
いろいろ調べてわかったことは。
・洗濯機や衣類に合成洗剤の残りがついていると、それを落とすために石けんを何倍もたくさん入れる必要がある
・洗濯物の量が多いと泡が立ちにくい
ということ。
試しに、袋に書いてある2倍ぐらい入れてみると、確かに泡は消えない。洗濯物が少なめのときも、消えない。
でも、2倍も入れて、ちゃんとすすげるのかなぁと心配になる。
今のところ、特に問題はないようだけど。でも、以前のようにすすぎ1回のスピードコースというわけにはいかないので、すすぎ2回の「標準」モードにしている。うーん、これって水のムダにならないのかなぁ。
その後、石けんがなくなったので、追加購入するときに、同じブランドなんだけど違う製品にしてみた。
レビューで、「泡立ちがよい」とあったとおり、確かに、最初に買ったやつより泡立つ。同じメーカーなのに何が違うのかというと、後に買ったこの「そよかぜ」は、アルカリ剤(炭酸塩)、金巣KKCオン封鎖剤という成分が追加されている。よくわかんないけど、とにかくこちらは、より溶けやすくできているものらしい。
でも、こっちの方が安いのよね~。
で、肝心の汚れ落ちの方は、確かにキレイに落ちている気がする。元々、それほどヒドイ汚れのものはないのでよくわかんないんだけど。柔軟剤を入れなくてもあまりごわごわにならないっていうのも本当かも。匂いは好き好きだけど、私は合成洗剤のきつい匂いは好きじゃないから、こういう素朴な匂いの方がいいかな。気になる人は、仕上げにクエン酸を入れるといいらしい。
というわけで、今のところの感想としては……。
いいところ
エコである。アトピーにもいいかもしれない。泡がモコモコたつのが楽しい(笑)。
悪いところ
コストがかかる。合成洗剤より使用量が多い上、高い。安売りもしてない。
でもまあ、せっかく始めたので、もうちょっと続けてみるつもり。
幸い?この春から長女がいなくなって洗濯物も少し減ったし。(大家族で大量にガンガン洗う人には向かないかも)
もうちょっと極めたら、またレポートします♪
2010.04.05 |
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