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ブルージュに着いたよ

最初の訪問地である、ベルギーのブルージュという街にいます。
運河のあるきれいな街。観光客もそれほど多くなくてのんびりしたいいところ。


そして、ベルギーと言えば、チョコにワッフルにビールとおいしいものばかり。最近増える一方の体重が気にはなるけど、ダイエットは明日から~ならぬ、帰ってから~ということで(^O^)。
ちなみに、今日歩いた歩数は21474!
しょっぱなからプチトラブルはあれど、今の所すべてケガの功名というか、結果オーライな展開。明日は二番目の街アントワープに行く予定。

2016.08.31 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 2016フランス・オランダ・ベルギー旅行



行ってきます!

出発が1日早まったせいもあってバタバタしてたので、ブログ更新できずにいるうちに成田に到着。
空港にはパラリンピックの選手?関係者?と思しき人たちがいた。残念ながら選手の顔見ても誰もわからないけど、内村くんとかが来てたあの赤と白のサクラのジャージを目の前てみたよ。手前に写ってる集団はちがうけど。真ん中の緑の看板?に「がんばれ日本代表」って書いてある。テレビカメラもチラホラ。

今日は一路ブリュッセルへ。行ってきます!

2016.08.29 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 未分類



災い転じて?

一時期はどうなることかと思ったフランス・ベルギー旅行。おかげさまで無事行けそう!と喜んだのもつかの間。


あれあれあれ、、台風が不穏な動き。西に行っちゃうと思った台風10号が、パワーアップして、おまけにまさかのUターンとな?? 予想によると30日ごろ関東に接近するかもという。

えええええ。出発30日なんですが! 飛行機飛ばなかったらどうしよう? ANAのブリュッセル便は1日1本なので、振り替えるとしたら翌日。この時点でチェックした限りでは翌日便も空きはあるようだけど、キャンセルが決まったら早い物勝ちになるからどう転ぶか分からない。

先日の次女の例から行っても、直前まで飛ぶか飛ばないか分からないというのもシンドイ。とりあえず空港に行ってみて、、と行っても成田遠いからねぇ。そもそも成田までの足も時間通りに行くかどうか。

と、ドギマギ、イライラしてるぐらいだったら、予定変更しちゃう?

ということで、前日の29日に予約を変更してもらった。全部の日程をずらすのは面倒なので、最初の訪問地ブルージュに1日早く入って1日長くいることにした。なので、その他の移動などで生じるデメリットはなし。のはず。

こういうとき、マイルで取った特典旅行というのはありがたい。有償で買った格安航空券だと、欠航時の振替はあっても、こんな風に事前の変更はできない(もしくは手数料がかかる)。でも、マイルのチケットはけっこう直前まで無料で変更できるのだ。(日時の変更のみ。区間の変更は不可)

しかも、思わぬラッキーなことも。航空会社のルールとして第一区間の便の日時を変更する場合は、すべての諸費用が再計算となる。このチケット、元はといえば昨年の秋に予約したもの。当時は燃油サーチャージもかかってたし、円のレートも悪かった。なので、今の時点で再計算すると、サーチャージはゼロになり、外国の空港でかかる空港税などの円換算が有利になる分、払い戻される。

オペレーターの計算によると、2人分で3万2520円戻ってくるんだって!

再発券による払い戻しは、実は今年の2月にも一度していて、そのときも9110円×2=1万8220円返却されている。なので、最初の予約時から比べると、5万円以上も得をしたことになる!

1日行程が伸びると、その分経費もかかるわけだけど、幸いホテルはポイント利用なので無料。食事や観光でそんなにはかからないだろうから、差し引きはプラスなはず。その分、どっかでちょっと高級レストランでも行っちゃいましょうか!



2016.08.26 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016フランス・オランダ・ベルギー旅行



誕生日2016

昨日は?回目の誕生日だった。


本当は先週の日曜日に家族でお祝いしてもらう予定で娘たちに日程を空けておいてもらっていたのだけれど、急遽母の退院祝いを入れちゃったので、誕生日祝いは延期。姉は、ケーキでも買って、みんなで私のお祝いもしてくれようと考えてくれたみたいだったけど、場所が実家じゃなくて外のお店になっちゃったので、辞退しておいた。

娘たちとはまた9月になってリスケということにして、誕生日当日の昨日は、近所にできたビストロでひっそりとお祝いをしてもらった。

元々うちがここに越してきた頃は韓国料理屋さんだったこのお店、その後立ち飲み屋さんに変わってたのが、数ヶ月ほど前にまた入れ替わって、今度は和ビストロ。できる前から気になっていて、二度ほどフラっと寄ってみたけど「予約でいっぱい」とのことで入れなかった。狭いお店だし、土曜日だったし、仕方ないねとあきらめて密かにリベンジを狙っていた。今回は平日だしと思ったけど一応前日に予約を入れておいた。

行ってみると、6時という早い時間にもかかわらず、満席。私たちがいる間、「満席なのでごめんなさい」と断られていたお客さんが3,4組はいた。「人気ですねー」というと、「まだできたばかりなので、新鮮なんじゃないでしょうか」なんて謙遜してたけど。

和ビストロというだけあって、食器は全部和食器。お肉とかも全部一口サイズに切ってあってお箸で食べる。この日は4000円のコースを食べたんだけど、前菜からメインまで、お野菜が中心のヘルシーなラインナップ。そのお野菜も聞いたことのない珍しいものが多くて、こだわりを感じる。

ビックリするほどおいしい!というわけではないけれど、どれも素材の風味や食感を活かした優しい味付けでほっこりするお料理だった。

IMG_7499-COLLAGE.jpg 

願わくは、せっかく近くなので予約などしなくても入れるとういれしいけど、ある程度は繁盛してないとつぶれちゃうのも寂しいし。「新規開店」のほとぼりが冷めた頃にまた行ってみよう♪


2016.08.25 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 日々のできごと



リオ五輪雑感

終わっちゃったね、オリンピック。


今回は最初は全然関心がなくて、開会式も見なかった(忘れてた)んだけど、NHKっ子ゆえ、朝ドラの後とか、ニュース7の後とか、いつも見ている番組のすぐ後に五輪番組があったせいで、なんとなく巻き込まれていった感じ。(民放は一回も見てないや。わーわーうるさいイメージだし)

実際に生で見たのは朝10時台にやってた水泳とか400mリレーぐらいのもので、そのためにわざわざ起きていたりはしなかったから、全然寝不足にはならなかったけど。

あ。1回だけ。錦織の3位決定戦のとき、たまたま実家に泊まりに行っていて、なんか眠れないなぁ~と思ってたら、夜中にトイレに行った父が自室でテレビをつけるもんだから、どうせうるさいならいっしょに見ようかと父の部屋にいってちょっとだけ見た。第3セットになった時点で眠いから寝ちゃったけど。父は最後まで見てたらしい。(ボケたと思ってたけど、ちゃんとわかるんだとちょっと安心(笑))

個人的に嬉しかったのは、男子の体操かな。特に内村の個人総合、最後の逆転は(結果を知ってみてても)痺れた。フィギュア好きな私は、ああいう採点競技系が好みなのかも。柔道とかレスリングとか、相手をやっつける競技は全然興味がわかない。

やっぱり、元々知ってた人が出る競技っていうのは、結果が良くても悪くても感動するのね。名前も知らなかった人がいきなり金メダルと言われても、あ~よかったねで終わっちゃうけど。今回もメダル多かった分、金メダルとっても名前も覚えてもらえない人たくさんいるんだろうな。

その点、結果よりも話題になったのは、愛ちゃんかしら。

愛ちゃんって、小さいときからすごく有名な割には、ずっと日本一だったわけでもないけど(調べたら全日本で優勝してるのは2012年と2013年の2回だけ)、人気は別格っていうところは、ちょっと浅田真央ちゃんに通じるかもと、スケオタおばさんは思いました。結果はともかく、「愛ちゃんが泣いてれば悲しくなっちゃうし、笑ってくれれば、もうそれでいいや」って感じ。笑うとかわいいていうのも同じね。みんな小さいときからよく知ってるからね。まさに国民の娘。「泣き虫愛ちゃんが、こんな大人になって(涙)」って。

でも卓球界をここまでメジャーにしたのは紛れもなく愛ちゃんの功績。男子も女子も今の強い選手たちはみんな愛ちゃんみたいになりたくてがんばったんだろうし。(吉田沙保里もしかり) 「メダルを取ると取らないとでは大違いなのは痛いほど分かってたので」って、ほんとメダルとれてよかった。本当は個人でも取らせてあげたかったけど(かすみちゃんも)。

閉会式は録画だけしてあるから、あとで早送りしながら見ようかな♪

さて、4年後はいよいよ東京五輪。ダンナと話してて、せっかくだから何か見に行こうか、何がいい?なんて気の早い相談(笑)。メダルとれそうな人気種目はどうせ競争率もチケットも高そうだから、いっそ、五輪でしか見ないようなすごーくマイナーな競技にフォーカスするのも楽しいかもね、なんて。あらかじめ、情報調べて、「ストーリー」を知っておけば、それはそれで楽しめそう。

本音を言うと、その前、2年後の平昌にフィギュア見に行きたいけどね~。




2016.08.23 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事ネタから



台風な一日

今年は全然台風来ないね~と思ってたら、いきなり3つも。普段はニュース見ながら「大変ねえ」と他人事で終わる自由業な私。なんと今日は取材の予定が(涙)。


13時からのアポなので、普通なら11時過ぎに出ればOKなのだけれど、電車が動いてるうちにと9時20分ごろ家を出た。駅に着いた時点では普通に動いててほっとしたのもつかの間。途中で、倒木のため電車がストップ。1時間弱待ったかなぁ。座れてたのでまだよかったけど、トイレに行きたくなってきた。駅で止まってるから行けばいいんだけど、ここからまだ大分かかりそうなのに席を取られちゃうのは嫌だ。がまん、がまん。

結局、普段な55分ぐらいのところを2時間半かけてようやっと新宿に到着。乗り換えついでにトイレに飛び込む。スッキリしてJRの改札を通り山手線のホームに降りたところで、傘を持ってないことに気がついた。あーん、トイレに置いてきちゃったんだ。駅員さんに言って改札を通してもらい戻ってみると、あった、あった。ああ、よかった、気がついて。

その後山手線、メトロは普通に動いてたので、どうにか時間までには現地に着くことができて一安心。

小田急線が止まっちゃったときは、「こんな非常時だし、もしこのまま動かなくて遅れても許されるかな」なんて思ってたけど、今日の取材相手の教授は「遅刻は絶対許さない主義」ということが判明。もちろん、学生に対しての話として出てきたのだけれど、「電車が遅れたなんて、言い訳にならないですよね。今日みたいな日だって早く出ればいいわけだし」とか言ってる(^^;)。余裕で間に合ってたからよかったけど、もし遅れてたら、心証かなり悪かったのかも。あぶない、あぶない。

帰りは山手線が止まっちゃうし(ニュースでやってた、原宿駅の倒木です)、ほんと、疲労困憊な一日だった。

ところで、次女は今日から夏休みをとって石垣島にバカンスの予定だった。昨日あたりから、「飛行機飛ばないかもよ」と言っていたけど、今朝のニュースでは「国内便はほぼすべて欠航」と言っている。ああ、可哀想にとネットで運航情報を見ると、あら!次女の乗る便は欠航になってない。

予定通り空港へ向かった次女、リムジンバスはなんとひとりで貸し切り状態だったそうな。

とりあえず、次女にURLを送り、マメにチェックするように、もし欠航になって変更するなら少しでも早く動けるように、どうするかお友だちと打ち合わせしておくべしなどとアドバイス。

でも、結局、飛んだ。30分遅れたけど。なんという奇跡。幸運。ほとんど欠航だから、手荷物検査もガーラガラだったって。夕方には青い海をバックにゴキゲンの写真が届いた。よかったねぇ。

そんなわけで、大騒ぎではあったけど、母も子も、台風の中でも無事予定を遂行できた!というメデタイ報告でした。




2016.08.22 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のできごと



とりあえず、一件落着。

今日は、わが家の4人に姉も加わり、母の退院祝いをした。


最初は実家でと思ったけれど、お寿司など取るにしても母が「何かしなければ」とそわそわするみたいなので、外食をすることに。

この猛暑の中、老人を池袋まで出てこさせるわけにもいかず、自宅付近で場所探し。合計7人となると車には一度に乗れないので、電車+徒歩でアクセスできるところ……という条件で見つけたのが、自宅の最寄り駅からは数駅離れた駅から徒歩4分の和風懐石のお店。ホテルの中なので駐車場も問題なさそう。実家からは車で30分程度だ。

朝、自宅を出てまずは実家へ行き父と母を拾いお店へ。電車で来た娘たちとバッタリ会って、定刻通りに会食開始。

大した料理ではなかったけれど、まあ一応それらしきお膳を囲んで、個室だったし、落ち着いて話ができてよかったかな。

病院で4kg太ったという(退院のときは3kgと言っていたけど、帰宅して計ったら4kgだったそうだ)母は相変わらず超元気。確か味覚は「3段階の1ぐらい」と言っていたはずだけど、「この天ぷらおいいしいわ」とか、もりもり食べてた。

お会計を持つと言い張る父をなだめて、食費はうちと姉とで折半。秋の父の誕生日には、2人の米寿のお祝いを兼ねて、母がみんなにごちそうしてくれるそうだ(笑)。

ということで、春からバタバタと続いた母の入院騒ぎも一段落。この先のことは分からないけど、とりあえず1カ月程度は何ごともないはずなので、予定通りフランスには行けそうだ。ありがたや。。今思うと、退院してMRIの検査を受ける(そこでおそらくガンが取り切れてないことが判明する)前の小休止のような期間という絶妙のタイミング。神様、本当にありがとう!

父の誕生日は11月23日。そのときも、あいかわらずみんな元気でいられますように!


2016.08.21 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 母の入院



延命治療と本人の意思

読売新聞の医療記事オンラインサイトヨミドクターにあった記事。


【延命治療】“人として生きる”イメージは人それぞれ

緩和ケアの経験のある看護師が、100歳で亡くなった自身の義父の終末医療について、早くに「本人の意思」を確認した方がいいと進言したものの、息子である夫からは「最期の過ごし方を確認するなんて、そんな酷なことはしたくない」と拒否され、結局話を聞けないままに終わってしまったという話。

最終段階に入って「決断」が必要になったとき、すでに本人に意思を確認できる状態ではなかった。家族の間で意見が分かれるも、幸い?そのまますぐに亡くなってしまったのだけれど。本人はどうして欲しかったのだろう?と、問題を投げかけている。

でも、いつも思うんだけど、「本人の意思」と言っても、本人だって分からない部分も大きいと思う。「いつか」起こることとして頭で考えてるときと、「その場」になって感じることとは違うかもしれない。

そりゃ、もう治る見込みもなく、意思疎通もできない、自分で何もできない状態になってまで、ベッドの上で長生きなんてしたくない、というのは誰もが思うこと。

でも、そういう姿を想像して「延命治療は受けたくない」と思っていた人でも、いざその場になったら、「やっぱり死にたくない!」とか思うかもしれない。実際そういうケースもあると言うし。

ということは、「リビングウィル」とかで明文化したものが残っていても、今そのときその人がどう思ってるかは分からないってことになる。

こういうのは正解のない話で、ケースバイケースで当事者が考えるしかないとは思うのだけれど、最近思うのは、結局「残る人の気持ち」次第なのかなと。

もちろん、命は患者本人のものだし、その人が一番いいようにしてあげるのが当然なんだけど、それがハッキリ分からないのだったら、「見送る人が後悔しないように」っていうのも大きいんだろうと思う。残る人の「都合のいいように」という意味ではなくて、どうしてあげれば後悔しないのか。

こう言っちゃなんだけど、死ぬ人は死んだら終わり。でも残された人はその後も人生が続く。残された家族が後々嫌な想いをしなくていいような死に方をしたいなと、私は思う。

自分の意思を伝えるとしたら、痛い、苦しいのは嫌というぐらいかな。その場で自分がどう感じるか分からないから、「こうしてほしい」とは決められない。後は家族にお任せしてもいい。願わくば、家族の決めたことなら、それが私にとって一番いいことなんだと思えるような信頼関係を、普段から持っておくことが理想なのかなとも思う。

だから、たぶん私よりも先に逝くはずの両親についても、どう思ってるのかハッキリ聞くことよりも、「たぶんこうだろうな」って察しが付くように、普段から気持ち的に寄り添ってあげることの方が大事なようにも思う。

なんて、まだ想像でしかないうちに考えることと、その場を体験してみたのとでは、また考え方も変わるかもしれないけどね。今はそう思うということで。





2016.08.20 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のできごと



読書録:『マチネの終わりに』


国際的に活躍する天才ギタリストと、フランスの通信社の記者である女性との、大人の恋愛ストーリー。

出会いのときからお互いを特別な存在として意識しあうものの、いろいろな事情ですれ違いを重ねるふたり。あらすじだけ書き出しちゃうと、まるで映画やドラマみたいな展開で安っぽい話になっちゃいそうだけど、そこはさすがに芥川賞作家、音楽の世界とか国際情勢の話なんかも織り込まれていて、お上品なラブストーリーに仕上げている、という感じ。

正直、恋愛の行方についてはあまり感動はなかったかな。ただ、相手の生き方とかいろいろなことを考えて、揺れて、でも感情だけでは突っ走れないという、大人ならではの心情はしみじみとする。

ふたりの会話がちょっと高尚すぎて鼻につくところはあるものの、村上春樹ほどじゃないし、文章はすごく読みやすかったと思う。気楽に何か恋愛物を読みたいときにはよいかも。


2016.08.19 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



読書録:『平穏死を受け入れるレッスン』


無理な延命治療をやめて、自然に枯れるような「平穏死」を受け入れようという本。

著者は特別養護老人ホームに勤める医師。実際に遭遇した自然に穏やかに死んで行く事例を読んでいると、こういう死に方が理想的と思ってしまうけれど。

人間は誰しも、自分は延命治療をしてまで生き延びたいと思っていないのに、自分の家族となると……という現実がある。本人からも延命治療はしないでと言われていても、いざ、その場になると「できることはしてください」と言ってしまう。それは多分、後から後悔したくない、死へのあきらめを先延ばしにしたいという気持ちがあるんだと思う。家族間での温度差も。

うちの両親もアラ90。いずれそういう選択が迫られる日も近いかもしれないと覚悟してる。私はこの手の本をよく読んでいるので、できるだけ無駄な延命治療はしたくないと思っているけど、姉はどうなんだろう。こういう本とかテレビとか見るタイプじゃないし、情に流されるタイプだし、「そんなかわいそうなことできない!」とか言われたら……。

医者の説明の仕方によるところも多いんだろうなと思う。

著者も、今でこそこういう主張をしているけれど、ここに至るまでにはいろいろあったようで。若い頃は大きな病院で「血気盛んな医師」だったのが、ある病院内のもめ事に巻き込まれて裁判を起こすことになり、苦節10年の後敗訴して退職。その後、現職を選んだのだという。

「外科医療の最先端で、患者さんのピンチを救い、いのちの危機を救うことこそ医療だと思ってきた私が、10年の苦節を経て、老衰には、もうひとつ別の医師の役割が求められていると考えるようになったのです」

自称「座敷牢の日々」を経ていろいろ考えた転職。本人が年齢を重ねたこともあるのかもしれない。

何が名医なのか。手術が上手、知識が豊富、見立てが確か……いろいろあるけど、患者や家族の気持ちまで考えて、十分にコミュニケーションをとってくれる医者に当たるのは、なかなかむずかしいかもね。


2016.08.18 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



ついに母退院

昨日、ようやっと母が退院。

その日の午前中で放射線治療が終わるので、お昼過ぎならいつでもOKということで車で迎えに行った。

1カ月半もの長期入院だったので、荷物がたくさん。とても電車とタクシーでなんか帰れなかった。「●●さんが会社辞めててよかったわ~」って、ほんとだね。

結局入院中はずっと元気で、最後まで病院食を完食し、3kgも太っちゃったそうだ。運動不足とはいえ、病院食だけでそんなに太るものなのか?!

そんな姿を見ていると、このまま病気も退散しちゃうんじゃないかという気がしてくる。

看護師さんやら、入院仲間やらに嬉しそうに挨拶して歩く母。見た目まったくピンピンしてるので、きっと「あのおばあさん、なんで入院してるんだろう?」って怪しまれていたのでは。看護師さんからは、「ずいぶんボランティアしてもらって助かったわ~」と言われたとか。まわりの動けないおばあさんたち(といっても母が一番年上)の分の配膳とか手伝ってあげてたらしい。患者さんのひとりには「大主(おおぬし)さん」と呼ばれたし(笑)。

終始ゴキゲンだったのに、車が実家に近づいてくると、「ああ、なんだか気が重くなってきたわ」だって。父が待ってるからね~。。。

とりあえず昨日は、うちのダンナもいたし、顔を見るなりケンカ!ってことはなかったけど、きっと今頃はまたバトル始めてるんだろうなぁ。父も、私や姉には遠慮して我慢してたこともいっぱいあっただろうし、きっと母の顔見たらワガママ言いたくなるに違いない。(お泊まり保育から帰って来た幼稚園児が、家でワガママ三昧するのと同じ?)

まあ、ふたりにとってはそれが日常なんだからしょうがないけど、できるだけ平和に暮らしてほしいもんだ。




2016.08.17 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 母の入院



夫婦別々で実家に帰省

この週末、夫が群馬の実家に一泊二日でお墓参りに帰る間、私は埼玉の自分の実家に一泊してきた。こんなパターンは、結婚以来初めてだ。


火曜日には母が退院するんだけど、実家に泊まり込んで父の世話をしてくれている姉がだいぶ煮詰まっているようす。代わってあげようと思ったのだのだが、姉は「あともうちょっとだから最後までいる」と言う。それでも、姉も会いたそうにしているし、ゆっくり話すいい機会かなと思い、3人で週末を過ごしてきた。

日曜日のお昼頃実家に着くと、姉は外出中。毎週恒例の息抜きで朝早く家を出て、自分の自宅に戻ったり映画を見たりするらしい。急いでお昼を用意して父とふたりで食べる。

午後は、父が自分の部屋にひっこんで静かだなと思ったら寝息が聞こえてきた。ほっとして、私はしばし読書タイム。「おとなしく寝ててくれて一息つく」って、まるで赤ん坊を育てていた頃のようだ。(ちゃんと息をしてるか確認したくなるのも同じ)

夕飯の支度をしたところで姉が帰ってきたので、持参したワインを開けて3人で退院の前祝い。料理の苦手な姉は、「久しぶりにおいしいもの食べられる~」とゴキゲン。「お父さんも、おいしいものならちゃんと食べるのね」って自虐的に言ってたけど、普段何を食べさせているんだろう(苦笑)。

その後、久しぶりに姉とふたりで話をした。まあそれほど真剣な話ではなく、テレビの話とか、父や母の愚痴とか。

結婚歴のない姉は、私が結婚してからずっと一人暮らし。元々個性的な人だけど、何十年もずっと自分のことだけ考えてればいい生活をしてきた人が、夜だけとはいえ、3週間以上も父と暮らすのはかなりのストレスだろう。世の中の主婦やお母さんは当たり前に経験してる、家族の都合に振り回されるなんてこともない生活をしてきたわけだし。そのあたりで、父のボケ対策以前に、いちいち「ありえない!」ってキレてるポイントが多いみたいだ。しかも、相手は長年なんでも人がやってくれると思ってきた人。最悪の組み合わせだね(^^;)。姉も父もワガママで、人の言うこと聞かないところはすごくよく似てるし。

まあ、そうじゃなくても、あの父と(性格的にもボケという意味でも)ふたりっきりで何日も過ごすなんて、私だってぞっとするわけだから(苦笑)。

ホント、母であれ、父であれ、姉であれ、実家の人たちといっしょにいると、グッタリだ。

何はともあれ。長かった母の入院生活も終わり。
明日は、車で迎えに行って、実家に送り届けてきまーす。











2016.08.15 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 母の入院



マウス肘、その後

そういえば、ずーっと前から、書こう書こうと思いながら、実家のアレコレとかで書きそびれたけど。


なかなか治らなかったマウス肘?(そのときの日記はこちら)、気がついたらいつの間にかすっかり治ってた!!

痛くないことに気がついたのは、GWが終わってしばらく経った頃。たまたま片付けをしていて、あのとき買ったサポーターを見つけて、あ!そういえば……と。

理由は、たぶん、GWにポルトガルにいったとき、ほぼ1週間パソコンから離れたこと。それ以外には考えられない(笑)。

なんとも、単純な。

その後は、いつも通りパソコン使ってるけど、今のところ平気。まだ、ときどき何かの角度?になったとき、覚えのある痛みをうっすら感じることはあるかな、という程度。

痛いという日記を書いたのが3月。「1カ月か2カ月前から」と書いている。思い起こせば、1月から3月にかけて、取材原稿をまとめる仕事が立て込んでて、テープ起こし+長文原稿という作業をを毎日のようにやっていたから、単純にキーボードの叩きすぎだったんだと思う。となると、マウス肘じゃなくてキーボード肘だわね。

キーボードだと右手も左手も同じぐらい使ってるような気がするけど、やっぱり右手の方が力が入るし、マウスも使うから、右手の負担が大きいのかな。

何はともあれ、治ってよかった!という報告でした。

2016.08.13 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のできごと



ひまわり畑で夏休み気分♪

昨日、4トラベル(旅行日記投稿サイト)の新着日記で、一面のひまわり畑の写真を見かけた。


あ~夏っぽいね。きれいだなー、どこだろう?と思ってみてみたら、あらら、座間?、うちのすぐ近くじゃない!

ってことで、さっそく今日行ってきた!

2016 ひまわりまつり

河川敷にある駐車場(300円)についてみると、さすがお盆休み、平日なのにほぼ満車。これじゃ、明日、明後日は行列しちゃうかもね。

会場に近づくに連れて遠目に見えてきたひまわり畑。そんなに広くは感じなくて、あれ、これだけ?と思ったけど、実際にそばまで行ってみると十分すてき。

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会場は単なる畑なので、入場料などは特になし。畑の間を勝手に歩いて見るんだけど、お祭り期間中は、ちょっと高い所から見られるように、20人ぐらいが乗れる台が用意してあって、↑の写真はここから撮ったもの。

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お祭り期間中は、屋台が出ていたりして家族連れで賑わって。せっかくなので、「ざまりんぽてと」とやらと、かき氷を食べて帰ってきた!

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お土産用の切り花もあったので、3本200円でお買上げ。(畑に入って自分で好きなものを切ってくる)

フリーソフトで油絵風にしてみました。気分はゴッホということで!

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「ひまわり畑」で検索してみたら、こんなサイトがひっかかった。


結構、日本全国あちこちでこういうのがあるみたい。みんなの近所にもあるかもよ!?







2016.08.12 | | コメント(0) | トラックバック(0) | おでかけ



オリンピックを好きな時間に見る方法

今回のリオデジャネイロオリンピック。時差がちょうど12時間なので、計算がしやすくてラク! でも、まっさかさまだから、ほとんどが寝てる間ということに。自由業の私は、朝10時台に設定された(アメリカの要望だそうだ)競泳の決勝は見られるけどね! この前の体操は録画しておいて翌日見たんだけど、そこまでして見たいものはそんなにはない。


フィギュアスケートのよに普段から見てる種目じゃないと、よほどメディアで取り上げられているモノ以外は、誰がどう有望なのかも分からない。メダルを取ったと聞けばみたくなるミーハー国民にありがたいのが、ネットで好きなときにその種目だけをピンポイントで見られるシステム。

ちょっと前の五輪からじわじわ広がっては来ていたみたいだけど、今回は結構気合いが入ってるようで、NHKも民放もかなりの番組を配信する様子。

NHK 2016 RIOオリンピック
民放 gorin.jp

これを書いてる、8/10の11時40分現在は、フェンシングや自転車、馬術、テニスなどをライブ中継中。「見逃し」のコーナーでは、大会初日からの分を、種目別に選んで再生できる。超便利~。でも、ついさっき終わったばっかりのはまだ見られないのかな?他局で放送権持ってるとその前に配信できないとか、大人の事情があったりするのかな。

私はもっぱりPCで見てるけど、アプリを落とせばスマホでも見られるようですよ~。


2016.08.10 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事ネタから



男子体操団体金メダルおめでとう♪

今朝の男子体操団体。
予選の結果がよくなかったみたいなので、朝早く起きることもせず、ガッカリしないよう覚悟をしつつ、早朝の放送を録画だけはしておいた。

でも、朝来たら、なんと金メダルのニュースが出ていたので、午後からゆっくり「時差生放送」を見た。

体操って、「失敗しないかな?」とドキドキする(フィギュアスケートもそうだけど)。結果を知っていて録画を見てても結構ドキドキしたので、これ生放送だったらやっぱり心臓に悪いわ~。

アテネの「栄光の架け橋」のときも早朝の生放送を録画して、後から見た。違うのは、あのときはあえてニュースを見ないようにして、結果を知らずにドキドキしながら見たこと。その分、富田が着地を決めたときの感動も丸ごと「リアルタイム」で味わえたわけだけど、今はもうあのドキドキを体験するガッツはないわと思ってしまうのは、自分が12歳年を取ったから?

と言いつつ、2年後の平昌は絶対生で見るけれど(時差もほとんどないしね)。

それにしても、今回の決勝は、誰がヒーローということなく、全員がそれぞれの力を出し切ったのが良かった。最初のあん馬の転落はあったけど、すぐにそれを補う快演技が続いてどんどん上り調子になっていく展開は、まるでシナリオがあったかのよう。

五輪直前のNHKスペシャルか何かで、DスコアとEスコアという仕組みは分かったけど、細かいことはまったく分からない。伸ばした足が開いちゃいけないとか、体が傾いてちゃダメとかぐらいはともかく、技の難易度も素人目にはチンプンカンプン。なんでこの演技がさっきのあの選手より高得点なのか?とかね。(白井君のひねりひねりが、他の人と全然違うのはなんとなく分かる)

フィギュアスケートだったら、どの技の基礎点が何点で、これだと出来映え点がどのぐらい付いて……とか想像がつくんだけど(笑)。終わってから採点表とにらめっこして、分析したりね。体操も詳しい人はそうなのかな。

過去の記録を見てみると、前回のロンドンと今回と、5人のメンバーのうち代わったのは1人だけなのね。田中のお兄さんが白井になっただけ。次の東京オリンピックのときはどうなってるんだろう?

内村には頑張って欲しい気もするけど、4年たっても彼を越える選手が出てこないというのも問題だろうから、健全な世代交代が進む方が底力は上がるのかな。

とにかく、個人総合、種目別もがんばって~。

2016.08.09 | | コメント(3) | トラックバック(0) | 時事ネタから



読書録:『真珠の耳飾りの少女』


数年前に来日して話題になったフェルメールの名画「真珠の首飾りの少女」をモチーフにした小説。主人公はフェルメール家の女中を務めていた少女。几帳面な性格を見初められて、妻ですら入れないアトリエの掃除を任された彼女が、やがてこの絵のモデルとなるというお話。

フェルメールというのはいろいろ謎の多い人なので、この絵のモデルが誰なのかは実際は分かってない。だから、この少女の存在は完全にフィクションなんだけど、それ以外のフェルメールの家族や友人、パトロンなどは実在の人物らしい。

フェルメールが作品を描いてるときの様子が彼女の目を通して描かれるのけれど、そこで登場する絵も本当にあるもので、現存している史料から分かる範囲の事実はふんだんに盛り込まれているようだ。

なので、フェルメールの絵を見たことのある人なら、当時の社会の様子や名画の生まれた背景などを想像して読むのも楽しい。ストーリーそのものも、彼女の淡い初恋が繊細に描かれていて、ほどよい緊張感がリアルに伝わってきて、読み応えがあった。

そんなに厚い本じゃないとはいえ、いまどきの本には珍しく文字が小さくて老眼にはちょっと辛かったけど、それでも途中で辞めずに最後まで読みたいと思えた本。

来月の初めには、この絵があるオランダの美術館や、小説の舞台となっているフェルメールの住んだ街デルフトにも行く予定。楽しみ!

ps.映画にもなってるらしい。少女役はスカーレット・ヨハンソンだって。あー、いかにもそんなイメージだわ!

2016.08.07 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



ポイントサイトを整理する

陸マイラーとして日々精進を重ねて?もう何年経つだろう。10年近くかな。おかげで、目標の「ヨーロッパへビジネスクラス」は3回、プラスにニュージーランドもトルコも行った。そしてもうすぐフランスへ。まだANAにもJALにもたくさん残ってはいるものの、両親があの調子じゃ、ちょっと今後のことは分からない。。せっかく貯めた分は、なんとかうまくやりくりして、行けるときに行ける所で使いたいとは思っているけれど。


貯めたマイルのほとんどは、ANAカードなどのクレジットカードのポイントのものが多い。そのほかにもたくさんのポイントサイトに登録して、日々広告をクリックしたり、アンケートに答えたり、コツコツコツコツコツがんばってきた。

でも、さすがに、こんなの貯めてもどうせ使えないかもしれないし~と思うと、面倒臭くなってきた。貯めたポイントはマイルじゃなくても使い道はいくらでもあるけれど、別にお金に換えたいわけじゃない。あくまで「タダでビジネスクラスに乗る」という目標があってのこそなんだから。

それで、ここ1カ月ぐらいはほとんど参加せずにいた。旅行前に溜まってる仕事を片付けちゃおうってのもあったし。

1カ月たって、ますますどうでもよくなってきたので、ここは思い切って退会しよう!今届くメールのほとんどはこの手のメールだから、毎日片っ端から削除するだけでも無駄な時間使ってるし。

と思ったんだけど、貯まってるポイントをそのまま捨てるのも忍びない。あと●●ポイントで交換できるものは、そこまで貯めてからでもいいか、なんて。(往生際悪っ)

しかも、今月は誕生月なので、あちこちから「おめでとうございます。プレゼントとして・・・・」とポイントくれたりするもんだから(苦笑)。本音をいうと、一生懸命やってきた陸マイラー生活を卒業するようで、寂しい気持ちもあるのかも。一度辞めたって、いつだってまた始められるのにね。

と、心を鬼に?して、旅行に出るまでには届くメールが減るように、がんばって整理しようっと。






2016.08.06 | | コメント(0) | トラックバック(0) | マイル



医師の説明

昨日は実家へ行って、父に食事を作っていっしょに食べてきた。ついでに、母がアレコレ詰め込んだままブラックボックスとなりかけている冷蔵庫の整理。まずは中身を全部出して、賞味期限の切れているものなどをガンガン捨てる。ベタベタになっていた中板を取り外して洗って、普段使わなそうなものを一番上の段に押し込み、見やすい位置に空きスペースを確保した。これで少しは父の「用意しておいたもらったものを探せない事件」が減るといいのだけれど。


今回も夫に車を出してもらったけど、夏休みに入ったせいか道が混んでて、往復5時間。実家への滞在時間はわずか2時間。着くそばからバタバタ働いて、食べて、片付けて、嵐のように帰ってきた。

とヘロヘロしてたら、今日は朝から母の電話。「今日、先生が家族の人と話をしたいって言っている」という。「退院間近になるとそういうことがあるらしいから宜しくね」とは言われていたけど、いきなり今日って!?

幸い用事はなかったので、急遽病院へ。ただ、母の話だと直接外来へ行き私と先生とふたりで話すという。「私は行かなくていいらしいわ」とは、なんか嫌な予感。

行ってみると、「ご本人に話す前にご家族の方とご相談と思いまして」ということで伝えられた内容は、やはりガンは取り切れなかったということ。そして、この治療が終了後はもう手立てはないということ。

ここまでは、治療開始前にも聞いていたことだ。ただ、今後1カ月後ぐらいには再び患部が腫れ出すだろうと言うのは予想外。今度はだんだん痛みが出てくるが、治療はできない以上、痛み止めでしか対処できない。最初は飲み薬、それが効かなくなったら点滴、そして麻薬的なものへ。

その間にも転移の心配はあり、特に首のリンパへの転移はほ避けられないだろう言う。その後、肺などその他全身へは、飛ぶかもしれないし、飛ばないかもしれないし、今はなんとも言えない。

気になるのは、進行の度会い。これも何とも言えないのだけれど、最悪のケースは?と詰め寄ると、早ければ結構短いスパンでみるみる状態が悪化して……ということもあり得るとのこと。

年齢が年齢なので、この病気以外にもどこか悪くなるかもしれないし、案外大丈夫かもしれないし、先のことは分からないとはいえ、覚悟だけはしておいた方がよさそうという印象。今度、入院するようなことがあるときは、もう緩和ケアになるので、ほぼ片道切符になるわけだから。

本人はもう治る気満々でいるので、「大分小さくなったって。」とだけ伝えた。先生にも、本人が落ち込むような話はしないで欲しいとお願いしておいた。「最近は、通常すべてご本人にお話するんですが……」と言うのに、あえてこういうプロセスを設けたのは、先生も母を見ていて、事実は伝えない方がいいと感じたからなんだろう。

副作用の口内炎はまったく痛くないという母だけど、先生に言わせると「かなり腫れてる」とのこと。我慢してるわけじゃなさそうだから、幸い本当に痛くないみたいだけど、味覚がないとか言いつつ、「がんばって完食してる!」と張り切ってる母を見ると、さすがに可哀想になってくる。

夜に姉と電話で話していて、やはり心配は父のこと。母が1カ月半留守しただけでもかなり錯乱してるのに(もはや、どんなヘンなことを言い出しても驚かなくなった)、今後また入院、そして……ということになると、いったいどうなるのか。今実家で付き添っていてくれる姉も、「もう限界、これ以上は無理」と言うし。

とはいえ、ふたりで話し合ってなんとかしなくては。来週末には退院して、その後とりあえず1カ月ぐらいは何ごともなく元気にしていられるようだし、その後も悪化して入院という事態になるには、少なくとも何ヶ月かの猶予はあるだろうから、その間に状況を見つつ、何か方策を考えるしかないね。




2016.08.05 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 母の入院



親切すぎて不親切

今月は誕生日=免許の更新月。

お知らせのハガキが来て、初めて気がついた。5年なんてあっという間ね~。

免許証の更新って、確かその場では終わらなくて、後日新しいのが郵送されるか、また取りに行くかどっちかだったよね。取りに行く場合は何日後ぐらいになるんだっけ?(今月末から2週間旅行に出ちゃうので)

と、ハガキをよーく見てもどこにも書いてない。Webで調べてもハッキリしない。10年前(!)に書いた自分のブログによると、「1カ月先」とあるんだけど、今も同じなのかしらん。

ま、運転しないから、余り関係ないんだけどね。

ところで、このハガキ。びっしりいろいろ書いてある割に、というか書いてあるから?すごく分かりにくい。
IMG_7441.jpg 

理由はたぶん、「~な人」に当てはまるパターンがいろいろあること。更新の種類(優良、一般、違反、初回、高齢者)、更新場所(地元警察署、即日交付のできる近くの警察署、試験場)、その他、外国籍の人とか変更事項のある人とか。。。

これらがびっちり書いてあるから、自分に関係ある箇所とそうでないところを、パッと見て見分けることができない。最初から順に追っていって、「ここは関係ない」「ここは関係ある」と判断しなくちゃならない。よく問い合わせのあることを、すべて先に書いておこうというのはありがたいけれど、情報入れすぎて分かんなくなるというパターン。

ちょっと前に、こんなのも見かけた。
親切からカオスになった!セブンイレブンのセブンカフェにおけるコーヒーメーカーの注意事項

これじゃ、そもそも読む気が萎えるし、お年寄りなどにはサッパリ分からない。

最近、理解力の落ちた年寄りが身近なので、特に気になる(笑)。

実家に行ったとき、さまざまな家電を使えない父を見ていると、ホント、日本の家電はボタンが多すぎると思う。電子レンジなどは、基本的にドアを開けて食品を入れて、ドアを閉めて「スタート」ボタンを押せばいいだけなのに、それ以外のボタンがいっぱいあるもんだから、分からなくなっちゃう。スタートボタンだけ色が着いてるから分かりやすそうなものだけど、父レベルになると、それでも迷っちゃうみたい。

せっかく「簡単」な設計も用意されてるのに、それ以外のものが目につくところにあるばかりに、「それだけ」を見ればいいという肝心なことが伝わらない。

機能やボタンが多すぎる、って話はよくいわれるけど、私も実際に父や母の生活に密着するまでは、あまりピンと来てなかったフシがある。モノ作りをしている現場の人は私より若い人がほとんどだろうから、やっぱり分からないんだろうねぇ。

これからどんどん高齢者社会が進むと、もう少しシンプルなものが普及するようになるのかしらねぇ。



2016.08.02 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のできごと



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