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社会貢献活動をする人たち

以前ここでも書いたような気がしてたけど、見つからないから書いてないのかな?


実は去る5月8日に、こんな本が出版された。

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先方の意向で「共著」となってるけど、実際は私はインタビューしてまとめた、いわゆるゴーストライターとして書いた本。Amazonでは扱っていないので、興味のある方はこちらからどうぞ)

共同著者の富永さんとは2015年にも『NPOの後継者』という本を出していて、今回はその続編という位置づけになる。

団地の管理組合から始まって、やがては脱サラして地域活動のNPOを設立した富永さん。縁あってそこに集まってきた若者たち第二世代に託すまでの話だった前作に続き、今回はNPOの「経営論」を書きたいというのが当初の希望だった。

寄付金や交付金に頼らずとも自立していける法人となるための経営。豪腕ビジネスマンとしての知見をもとに、過去を振り返りながらどんな工夫や苦労をしてここまで至ったかの持論を繰り広げるという内容となった。

富永さんの願いは、みんながちょっとずつ譲り合って、いいかげん=良き加減に関わりあっていく、「みんながしあわせ」な世界。NPOの中心業務として公園管理に携わってきた経験から、その目指すべき世界の原点は里山の自然の摂理に学ぶところが多いというところから生まれたのが「里山人間主義」という言葉だ。

前作の出版後すぐにインタビューを開始し原稿も書き進めていたのだけれど、いろいろな事情で出版にこぎつけるまでの間がおよそ4年。スピード感命のような方なので、その間もどんどん活動の幅は広がっていく。昨年には「公園経営学校」というeスクールを開講したので、急遽そのために一章追加して出来上がった。日本全国の意思を持った人たちのお手伝いをし始めて、「僕の夢はますます広がる」という感じでこの本は終わっている。

そして、10日の土曜日、その公園経営学校の集い「人と緑のSDGSs」というイベントが開かれるというので、おじゃましてみた。

出展者は、主に公園経営学校の受講者たち。各部屋ごとに活動内容を紹介するプレゼンをしたり、パンフレットを配りながら説明したりと、さしずめ文化祭のような雰囲気だ。出展者以外にも、受講者やその友人という人たちが多数訪れていて、参加者は総勢100名規模になったという。それぞれ、各出展ブースで自分の活動の参考になるような情報交換をしている姿もたくさん見られた。

個人的には社会貢献活動などまるで無縁な私なので、いろいろ説明してくれる内容を、ほー。へーと聞くことしかできなかったけれど。

いやはや、世の中にはいろんなことを一生懸命やっている人がいるんだなぁというのが素直な感想。ほとんどが非営利の活動ながら、自分のやりたいことを見つけて、そのために他人と関わって、夢を広げていく姿はキラキラしていて、とても豊かな人生なんだろうなと思った。実際には、大変なこと、嫌なこともたくさんあるだろうけど、世の中のために役に立ちたいという使命感を持って、それが自分の喜びになるってステキなことだよねぇと。

本の共同著者としては、富永さんが「こんなことをやりたいんだ」と語っていた内容が、開始して1,2年の間にこんな規模にまで広がっているということを嬉しく思う。自分の欲ばかり優先した自堕落な生活を送っている私だけれど、せめてこの本が、富永さんの思いを広げることの一助になっていればよいのだけれど。

2019.08.12 | | コメント(11) | トラックバック(0) | おしごと



カードリーダーなしにe-Taxが可能になった

先日税務署からお知らせが届いたので、e-TaxのID・パスワード登録なるものに行ってきた。


知らなかったんだけど、来年2019年1月から、個人納税者がe-Taxをするときの認証手続きが簡単になるのだという。

e-Taxとは、パソコンからオンラインで確定申告ができるシステム。導入されたのはかなり前だ。調べてもはっきり何年か分からなかったけど、過去の自分の日記によると、2007年に私がデビューした時点で、「数年前から始まった」とあるので、2005年前後?

税務署に行かなくても、自宅から確定申告ができちゃうなんて画期的!なはずだったのに、当時はそのためには住基カードをつくり、電子署名を登録し、そして専用のカードリーダーを買わなくてはいけないという、かなりハードルの高いものだった。しかもその初期登録がかなり大変で。あらためて当時の日記(拍手が18も(笑))を読むと、よくもこんな面倒なことやったと思う。

せっかく登録したものの、住基カードによる電子署名の有効期限が3年間しかなくて、更新の手続きが面倒なので、結局私自身は3年でe-taxから遠ざかっていた。その後確定申告のサイトから提出用紙の入力まではオンラインでできるようになり、それを郵送すればすむようになったこともあって。

その後住基カード自体もうやむやになってしまっていたけれど、e-taxというシステム自体は今も健在のようで、これを今度こそ?本格的に普及させるべく、認証手続きの簡略化ということになったらしい。

で、さっそく今日夫(3年前に個人事業者デビュー)といっしょに税務署に行ってきた。持参するのは本人確認用の免許証のみ。税務署のPC上で住所や電話番号などを入力し、自分で決めた暗証番号を登録。その場で免許証を出して係の人が本人の情報であることを確認すれば、登録が終了。所要時間は5分程度。

これで、来年の確定申告は、今日発行された利用者識別番号と暗証番号でログインすれば、オンラインで作成した提出用紙をそのまま送信して完了するらしい。

10年前のあの苦労はなんだったの。。。という感じ(笑)。

ただ、なんだかな?と思ったのは、登録した暗証番号と識別番号をその場で印刷して持たせてくれたこと。確かに、登録した暗証番号を忘れちゃう人はいるだろうし、親切と言えば親切なんだけど、この紙落としたら、そのまま誰でもログインできちゃうわけで。わざわざ税務署まで本人が出向かなくてはいけない、なんて面倒なシステムにした割には、セキュリティ大丈夫?って感じ。

後日郵送するとか、登録したアドレスにメールするとかならまだしもね。コストの問題かしら~。なんか中途半端な感じ。

あと、どうせだったらマイナンバーカードと連動させるようにすればいいのにねぇ。マイナンバーカードを普及させることより、e-taxの利用率アップで税務署のコストを下げるほうが優先したのかな。担当官庁が違うからとか、そういう問題? と、ブツブツ言いながら帰ってきた。

でも、まあこれでe-taxが簡単にできるようになったのは確かなようなので、皆様もぜひ。


2018.10.24 | | コメント(2) | トラックバック(0) | おしごと



長い文章と短い文章

最近、仕事で書く文章は長いものが多い。5000文字とか、単行本だと10万文字以上。
そんなに長い文章を書くのは大変!というのは、割と誰でも分かってくれると思うけど、短い文章なら楽かというと、簡単にはそうともいいきれない部分もある。

もちろん、長ければ長いほど、中身となる材料がたくさんいるから、調べたり取材したりという時間は当然たくさんかかる。それをどういう風に組み立てるかっていう構成も大事。実際に文章を書く以外の部分に手間がかかるってことだ。

逆に、短い文章の場合、盛り込むべき内容っていうのはそれほど多くないから、そういう下準備の時間はそれほどかからないことも多い。(その分野について根本的な知識が欠けている場合は別)

その代わり、使う言葉とか、リズムとかにものすごく気を遣う。それは短くなればなるほど。

その最たるものがキャッチコピー。ほんの10文字ぐらい、サラッと適当に書けちゃいそうだけど、そこに言いたいこと、伝えたいこと、イメージを凝縮しなくちゃいけないから、ピタっとハマルものを探すのって意外に大変。形容詞ひとつとっても「美しい」のか「きれい」「ビューティーフル」その他、使う言葉ひとつでイメージが全然違ってくるから。そして、クライアントや編集者の好みもあるし。

その文章なり製品なりが一番伝えたいイメージは何なのか。ターゲットはどんな人で、その世代や性別に一番刺さるワードは何なのか。

Webや雑誌みたいに「流し読み」されることが基本の場合は、タイトルや小見出しも似たような苦労がある。そこで目をひいてもらわないと、いくら本文でイイコトかいても読んでもらえないから。

しかも、1つのページの中に、いくつもキャッチコピーや小見出しを造らなくちゃいけないときなんて、かぶらないようにするのも大変。

たとえば、スイーツのお店の特集ページがあったとする。同じようなエリアの同じようなメニューのお店のキャッチをどう書き分けるか。

読む人にしてみれば、こんなの深く考えないで適当にサクサク書いてるんだろうなと思われるだろうけど、結構苦労してるんですよと。

なんでこんなことを書く気になったかというと、今日、久しぶりにすごく短い文章を書いて、「一つひとつの単語選び」に気を遣うっていうのが、久しぶりだなぁと懐かしく思いだしたから。

昔雑誌が中心だった頃は、文字数の制約も厳しかったから、そこにおさまる文字数でピッタリの言葉を探すって、もうパズルみたいな世界だったっけ。

その点長い文章は、書いても書いても終わらないし大変なんだけど、長々説明できる分、そこまで「単語一つ」にこだわることってしてなかったなって。文字数もかなりざっくりだし。

そういう意味で、久々に頭の体操をした気分(笑)。


2015.10.16 | | コメント(2) | トラックバック(0) | おしごと



本のつくり方、売れ方

先日紹介した、NPO理事長の本。



出版後、理事長さんの元に寄せられる感想メールをときどき転送してくれるのだけれど、なかなか好評らしい。

テーマが限定されている地味な本なので、もちろんベストセラーになるわけではない。感想を書いてる人も、もともとこういう活動に関心があったり、理事長さん自身と接点があったりした人のようではあるものの、関心を持ってる人に面白かった、よかったと言ってもらえるというのは、本望というか。

今回の本は、理事長さんという強烈な個性を持つ人がいて、彼のこれまでの活動の内容、それを分析したり説明したりする能力、そして出した本を広く宣伝できるネットワークというのが大きな武器になっている。私は、それを文章という形にしただけ。

そのあたりの役割分担について、今日のちきりんさんのブログが分かりやすく説明していた。

本に必要な4要素のアンバンドリング

本が売れるために必要なのは、コンテンツ、文章力、企画編集力、販売力の4つ。著者本人がこれを全部持ち合わせている必要はもちろんなくて、特に強力なコンテンツを持ってる人であれば、あとの部分はプロに任せてしまえばよしと。それが芸能人とかアスリートとか本人自体に知名度があれば、販売力も加わるから鬼に金棒。

逆に4つの要素をバランスよく、まあまあ持ってる程度だと厳しいよと。文章力や編集力はそこそこあるけど、自分自身にはたいした体験もなく、つまりコンテンツがないのなら、コンテンツを持ってる人に取材して本にすればいいと。私みたいな職業ライターはこのカテゴリに入るのかな。

コンテンツも文章力、編集力もないけど、ネットワークがある人(フォロワーがたくさんいるとか)なら、販売力以外の部分を全部外部調達しちゃう手もある。

ごもっともな意見だけど、それを明快に解説して納得させるところは、さすがちきりんさんだわね。

理事長さんの場合は、ご本人がコンテンツと販売力を持っていた。だから他の部分を補うべく、私というライターを使ったわけだ。以前にも同じ手法で2冊の本を出した実績があり、自らの影響力、販売力を駆使してそこそこの数を売っている。だから、今回も出版社は二つ返事で出版を引き受けてくれた。そして、そのからくりと本人自体がよく分かっている。

そんな経緯でできた本なので、出版社には最後の段階でちょっとアドバイスをもらったのと、装丁や印刷、販売という仕上げをやってもらった。タイトルは私と理事長さんと出版社の担当者と3人で知恵を出し合って決めた。すべての取材や執筆を終えた時点からの合流にもかかわらず、出版社の担当者は私たちの思いをくみ取って、装丁などもうまくやってくれたと思う。

本を出したり何かを書いたりするときはいつも思う事だけど、私としては、読んだ人のひとりでも多くの人に、何かの気づきやパワーや元気や、そういうプラスの作用があるといいな。


2015.06.02 | | コメント(2) | トラックバック(0) | おしごと



本が出ました!

ちょっと前に書きかけて下書きフォルダに入れてあったまま、すっかり忘れてた。FBでは告知したのですが。

去年の秋口から冬にかけて取材、執筆した本が出版されたので、お知らせ。



知り合いの編集者を通じて、とあるNPO法人の理事長さんからお話をいただいたのが昨年の夏の終わり頃。9月、10月とお話を聞きに通ってまとめたのがこの本。

本文は理事長さんの一人称として書いているので、本来私の名前は出さないつもりだったのだけれど、「第三者として関わった私の目線であとがきを書いて欲しい」という理事長さんの希望で、必然的にライターがまとめたということを明かす形になったため、出版社の判断で共著の扱いになった模様。

ただ、基本的にここに書かれていることは、すべて理事長さんや他の職員など、この本に登場する人物から直接聞いた話を元にまとめたもので、私はあくまで文章として構成しただけ、ということ。まあ、イタコみたいなもんですな。世の中にはこういう本がたくさんあるわけで。

この理事長さんは、自治会的な仕事をきっかけに地域活動を行うようになり、ついには外資系企業の営業マンとしての職を投げ打ち、40代でNPOを設立してしまったという方。弱者を見つめる優しい目とビジネスマンとしてのシビアな考えで、このNPO法人を成功に導いてきた。その筋では結構有名なようで、日本各地の講演会などでも引っ張りだこのようだ。(話も面白くて上手なので)

その活動を続けてくる中で、意図せずに面倒を見ることになった数人の若者たち。最近は若者のNPOというと、いわゆる意識高い系のアグレッシブな人たちも多いようだが、彼らはちょっと違う。本の中の言葉を借りれば「効率優先のビジネスの世界に違和感を感じる」心優しい若者たち。

そんな彼らが、ある人はたまたま、ある人は理事長の活動に憧れて、集まってきた。それを「困ったことになったなぁ」と思いながらも、時に厳しく叱咤し、時に温かく包み込みながら育ててきた軌跡を綴ったのがこの本の内容だ。

理事長さんの強い個性で知られてきたこのNPOだが、「その後の世代が立派に育っていることを世の中に示したい」というのが、この本を出版する狙い。

なので、この本を読んだ人が、このNPOの将来に可能性を感じてくれれば、まずは成功。同時に、同じような組織で後継者を育成するためのひとつの事例として提示できればという願いもある。

私の個人的な感想とすれば、この本を作るにあたって、私からいろいろなことを突っ込まれて、昔のことを振り返ったり考えさせられた経験が、そして、一冊の本としてまとまった自分たちの歩いてきた道のりを改めて客観視することが、彼らの自信になり、さらに飛躍するきっかけになってくれればいいなと思う。

興味のある方は、ぜひ手にとって見て下さい。





2015.05.16 | | コメント(2) | トラックバック(0) | おしごと



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