抗がん剤のやめどき?

遠くの大学病院まで通院するのが困難になってきた母のために、在宅医療の体制を整える一方で、大学病院の方は私が代理で行く形で抗がん剤の処方を続けてきた。ところがこの方法が早くも暗礁に乗り上げることに。


抗がん剤の処方に必要な血液検査を、前回は在宅の先生にお願いして、データだけ大学病院に持参する方法をとっていたのだけれど、次回6月27日の予約に備えて、在宅の先生に再び依頼したところ、断られてしまったのだ。

在宅の先生は直接抗がん剤を処方しているわけではないので、毎月血液検査をする必然性がないから、保険がおりない、というのがその理由。栄養状態などを見るためなら3カ月に1回程度で十分だからと。

そもそも、先生に引き受けてもらうにあたって最初に電話で話をしたときにも、「抗がん剤を続けるのがいいことなのか?」と言われていた。そんな事情もあり、「改めて考えてみたほうがいいのではないですか?」と。

そのことは私もずっと考えていて、5月に大学病院に行ったときに主治医にも相談した。主治医は「どちらがいいとも言えないから患者さん次第でいいと思う」という答え。ただ、今までの母の様子を見てきているので、飲み続けることが精神的にプラスの効果を与えていると思うから、そういう意味では飲み続ければいいのではないかと。いざとなったら偽薬を使ってでも希望を持たせてあげた方が、、なんていう話にもなっていた。

でも、在宅のH先生はそんな茶番には付き合う気はないようだ。「偽薬はサプリみたいなものなので、薬局に依頼すれば出してもらえるとは思います」というばかり。

先生の協力がない以上、母にウソをつき続けるのも無理だ。となれば、私も腹をくくろうかと思い、一応姉にも相談すると同意してくれた。

で、今日母に電話でその話をし、「自分で決めて」と伝えた。何が正解かはあくまで結果論で、誰にも分からないこと。「先生がそう言ったから」とか「娘が決めたから」とあとで恨まれても困るし、自分で納得いく結論を出してと。明日はちょうどH先生がうちに往診に来る日なので、自分で直接先生に話を聞いて考えてみてね、ということで電話を切った。

私としては、前よりさらに体力のなくなった今、病院まで行くのは無理だと思う。行ってこられても、その後何日も寝込んじゃうようじゃ本末転倒。母もそれは分かってるけど、即決はできない様子。いろいろ細かい事情は理解できなくても、「治らない」ことを受け入れるのだということは分かったと思う。(治らないということ自体は、もう何度も話しているんだけど)

H先生にもメールしたところ、「ご本人が納得してくれるようにお話してみます」とのことなので、おそらくは、諦めるという方向で落ち着くんだろう。

もしかしたら、これを機に一気に生きる気力なくして転がり落ちちゃうのかもしれない。でも、そろそろ母自身にも現実を受け入れてもらう時期かな~と思う今日この頃。

でも、母のことだから、「私、やっぱりがんばって行くわ! まだ諦めないわよ!!」なんてガッツメラメラ燃やしちゃったりして??










2017.06.19 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



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