FC2ブログ

おじいちゃん日記1004

今日も午後早めの時間に来訪。というのは、少し理由があって、夕方に行くと「夕飯を食べていけ」と何度も言われて、それを断ると悲しそうな顔をするから。この時間帯だとあまりその話題になりにくいことがわかったので。


今日はリビングにいたけれど、お昼寝の時間帯で他の人が少なかったこともあり、能弁にいろいろ話をしていた。相変わらず「あの人」「あそこで」「あのとき」など代名詞ばかりでよくわかんないながらも、今日の話題は、だいたい子供の頃の両親や話。父親や母親が、「とてもかわいがってくれた」という話と、「厳しかった」という話を行ったり来たり。どっちやねん(笑)。きっと、両方なのね。

びっくりしたのは、「羽咋の中学には、お前もいっしょに行ったよな」って、なんで私がお父さんといっしょに中学に通うんじゃー。いつもは適当に受け流してるけど、さすがに「そんなわけないでしょう!」ってリアクションしちゃったよ。

でも、概ね「良い思い出」らしく(高齢者は、過去のいい思い出だけをよく覚えているという)、「まあ、私は幸せだったと思いますよ」(なぜか「ですます」)と繰り返していた。

よくわからないけど、長い人生、戦前生まれだし、辛い事いこともたくさんあっただろうと思うのに、口から出てくるのが良い思い出というのは、それだけで幸せなことだ。そして、それは、たぶん、今の状態に満足しているからだと思うのだ。毎日スタッフに良くしてもらっていて不満がない、という状態だから、そう思えるのではないかと。(そういうことにして、私が安心したいのかも、だけど)。

今日も先日から入った新しいスタッフに、「Nさんには本当にいつもお世話になってるんです」「感謝してます」と何度も言われて。おそらく、まだ不慣れなところを、父が丁寧にありがたがってニコニコしているからなのかなと思う。「スタッフのUさんとふたりで、ほんとNさんって神だよね!って言ってるんですよ」と(笑)。そう言われても意味分からず、「いやいや私は子供の頃~」とトンチンカンな話を始める父だけど、まあ、褒められていることは伝わってるのかなと思う。

一方で、午前中は、また別の利用者が騒いでるのをずっと説教していて、「あまり言ったら可愛そうだから」と仲裁に入ったスタッフに八つ当たりして、、、なんて、相変わらずなこともあったようだけど。

今日は、いつもほとんど座ったまま寝ているSさんが、珍しく覚醒していて、ずっと何か独り言を言っていた。意味不明な中にも「帰るところなんてないの!」「どこって聞いても、後でっていうばっかりで」とかブツブツ言っては、ときおり涙をぬぐっている。見ていて、なんだかこっちまで悲しくなってくる。

でも、スタッフが寄り添って、「なにかしたいことない?」「行きたいところない?」などと優しい声をかけてあげていると、少し笑顔も見えたりして。気持ちは伝わるのかな。

そんな独り言に絶妙な相槌を打ちながら、「その娘婿というのが私の知り合いで」などと意味不明な話で対応する父。何か言ってあげたい気持ちはあるのかな。本人には伝わらないだろうけど(笑)。

そういえば、この前も別のおばあさんが、アレコレしゃべりながら「でも、わたくし、頭がこんな風になっちゃったでしょ」なんて言ってたし、みんな、分からないようだけど、今の状況をそれなりに分かっていて、悲しくなっちゃうときもあるみたいだ。

ところで、先日いた若い新入りスタッフは、やっぱりダメだったらしい。その他も何人か若い子が入ってきてはやめて、、の繰り返しらしい。やっぱり、大変な仕事だもの、人生経験のない若い人には、むずかしいよねぇ。。良い人が見つかりますように。

2018.10.04 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 介護



«  | ホーム |  »

カレンダー(月別)

09 ≪│2018/10│≫ 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: