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おじいちゃん日記001210 と義父退院の話

11月11日から入院していた義父が昨日12月9日に無事退院した。入院後すぐに危篤状態になったのに、一夜で復活。とはいえ、病院から帰れることはないだろうなと思っていた。(そのときの日記はこちら


ところが、その後も順調に回復し、リハビリを経て4週間後に元気に帰ってきた。退院前日から帰省していた夫が送ってくれた写真には、義父と義母、ふたりとも満面の笑み。しみじみ、よかったねぇと思う。

さて、うちの父。今日も1週間ぶりに訪問。到着したときは、掃除機をかけているスタッフの横でモップを持ってお掃除中(笑)。自宅にいたときは掃除なんて1回もしたことなかったのにね。天国の母が呆れてるかも?

例によってほとんどの人はお昼寝中で静かな共有スペース。父も穏やかだ。今日はテーブルの上に4つ折りにして重ねてある新聞紙が気になるようで、何度も開いてはきちんと揃えて「これは大丈夫だと思うんだ」「この中がなんたら」「多分そういうことだと思う」とか、わけわからないけど、何か盛んに私にいう。「ああ、そうなんだ」「それなら安心だね」など適当に相槌うつのもいつもの通り。

その後、例のAさんが起きてくると、ちょっとそわそわ。ちょっと声を荒げて何か言ったりしていたけど、それほどしつこくするわけでもなかった。

その後、まだ若くてお元気そうなMさんも起きてくる。「こんにちは」と挨拶すると、「あら、ずいぶんお久しぶりですね」と言われる。1週間ぶりではあるけれど、どういう意味なのかな。私の顔はなんとなく覚えていて、スタッフだと思って久しぶり、と言ったのかしら。

そのときAさんがお茶パックにお茶の葉を入れる作業をお手伝いしていたのをみて、いっしょに始めるMさん。さすが、何も説明されなくてもちゃちゃっと進める。何度教えられてもよく分からないAさんに根気よく何度も教えてあげる。「やってるうちにそのうちできるよ」って優しい。

そのうち、もうひとりの車椅子の高齢女性も起きてくる。お手伝いはできなそうだけど、「お茶の葉がいい香りでしょ」とスタッフがいうと、ニコニコして頷いて見ている。

という、なんとも和やかな風景。父もなんとなくそれを見ながら黙って聞いている風だ。うん、いい感じ。このまま平和な日々が戻るといいな。

ところで、今日会った男性利用者のMさん。父より前から入居している人で、自分の足で歩くこともでき、挨拶すれば返してくれるなど比較的元気な人だった。ところが、自室で転んだとかで顔にパックリと傷が。ちょうど訪問で来ていた医師に診てもらうところだった。しかも、なんか急に痩せたような気がする。スタッフに聞くと「そうなんですよ、どんどん痩せちゃって。全然食べないです」とな。あらー、大丈夫かしら。。。ここのところ「旅立ち」が続いただけに不安になる。

もうひとりの男性利用者Oさんは、そもそももっと重症だった人なので、姿が見えないともしかして?なんて思ってしまう。でも、私が帰るちょっと前に起きてきた姿を見られて一安心。

暑かったり寒かったり、気温の変動が激しい季節。どうぞ皆様お元気で~。


2019.12.10 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



おじいちゃん日記001202

到着早々、スタッフから「ちょっと今機嫌悪いです」と耳打ち。あらら、相変わらず~?


リビングには父の他に、父が警戒している例の新入りさん(Aさん)と、もうひとり新顔の女性。今までアラ90が標準だったここの利用者にしては見るからに若くて、せいぜい70代? しゃっきりしているようなので、「はじめまして。いつもお世話になってます」と挨拶がてら「お名前は?」と聞いてみると「Mと申します」とな。おおお!本人から名乗られたなんて初めてだ。

しばらくは3人黙ってシーンとしていたけれど、やがてMさんがAさんに「お風呂入ったら足痛いの治った?」と聞く。耳の遠いAさんに根気よく何度も話しかけるとAさんも、脱がせてくれて、いろいろやってもらったからうんぬんとちゃんと答えている。しばし会話が続くふたり。まさかこの施設でこんな光景を見ようとは(笑)。

やがて、Aさんが「そろそろ部屋に戻ろうかね」というと、Mさんも「そうですね」と、共に立ち上がる。足が不自由で歩行器を使うAさんをMさんが気遣ってサポートしてあげながらそれぞれの部屋に戻っていった。

さて父。「あら、良かったですね、娘さんが来て」とスタッフに声をかけられても「知っとる!」と言ったきり、こっちを見ようともしない。テーブルの上にはおやつとお水が置かれたまま。また「食べない」とダダをこねてハンガーストライキ中らしい。最初は私が何を話しかけても知らんぷりで、横を向いて目もつぶったまま。ときどき舌打ちしたり、首を捻ったり、まさに不機嫌モード炸裂。

もうそんな態度なら、帰っちゃおうかしら、、なんて思っていたけど、AさんとMさんが目の前からいなくなって一人きりになると、そのうち落ち着いてきたらしい。「おやつ食べれば?」と促すと、ムシャムシャ。そのうち機嫌が治って、恒例の「飯はどうするんだ?」が始まって、穏やかな父に戻る。その後はいつものようにテレビを見ながら「わーすごい雨だね」「おおそうだな」的な会話を繰り返す。

そうこうしているうちに、もうひとりの新入りさん(名前はまだ聞いてない)が車椅子で連れられてきた。こちらは90前後と思われる。この方がなかなかおもしろくて、何か「大丈夫?」と聞かれて「ダイジョービ!」と元気に答えたかと思うと、「靴が鳴る」「春の小川」などなどの童謡を朗々と歌い出す。音程もしっかりしてるし、歌詞もちゃんと覚えてる。ほほえましく聞いていると、あら、父もニコニコ顔でそちらをじっと見ている。この人とは相性いいのかしらん。

そのうち、またAさんが戻ってきて廊下ですれ違ったときも、「ほら、こっち通りなさい」と気遣ってあげてる風。Aさんも「ありがとね」と答えて通っていく。ああ、こんな風に穏やかにふれあえるときもあるのね、とちょっと安心。

それにしてもMさん。私が今日見た限りではまるで普通の人だった。グループホームに入っているからには認知症ではあるのだろうけど、明らかにまだ初期状態。そういえば先日施設長から「新しく入る人は介護度の低い人が多いので、活動もレベルアップ?できそうです」と言われてたっけ。あんなにまともそうに見えると、ここで暮らしていて本人はどんな気分なんだろう、なんて心配しちゃうけど。

今日のスタッフの話でも、父は「私たちにはすごく優しいんですよ。いろいろ手伝ってくれるし」という。スタッフを自分の部下だと思っていて、他の利用者さんを自分が監視してるような気分でいるのかしら?と聞いたら、スタッフは苦笑いしてうなづいてた。プロだから、そういうことにしておいて下手に出て「ここちょっと見ておいていただけますか?」なんて言うと父が機嫌が良くなるのをうまく利用してるんだろう。

父より先輩の男性ふたりは共に周りの人にはまったく関心を示さないから、父はヌシの気分なんだ、きっと。男同士でぶつかるとややこしいから、良かったのかな。

そんな感じで、新入り女性さんの登場でフロアの雰囲気も一新されそう。今後人間関係?がどんなふうに展開していくのかな。とにかく平和にお願いしますよ、お父さん!

2019.12.02 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



おじいちゃん日記001120

11月22日は父の91回目の誕生日。当日に行こうと思ってたけど、昨日なら夫もいっしょに行けるというので、付き合ってもらって行ってきた。どうせ本人は当日かどうかなんて分かんないからね。


去年も誕生日の数日前に長女とふたりでケーキとお花を買って行ったっけ。今年はどうしよう? 分かんないなりにも何かそれらしきことをと思って、チーズタルトを3つ買っていって一緒に食べた。ついでに、バースデーカードも持参。少しでも存在感があるように、ボタンを雄すと「ハッピバースデートゥーユー」の音楽が流れるものをチョイス。

行ってみるとちょうど自室で昼寝から起きたところだというので、そのまま自室にテーブルと椅子を持ってきてもらって、3人でケーキを食べる。スタッフが気を利かせて3人分の紅茶も持ってきてくれた。

カードを珍しそうに何度何度もも眺める父。メロディが流れたのはなんとなくわかったかな? 「誕生日だね」といっても「そうそう」という返事で、やっぱりわかってない(笑)。でも、夫もいっしょに行ったことで、「何か特別なことで二人揃って来てくれた」ことは感じたらしく、終始ご機嫌だった。

「ご飯を食べていきなさい」という恒例中の恒例のセリフも、「何にするかな」とか、「何もたいしたことはできないけど」とか「ご飯を炊くか?」とか、史上まれに見る具体的な言葉が出てくる。お愛想で言っているというより、本当に何かもてなしたいという気持ちが強くあったみたいだ。

夫が「お元気そうで何よりです」とか、ちゃんとした言葉で話しかけてくれるのもうれしかったのかもしれない。シャンとしなきゃっていうスイッチが入ったみたいで、一生懸命会話しようとしていた。昼寝あけで機嫌が良かったこと、自室だから、最近のイライラの元である例の利用者さんが目の前にいなかったことが大きいと思うけど、やっぱりたまには違う顔を見るのは刺激になっていいのかもしれない。

「そろそろ帰るね」というと、「そりゃ残念だなぁ」だって。そんな言葉を聞くのは久しぶり。最近は不機嫌だったから、ほとんど無反応でエレベーター前までの見送りもしてくれないことが続いていたのに。

先日メールで相談した施設長さんの話によると、やはり今でも声を荒げて不機嫌になることはあるようだけど、後から「さっきは悪かったな」など謝ったりするらしい。短期記憶は壊滅と思っていたので、ちょっと信じがたいんだけど、「いえいえ、ちゃんと覚えてて反省するんですよー」ですって。

基本的に、お腹が空いてるときなど機嫌が悪くなることが多いみたいって笑ってた。そして、新利用者さんの「だみ声」(しかも耳が遠いのでデカイ)が気に触るようだとも。この日も廊下でその方の声が聞こえてきたら途端に反応してそっちに気を取られてたっけ。こういうのもいつかは慣れてくれるのかな。

今日はもうひとり新しい女性が入っていて、そしてまもなくもうひとりやはり女性が入るという。新入りの方たちはいずれも今までの方より介護度が低いので、全体的な活動がレベルアップ?して、「みんなでできることも増えてくると思います~」って話だった。

お父さんの気に入る女性?が入るといいね(笑)。

ちなみに、こちらは2週間ぐらい前から共有スペースの壁に設けらている飾りつけ。幼稚園みたいでしょ(笑)。ついでに、左の写真上段の足湯させてもらっているのがうちの父。顔隠しちゃってるけど、ご満悦のショット。

IMG20191107141429.jpg


2019.11.21 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 介護



義父が危篤から復活した話

義実家のことは、間接的にしかわからないのであまり書かないのだけれど、記録のために。


義父が入院したという義母からのTELを受けたのは今週月曜日(11/11)。2014年に87歳で初期肺ガンの手術、2018年12月には91歳で動脈瘤と心臓カテーテルの手術を受けた義父。さすがに去年の手術のあとは活動量も落ちたものの、夏ぐらいには結構元気になって、頭もだいぶはっきりしてきたと聞いていた。

ところがちょうどアイスランドに行っている間に義妹から夫にLINEで連絡があり、義父が不調を訴えて夜中に義母を何度も起こすので、これでは義母の方がもたないかも?どうしたもんかねと。旅行中でドキっとしたけど、今すぐどうこうということではなさそうだったのでそのまま旅行は続行。

月曜日の時点では、さほど深刻なものではないものの、義母の負担をへらすためにも入院させてもらったと聞いていた。いずれにしろ低空飛行に入ったということのようなので、今週末にでも夫と私もお見舞いに行く予定にしていた。

それが翌日の火曜日午後に再び義母からTELがあり、容体が急変したという。「延命措置の一歩手前のところまではやります」と言われているという。その日の朝までは普通に話もしていたというのに、そんな急に??? とりあえず夫だけその日の夕方にかけつけることになった。喪服はここにあるから、いざとなったら持ってきてねと言いおくなど、いろいろ覚悟の上で。

到着後すぐに届いた写真では、酸素マスクをつけて苦しそう。その時点では夜遅くに着くことになっている義弟が到着するまで間に合わないかも……などと言っていたらしい。

ところが。その晩7時すぎかな? 意識が戻ってそこから徐々に回復。翌日にはかなり元気になり、出された流動食を「少ないな」なんて言ってたとか。そしてその翌日木曜日にはなんと天ぷら食べてる動画が送られてきた! しっかり座って自分で食べて完食したそうだ。表情もまるで普通。看護師さんに冗談まで言っているというから、恐るべき生命力の92歳(もうすぐ93歳)。

一時はみんな覚悟しただけに、なんともびっくり。とりあえずは良かった良かったということで、安心して夫も金曜夜に帰ってきた。

このまま回復して家に帰れるのか、帰れたとしてももうそれほど長くはないだろうし、義母だけで面倒がみられるのか。現実的な問題は山積みなのだけれどね。

でも入院して翌日に……というのではさすがにみんなうろたえちゃうし、一度リアルに「そのとき」を実感したおかげで、いろいろなことの心構えや準備、兄弟での話し合いなどができたらしいのは良かったのかなと思う。

いやはや、それにしても90過ぎまで生きる人ってやっぱり強いよねと、恐れ入りました!

2019.11.16 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



おじいちゃん日記001114

先日書いたように、新しい入居者さんの存在に苛立つ父。それを見て無駄だと知りつつ、ついダメ出ししてさらに苛立たせてしまうのもアレだから、ちょっと行くのを控えようかなと思っていたけれど、せっかく天気もよくてヒマだったので、行ってみた。


15時すぎにつくと、また父ひとり。他の利用者さんのうち2人は通院、1人はお昼寝中だったようだ。なので最初は平和で、ドクターXの再放送をふたりでぼんやり見る。手術中の大門未知子のアップを見て「すごいな顔、目!」と反応するのをみて、「おお、それは分かるのね」と感心したり。

ところが、30分ぐらいして例の新しく入ってきたAさんが帰ってくると、とたんにソワソワ。何を話しても上の空で目線が彼女から離れないのだ。「もう4時だね、2時間もかかっちゃったね」と言っているのを聞いて「バカ!何を言ってるんだ!」って怒鳴るって、お父さん、それ因縁だよ~。

スタッフも気を利かせて(父を見て苛立つ私に?)、「お茶新しいのいれましょうかね」などと声かけしてくれるが父の厳しい表情は変わらない。

今日は何を見ても聞いても怒らない!と心に決めていったんだけど、結局それ以上のトラブルもなく終わったのでセーフ。聞いた話だと、残りの欠員分も早々に入居が決まっているらしい。ここはデイサービスも行っているので、その通院者で「そろそろ在宅は無理」となって空きを待っているケースも多いとか。新しい人が何人も来ると、Aさんの存在が薄れて落ち着くのか、さらに混乱が増すのか???

それと来年からついにベトナムからの技能実習生がやってくるという。基本、世話をしてくれる人には礼儀正しいはずの父なので、外ヅラの良さを発揮してくれるとよいのだけれど。

2019.11.15 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



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