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おじいちゃん日記001015と、How was the typhoon?

ここのところ毎週火曜日は、英会話+父の施設行き。


英会話のフリートークは「How was the typhoon?」。自分は大丈夫だったけど、大変だったねぇみたいな模範のやり取りが用意されていて、何か付け加えたければご自由に。

本日参加の6名(2名は旅行中のため休み)はみな被害はなかったとのことだけど、「両親が避難所に避難した」という人がひとりいた。土のうを積んで備えたという人も。英会話ではないけれど、今朝一番で行った頭痛クリニックの待合室で一緒になった人は、横浜に住んでいるんだけど、避難指示が出て、避難するかどうか迷っていたら風雨が強くなったので逃げるのをやめて結局家にいたということ。

自分の家のまわりでは直接爪痕を感じることはなかったけれど、やはりこれだけ身近に直接怖い思いをしたという話を聞いたのは初めての体験だ。

そして、父の施設。たまたま今日も施設長に会ったので「台風どうでした?」と聞いてみた。前にも書いたように川のすぐ近くなので、上から眺めてはどんどん水位が上がってくるのが見えて、スタッフは相当怖い思いをしたらしい。おまけにビルがオンボロだから、雨漏りも結構したみたいで。

もっとも父たちグループホームの入居者たちは、もちろんそんなことは知るよしもなく、いたって普通に穏やかにしていたのが幸いだったと。父に「台風すごかったね」というと、「そうそう」とは言っていたけれど(笑)。

その父、今日はやたらに不機嫌モード炸裂。最初私が何か話かけても適当に「そうそう」というばかりで、全然耳に入ってない感じ。眉間にシワを寄せてイライラしている。そのうち、斜め前に座っていた男性利用者を指差して、「あんたいったい何時になったらやるつもりなんだ!」とか怒ってる。この前も似たようなことがあったけど、今日標的になった方はいくらか分かる人なので、何か責められているということは感じるようで、困ったようにおどおどしている。「すみません、ごめんなさい」と謝っておいたけれど。

スタッフに聞くと、やはり最近こういう日が結構よくあるらしい。朝起きていきなり不機嫌なときもあるけれど、だいたいは周りの人を見ているうちにだんだんイライラしてくるとか。スタッフに対して礼儀正しくするのは変わらないんだけど、「あんたも???しなさい」とか、なんか上から目線でやな感じ。スタッフは気にもしてない風だけど。

そのうち、標的の男性が席を立って自分の部屋に行ってしまった。父のせいというよりは、この人は割といつも自室にいることが多い。目の前から消えたら父のイライラもだいぶ収まったようで、私との会話にも少しは反応してくれるようになり、テレビの台風被害のニュースにも、「おお、これは大変だな。死者50人とか書いてある」など関心を示した。

ところで、この日記にもよく登場していた例の「あらぶる女」が、今日はやたらおとなしくて。スタッフも「こんな日は珍しいよねぇ」と笑ってた。見ると表情がいつもと違ってすごく穏やか。

父にしても「荒ぶる女」にしても、機嫌が良かったり悪かったりするには、何か本人なりの理由があるんだろう。でも、それを察するのはなかなかむずかしい。

父の場合は、よそ行きモードがなくなってもともとの性格が出てきただけ?って気もするところが、ちょっと憂鬱。あんまりいつも機嫌悪くしてると、足が遠のいちゃうよ、お父さん!!!

2019.10.15 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



100歳のお祝い品

そういえば、先月の末に父の施設に行ったときに聞いた話。


施設内にもうすぐ100歳を迎える利用者がいて、そのお祝いに市長がやってくるという。該当者の中から希望者だけの訪問だというから、この方は希望したのね。

それだけでも、へ~と思ったんだけど、もっとびっくりしたのは、総理大臣の名前で表彰状が出て、記念品まで送られるということ。しかも銀杯ですと!!

先日敬老の日に100歳を超えたお年寄りが7万人を超えたというニュースを読んだばかり。その全員に記念品??

そもそも、「長生きリスク」なんて言葉まで生まれて、100歳まで生きることを手放しで「めでたい!」と言えないご時世なのだ。いや、実際父が100歳になったら「何はともあれ、めでたいわ!」と思うんだろうし、そこまで生きるのは立派なことには違いないけど。

ただ、100歳になって「銀杯を贈る」ことにどのぐらいの価値があるのか。そもそも、もらったことを分かってありがたいと思える人の割合はどのぐらいなんだろうか? 理解できて喜べる人でも賞状1枚あれば十分じゃないのかな。

なんたって、高齢者福祉にお金がかかることが喫緊の課題となっている昨今。そんなことに使う予算があったら、もっと違うことに使うべきじゃないのか。

おそらくは、100歳がめでたいと純粋にお祝いできる余裕のあった頃に生まれた制度がそのまま続いていて、簡単にやめられないってことなんだとは思う。

とモヤモヤしていたら、やはり議論の的にはなっていたようで。

2014年の記事
100歳記念の銀杯、「無駄遣い」との指摘受け銀メッキ製に… 高齢者増で地方自治体も続々とお祝いを簡素化

2017年の記事
議論になる100歳のお祝いの銀杯

今はメッキだけど、その前は純銀だったのね!!




2019.10.14 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 介護



おじいちゃん日記001008

今日も英会話教室の帰りに父のところへ。ちょうどおやつの時間でみんな起きてきたけど、何事も起こらずとても静か。私も英会話帰りで疲れていたこともあって、特に何も話さず、ぼーっとテレビを見ていたら眠くなっちゃった。


さすがに今日は日記に何も書くことがないなぁと思っていたら……。1時間ぐらい経ってそろそろ帰ろうかと思っていたところ、父が立ち上がって廊下の方面へ。いつものことなので、特に追いかけもせずそのまま座って待っていたら、何か水の音がする。う。嫌な予感。

すぐそばに洗面所やトイレ、洗濯場があるけれど、そこには確か誰もいないはず。ということは?

そーっと行ってみると、廊下を曲がった角のところの隅に水たまりができている。それを足でなぞっている父。やっちゃったか~と慌ててスタッフを呼んでくる。声をかけられた父は「ここに水がこぼれてて」と言っている。

「あ、ホントですね。大丈夫ですよ。滑るからあっち行きましょうか」と父を誘導した後、雑巾を出してきてお掃除。父が歩いていった後を私がついていって「お手洗いはこっちだよ」と声をかけていれば、こんなことにならなかったのに。どうもすみません。。。。

振り向いた姿を見るとズボンは濡れてない。っていうことはちゃんとズボンおろして「意図的に」立ちションしたわけね。よくそういうことがあるとは聞いていたものの、実際に現場を見ちゃうとやっぱりショックだ。

こんな風になる前の父が今の自分の姿を見たら、さぞかし腹立たしいだろうなぁと思うと切なくなる。「まったく、人間こんな風になったらおしまいだな!」なんて冷たい目を向けていたことだろう。将来自分がどんな風になるかわからないんだから、偉そうにいろいろ言うもんじゃないのだとよく覚えておかなくちゃ。

2019.10.08 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



おじいちゃん日記001001

先日のSさんの死去の件もあって、父の施設での看取りや医療との連携のことが気になっていたところ、たまたま施設の入り口玄関で往診の医療スタッフが帰るところに遭遇。それを見送りに施設長が出てきていたので、ちょっと聞いてみた。


現在父のフロアにいる5人の利用者のうち、父ともうひとりまだ足腰がしっかりしているひとりをのぞいて、3人が往診を利用しているという。そういう人たちは、先日のSさんのようにそのまま施設で看取ってもらうことができる。でも、往診の契約がない人は、やはり救急車を呼ぶことになる。

「最近は病院に運ばれても問答無用に延命措置がされてしまうことはあまりない」のだけれど、問題はすでに事切れていて、救急車を呼んでも病院に運んでもらえないとき。そうなると、警察を呼んで検死、そして解剖ということになってしまうと。「それが一番怖いんですよねぇ」。

もうひとつ気になっていた、何か病気になって積極的な治療はしないまでも、疼痛緩和などで医療行為が必要な場合はどうするのかという話。末期ガンで緩和病棟に入院した母のようなケースだ。母の場合はそもそも身の回りの世話をしてくれる人がいなかったので、自分でやるのが限界になった時点で入院するしかなかった。でも、父のように施設にいればその問題はクリアされる。でも疼痛緩和は医療スタッフじゃないとできない。となるとやはり入院が必要になるのだろうか。

結論からいうと、大体の場合は施設にいるまま往診の先生に疼痛緩和のケアだけをやってもらえるという。実際今も父と違うフロアに末期ガンの方がいて緩和ケアを受けているらしい。

胃ろうやたんの吸引など、一日に何度も処理が必要なケースはむずかしいけれど、点滴で鎮痛剤程度なら、1日1回のケアですむので医療スタッフが来てくれるとのこと。毎日先生が直々に来るとは思えないので、おそらく訪問看護師のような人が来てくれるということなんだろう。

ついでに聞いた話だと、施設で契約している訪問診療の先生は、場所も近いし、何かあれば休みの日や夜間でもすぐ対応してくれているというので、なかなか頼もしい。何より、施設とその先生との間では、おそらくもう何人もの患者さんを看取った経験があるだろうから、信頼関係もありそうだし。

父がいずれどんな最期を迎えるのだろう?って、ときどき考えるんだけど、万が一病院に入院するようになったら、今の施設に入っているより私も大変になるしなぁとちょっと心配していた。今はぴんぴんしてるので予想もつかないけど、できる限りは今の施設でそのまま最期までお世話してもらえそうなことが分かって一安心だ。

さて、この日の父は、午前中スタッフといっしょに皮膚科へ行ってきたとのこと。水虫ができたらしい(笑)。本人はかゆがったりはしてないみたいだけど。1時間ぐらい待たされたけどおとなしく待っていたと。歩いていく途中も「疲れませんか、大丈夫?」と聞くと、「大丈夫、大丈夫、あなたの方こそ疲れてない?って私のこと心配してくれて(笑)」。「今日はすごく優しかったですよ」というのは、最近やっぱりイライラしてることが多かったのかなとちょっと気になったけど。

おやつに出てきたホットケーキをあっという間に完食。食欲もばっちりね!



2019.10.02 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



おじいちゃん日記000924

14時頃訪問。昼食後、ほとんどの人がお昼寝の時間でリビングスペースはひっそり。あれ、父もいない? 「今お昼寝したところ~」というので、またにしようかと思ったけど、「いいの、いいの、大丈夫よ~」と起こしに行ってくれる。


熟睡していたわけではないのか、部屋に入ったら「おお」と反応した。起き上がって靴を履くのを黙って見守るスタッフ。私だったら靴はかせちゃうけど、そうよね、自分でやらせないとダメなのよね。

リビングのいつもの席に座って、テレビを見るともなく見ながら、ただそこにいる。いつものように「何時に出てきた?」「飯は食べたか?」「飯を食っていきなさい」の質問を10回ずつぐらい。「いっつも気にして本当に優しいのねぇ」とスタッフに笑われる。

テレビではキャンプ場で女の子がいなくなったというニュースをやっていた。「行方不明って書いてあるなぁ、7歳か」などと父が珍しく興味を持って見ているので、ざっくり説明すると「そりゃかわいそうに」と理解してるようだ。やっぱり小さい子どものネタには反応するのね。

ところで。実はこの前、お菓子のまちおかに行ったとき、こんなのを見つけて懐かしくて買っちゃった。



画像はアマゾンの10個セットだけど、私が買ったのは単品なので100円ぐらいだったと思う。子供の頃からチョコレートが好きだった私、父とふたりで散歩に行くとよくこれを買ってもらった。まだ幼稚園ぐらいの頃だったと思う。

これを持っていって父に見せたんだけど、予想通りリアクションはなし。覚えてない以前に、食べ物だということを分からせるのに一苦労。でも、ティッシュに出してあげたら、美味しそうに食べてた。ちょうどおやつの時間になってところてんとお箸が出てきたら、このチョコまでお箸でつまんで食べてるし?? 昔からお箸使うのが上手だったけど、今でも手先の機能はさほど衰えていないようだ。

今日はゴキゲンが良かったようで、途中で起きてきた男性利用者(自立歩行もできて、割としっかりしてる人)にも、「これ、どうぞ」とすすめるので、その人の前にティッシュを敷いてチョコをパラパラ。アラ90のおじいさん二人と、50半ばのおばさんの3人でベビーチョコ食べてるって、なんか笑えるけど、平和な光景だ。

スタッフが「今日は午前中も●●さんにやたら親切だったわよねぇ」というので、「この前はイライラしてからんでましたよね」というと(そのときの日記はこちら)、「誰だってそういうときもあるわよ」という。「とにかく、○○さん(父)がいなくなったら本当に私たち困るんだから!」という。あちこちでバタバタしてるときに、「○○さん、ちょっとここ見てて!」というと、本当にずっと見ててくれるからと。うーん、見てるだけで何もできないと思うけど、そこに残された人にしてみれば、誰もいなくなっちゃうよりは、誰かがいるっていうだけでも違うの???

数日前に郵送されてきた毎月のレポートで、最近イライラして他の利用者に声を荒げることがある、というようなことが書いてあったので、あああのときだけじゃないんだ、、とちょっと心配になっていたけど、特に問題児扱いされてるわけじゃなさそうで、よかった。先月は暑かったからかしらね~。



2019.09.25 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



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