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え?全く同じもの??

昨日書いた、スーツケース(機内持ち込みのできるキャリー)が、さっそく今日届いた。(昨日の日記はこちら)。


開けてみると、なんかちっちゃい。あれ、前に持ってたヤツはもう少し大きかったような。。。と思って、確認してみたら。

2010年にそれを買ったときのブログ画面(韓国行きにハマってた頃だ)
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あれ、なんか画像がデジャビュ。リンク先に飛んでみると、な、な、なんと、昨日買ったのとまったく同じもの!

これが昨日の日記。
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2010年には5780円だったのね。今回は6980円。8年経てば、値上げもするか。

色は、前回が真っ赤かで、今回はワインみたいな濃いパープルみたいな色。ちょっと大人になったので?(笑)

私は自分用のつもりでいたので、次女に「え、あれ私のでしょ」って言われて、調子いいなぁと思っていたけど、8年前のブログを読むと「次女用に買った」と書いてある。ママの負け。いっしょに住んでた間、私「も」使ってたってことらしい。まあ、出資者は私ですけど。

8年経っても、選ぶ基準はまったく変わってなかった(軽くていっぱい入るもの)ってことだけど、今回あーーーんなにたくさんいろいろ見たのに、まさか前とまったく同じものを見てるとはまったく気が付かなかったのが不思議。

いずれにしろ、あのとき買ったあれは、特に不具合もなく今も現役。ってことは、「ちゃちいからすぐに壊れるのでは」という心配は大丈夫そうだ。他人のレビューを読み漁る必要はなかった!

ってことで、図らずも次女とお揃い。今後、二人で旅行に行くことなんてあるのkもないかなぁ。






2018.11.30 | | コメント(0) | トラックバック(0) | ネットでお買い物



優柔不断のスーツケース選び

自覚してるけど、私って、すっごい優柔不断。いろいろ調べるのは好き&得意だけど、調べすぎて選べなくなるの罠。特に最近は検索すればするほど、次から次にいろいろ出てくるから、どんどん沼に沈み込んじゃう感じ。なまじ、昔の古き良き時代?を知ってるから、ネットで探せば、パーフェクトに一番いいものを探せる!って思い込みがイケナイ。


今のような莫大な情報の海では、「ザ・ベスト」を探すことは諦めて見切りをつけないといけないとわかってる。悩んでる時間のほうがもったいない!と思うものの、買ってから後悔したくない、、って思っちゃうんだよねぇ。

今日は悩みに悩んでスーツケースをポチ。来週からアンコールワットに行くのに、近場だし機内持ち込みで行っちゃおうと思ってるんだけど、前から使ってたのは、次女のところにある。送ってもらうのも面倒なので、買っちゃおうと。

大きいサイズのを買うときも結構悩んだけど、それ以上に無名ブランドも多くて選択肢が無限大。それほどこだわる気はないから適当に、、と思いつつ、いろいろ見れば見るほど迷う、迷う。最初は、ストッパー付き、フロントポケット付きとかにこだわってたけど、よく考えたらそれよりも少しでも軽くていっぱい入るほうがいいかなという気になってきた。どうせ買うならちょっといいやつがいいかしら、、とか、いやどうせ壊れるときは壊れるから安いのでいいや、とか、揺れる、揺れる。

実はずいぶん前から探してたけど、決めあぐねているうちに出発まで1週間を切って、確実にすぐ届くものというシバリができた。ある意味ラッキー(笑)。で、何がなんでも今日こそ決めようと、最後はエイヤで決定。

結局安いやつ(笑)。33Lで3kg。ファスナーを広げれば40Lまで入る。鍵なくすと嫌なので、ダイヤルロック式。あす楽で、即日発送明日到着予定。

中国製らしいし、ちゃちいかもしれないけど、基本預けないからそれほど乱暴に扱うこともなかろうかと。すぐ壊れたりしませんように!

2018.11.29 | | コメント(0) | トラックバック(0) | ネットでお買い物



おじいちゃん日記1128

今日の父は取り立てて書くほどのことはないんだけど。おもしろポイントは、壁に貼ってある自分の写真を見て「あれは田舎の親父だ」と言ったぐらい。


今日はちょうどお昼時に、自分用のパンとジュース持参で行った。父には豆大福、他の方々にくばる必要があればと小分けできるお菓子を持参したのは、この前と同じ。

到着すると、ちょうどお昼ご飯が終わりかけていた頃。父は食べ終わって歯磨きをしているところだったけど、3人ぐらいはまだお食事中。ならばお菓子を出さなくてもいいかと、ムシャムシャパンを食べていると、正面に座っていた元セレブらしいU山さんがじーっと私を見て、何か盛んに話しかけてくる。よくわからないので適当に返答していたら、どうやら私のパンを「ひとくちちょうだい」と言ってるらしい(笑)。食べて危険なものでもないからよかろうと、ほんのひとクチちぎってお茶碗に入れてあげると(自分もまだ食事)、うれしそうに食べてた(笑)。

その後も、あーだこーだおしゃべりしながら食事は続く。スタッフは食事介助の必要な人に食べさせたりしてるので、U山さんはひとりで放って置かれている状態。たぶん気を引こうとするのか、ときどきぎゃーと叫ぶ。

そのうち、スタッフの一人がそばに付き添ってあげると、今度はデザートのみかんを次々に口に入れてしまう。薄皮は飲み込まないで口に溜め込んでいるものだから、そのうち喉につまるんじゃないかとヒヤヒヤする。スタッフが「出してください」と言っても、ガンとして聞かない。

そのうち、もうお風呂の時間も近いし、薬も飲ませなくてはいけないし、何より窒息でもしたら大変なので、スタッフが手袋をはめた手で口の中から強制的にかき出すという強硬手段に出た。もちろん、ちゃんと声掛けして「ごめんなさいね」と言っているけど、本人大パニックで大騒ぎ。「誰か~、助けてください!」「それなら殺せばいいじゃない!」と穏やかじゃない。

それを聞いて父もイライラ。「この、クソババア!」とか応戦してるし(苦笑)。不穏な空気ではあったけど、ちょうど入浴の時間がもうすぐだし、私は途中で帰ってきちゃった。

たぶん、U山さんはとにかく自分に注意をひきつけたくてやってるんだろうなぁ。そばで誰かが声掛けしてあげると、かえって困らせるようなことをするのよね。かといって、ほっておいてもギャーギャー騒ぐ。スタッフも、もちろんそこのところはわかってるんだろうけど、大変よねぇ。

今日のU山さん、父には私が来てることも妬ましかったのかもしれない。何か言って私が笑っていると「楽しそうねぇ」「何笑ってらっしゃるの」「仲がよろしくていいわねぇ」などという。彼女にも割と頻繁に娘さんが来ているようではあるけれど。

最近、足繁く通っていると、それぞれの人の個性も見えてくる。最初の頃はみんないねむりばかりしていて、何もわかんない人と思っていたけど、意外にちゃんといろいろわかってるときもあるし、じっと聞いてると、それなりに意味のあることを言っていたりもする。どんなになっても、その人の人生の続きなんだよなぁというか。

そんな感じで、今日の父は私にあまり関心がなく(笑)、会話もほとんどなくて。「そろそろ帰るね」と腰を上げたときも、「もう帰るの」じゃなくて、「おお、そうか」と言う感じであっさり。寂しそうにされるのも後ろ髪惹かれるけど、あんまりあっさりしてるのも、「今日は行かなくてよかったか」とか思っちゃったりね(笑)。ま、こんな日もあるかということで。

2018.11.28 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



ムンク展とコラボの無料コンサート

今月はじめに行ってきた上野のムンク展(そのときの日記はこちら)。そのときもらったチラシをよく見ると、この美術展のチケットを見せると、コラボのコンサートの入場券を無料でもらえると書いてあった。


なんだかよくわかんないけど、コンサートの日時には予定はないし、タダと言うならもらっておこう!と、もらって帰ってきていた。場所は上野で家から遠いし、わざわざ行くかどうかは気分で決めよう~的な(お天気とか寒さとか)。

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当日の昨日はお日柄もよく。私は夕方から都内で取材の予定も入っていたので「上京」ついでに行ってみることにした。

コンサートは「ART meets MUSIC 展覧会も!音楽会も!楽しむスペシャル企画」という東京都交響楽団による弦楽アンサンブル。お客さんは全員、ムンク展で整理券もらった人だったみたいだ。通常のクラシックコンサートと違って、司会者がいて、「リラックして楽しんでいってくださいね~」みたいなちょっとしたおしゃべりとか、曲名の解説とかも入ったりして、とても気楽に優雅な気分に浸れて良かった。

演目は、最初は絶対だれでも知ってるよね的な軽い曲から入り、ムンクにちなんでノルウェーの作家グリーグの曲を2曲。アンコールもグリークだった。ちょっと暗い曲で、「叫びたくなる気持ちを味わってください」と(笑)。

音響コンサルタント?である夫によると、演奏も上手で、会場の音の響きもなかなかよろしかったとのことで、満足した様子。上野まで行った甲斐があった!

なんで無料で招待かというと、これを機会に東京都交響楽団のコンサートにも来てね♪ということらしい。オーケストラってみんな台所事情が厳しいっていうしね。

約1時間のコンサートの後は、上野公園内のカフェでランチを食べて、夫のみ帰宅。
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私はまだだいぶ時間があるので一度新宿に出てブラブラ。ビックカメラでiPhoneかandroidかの話をお兄さんに聞いたり、伊勢丹で靴をオーダーしようかと採寸してみたり(結局購入には至らず、その話はまた後日)。

それでもまだ時間があったので、暖かかったし、新宿から早稲田までがんばって歩いた! 所要時間35分。一日の歩数は1万2460歩。肝心の取材中に疲れて眠くなったらどうしようと思ったけど、話が面白かったので、大丈夫だった(笑)。ヒールじゃないけど革靴だったからマメができちゃったけど。

日頃自宅内か近所がほとんどな私にしては、なかなかアクティブな一日でありました!


2018.11.27 | | コメント(0) | トラックバック(0) | おでかけ



iPhone卒業作戦

今年はじめに機種変しようか悩んだ挙げ句、しばらく使い続けることを決めたiPhone。その後iPhone8が発売されて、iPhone7の値段も5万800円に下がったけど、どうせならやっぱり8がいいかなぁ。そうすると6万7800円。SIMフリーで買うとやっぱり高いなぁ。(10万超えのXシリーズは高すぎて論外)


ただ、冷静に考えてみると、今までも端末買うときは一括で買っていたのでそのぐらいの値段を払っていた。ただ、auではその分を毎月の利用料が割引されて、「実質」かなりお得に買えるというのに「騙されて」いたからだ。

iPhone4Sでデビューしてから、2年ごとに5S、6Sと買い替えて来たのは、端末購入時のauのなんとか割が2年で切れて、毎月の支払いが上がってしまうのが嫌で、また新しいのを買えば毎月割引されるし……と。今思えば、まさに思うツボ。

auを卒業して格安業者であるmineoに乗り換えた今は、端末を買おうが買うまいが毎月の利用料はauで「なんとか割」がきいていたときよりもずっと安いのだ。結局端末代に払ってるお金は変わらないのだから、「SIMフリーにしたから端末代が高くつく」わけではないのだ。

今のiPhone6S、使えないことはないけど、不満点が3つ。
1.バッテリの持ちが悪い。(新しいのに交換したけど、やっぱり1日外で使うのは不安)
2.アプリの起動が遅い。(たぶんアプリを入れすぎているから)
3.写真をもうちょっときれいに撮れるとうれしい

これをiPhone7とか8とか、Xとかに買い換えると解消されるのか? 3については少し改善するっぽいが、その他の部分はあまり変わらなそうな予感。(→【比較】iPhone8とiPhone6Sの機能をくらべてみた!

そもそも、そこまでしてiPhoneにこだわるのか?問題。最近はandroidもずいぶん使いやすくなっているというし。でも、キャリア版じゃないとなると修理のときとかどうするのかなというのが不安だったけど、HUAWAYとかもちゃんとした日本語サポートがあって、日本語で受付てもらえるみたいだ。

しかも、試しにmineoで見てみると、意外に多くの機種を扱ってることがわかった。しかも、普通に買うよりちょっと安い。ココで買えば、修理のときの窓口になってもらえるだろう。じゃあ、mineoでandoroid買っちゃう?

という気になって機種を絞り込んでみる。

HUAWAYのP20 と P20 Lite。前者は「格安スマホでは一番のカメラ機能」と人気らしい。ただし、6万5400円と、「全然格安じゃないやん」って値段。その廉価版の前者は2万9400円。

iPhone並みの値段のP20をなぜ候補に上げるのかと言うと、スペック自体はiPhone8よりずっと上だからだ。この値段出してiPhoneを買うことを検討していたなら、こっち買ったほうがよっほどいいじゃん的な。

何がいいかというと、バッテリー容量が大きいこと、RAMがiPhoneの倍あること。そしてiPhoneX並みのカメラ機能があるという。つまり、現在の今iPhone6Sの不満点3つを全部クリアしてくれそうなのだ。

でも、やっぱり高いなぁと悩んで、その次に候補に上がったのは、同じくHUAWAYのNOVA3って機種。P20ほどではないものの、こちらもカメラがいいらしい。そしてお値段が少し安くて49800円。しかも、今mineoで契約しているAプラン(au回線使用)に、P20は対応してないけど、NOVA3は「近日対応予定」とのこと。いちいちDプラン(ドコモ回線使用)に切り替えるのも面倒なので、Aプランが使えるようになったらNOVA3にしちゃおうか、という気になっている11月25日現在の心境。

なーんてグズグズ悩んでるうちに、次々目移りして買えなくなったりして(笑)。それならそれでもいいしなんて思ってたら、先日、iPhoneのタッチが反応しないという現象が勃発。再起動すると治る、また反応しない→再起動と繰り返すこと数回。iPhoneの反乱?

そんなことがあったせいか、旅先でiPhoneが壊れて行くべき駅の名前がわからなくて大慌てするという夢を見た(←紙に書いて持っておきなさい!)。

さて、私のiPhone卒業作戦は、どうなる???       

2018.11.25 | | コメント(0) | トラックバック(0) | iPhone



記憶に残るのは、まずいもの?

先日父の誕生祝いに長女が帰ってきたとき、自宅で3人で夕飯を食べながら、「まずかった食べ物」の話になった。


なんの話からだったか、今のマンションに引っ越すとき、荷物を出した前の家で次女とふたりでサンクスで買った……という話を私が始めたら、夫と長女、異口同音に「冷やし中華だったかざるそばが、超まずかったんでしょ!」と。もう何度も何度もした話なので(^^;)。(「話した」ことは覚えてるから、ぼけてないよね??)

流れで、夫とふたりでフィレンツェの市場のフードコートで食べたモツのハンバーガーとミートソースのパスタが超まずかった話とか、家族でオーストラリアに行ったとき空港で食べた死ぬほどマズイラーメンの話とかがぞろぞろ出てきて、大いに盛り上がった。

どうして、美味しいものよりまずいものの話のほうが覚えてるんだろうねぇということになり、「じゃあ、今まで食べて一番美味しかったものは何?」というお題を出してみたけど、私も夫も長女も3人で「うーん」と頭を抱えてしまった。

そんなはずはない!と一生懸命考えて、「そうだ、グラナダやサンセバスチャンで食べたバルで食べた(安い)フォアグラ、超美味しかったよね!」と思い出したけど、でも、正直「まずかった思い出」ほどのインパクトはない

夫が、きっと次女だったら伊豆の旅館で食べた伊勢海老って言うに違いない!と自信ありげに言う。何度も何度もその話をしてるのを聞いたことがあるからと。

じゃあ確認してみよう!とその場にいなかった次女にLineで聞いてみた。

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それは2001年に義父母といっしょに下田に行ったときのことで、すごい奮発して「伊勢海老づくし」プランにしたんだったっけ。
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義父母のために見栄はったけど、(おまけでついていった)次女にとって、そんなにいい思い出として残ってるなら、大枚はたいた甲斐があったね。(正直私は、味はよく覚えてない。。)

みなさんは、今まで食べた「美味しいもの」「まずいもの」どっちが印象に残ってる?


2018.11.24 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 日々のできごと



読書録:『人間の死に方 医者だった父の、多くを望まない最期』


最近こんな本ばっかりだ(苦笑)。

最近読んだ『老乱』(読書録はこちら)『悪医』(読書録はこちら)の作者が、自分の父親を看取ったときのことを書いたエッセイ。

著者は現役の医師をしながら文筆活動をしているのだけれど、サブタイトルにあるように、著者の父親も医者だったらしい(ついでにいうとその父=祖父もということで医者一家)。その父は、若い頃から競争が嫌いで、「先手必敗」がポリシーという、ひょうひょうとした人だったとのこと。

現役時代は麻酔医で、手術に立ち会う事が多く、直接患者の主治医になることは少なかったようだ。自分自身は「医療嫌い」で、検査も治療も極力受けない主義。「ストレスが一番の敵」が信念で、下手に検査なんかすると心配になる→健康に良くないとうそぶく。著者いわく「医者の不養生」を通り越して「医者ニヒリスト」。

糖尿病になるも、治療をせずにほったらかし。悪化してからもインシュリンの自己注射をしながら甘い物食べ放題。合併症で足の指が壊死するも自然治癒させてしまったという。その割り切りっぷりに、著者はあきれつつも「あっぱれ」的な目線で見ている。医者故に医療のできることには限界があると知っていて、悪化したり早死してもあきらめるという強い覚悟があったからだろうと。

85歳で前立腺がんと診断されたときには「これで長生きしなくてすむ!」と喜び、もちろん治療などはせずに結局87歳で平穏死をとげる。(87歳は十分な長生きだよ)

晩年は同居して、母や妻とともに介護にもあたった著者。自身も医者である手前、父のそんな態度を自慢したり勧めたりすることはできないと断りつつも、ひとりの人間の生き方、死に方として提示することで、問題提起したかったんだと思う。

末尾に、祖父や祖母など他の家族や親族の死に方にも触れられている。中には、もうやめておけばいいのに切に思うような延命治療をした結果、退院して7ヶ月も穏やかに暮らせたという例も紹介されているし、延命治療を全面的に否定するものではないようだけれど、それでも、、と続く最終章は「平穏な死はむずかしくない」として、平穏死を支持する考えを書いている。

平穏死については、今までもいろいろな本を読んできたけれど、自身も在宅訪問医として多くの終末期の患者を看取ってきた職業上の経験に加えて、家族として身近に寄り添った実体験から語られる言葉には説得力がある。

印象的だったのは、平穏死を不可能にする最大の要因は家族であると主張していること。これは、先日の長尾先生の講演会でも言っていたこと。むしろ身寄りのいない「おひとりさま」のほうがそういう意味ではスムーズだと。邪魔する人がいないから。

以下、引用。
「家族が死にゆく人に最大限の治療を求めるのは、相手に対する愛情であり、慈しみであると思うかもしれないが、実際は大切な身内と別れたくないという感情に、家族が支配されているだけのことが多い。終末期医療の現場で、何度もそんな場面に立ち会っているとよくわかる。」

その上で、「家族を失う悲しみを小さくするには、心の準備」という。それを避けていて突然その状況に遭遇するから、うろたえて動揺してしまうのだと。

著者の父親の平穏死を可能にしたのは、現実的には身内に医師がいていろいろな世話ができたことが大きいけれど、それよりも根本的な問題として、父親自身が「あるがままを受け入れる」という考え方だったこと、家族もそれを尊重していたことだと振り返る。

永遠に会えなくなるというお別れは寂しいけれど、いつかかならず来るものと覚悟して、それを静かに見送ってあげる。それが家族のしてあげられる一番のこと。

同じ家族でも、まだずっと一緒にいられると思っている若いうちのお別れはそんなふうには思えないだろうけど、年老いた親に対しては、早かれ、遅かれの問題だものね。


2018.11.23 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



おじいちゃん日記1122<お誕生日編>

今日は都内で取材。移動中に道を歩いていると携帯が鳴った。ん?見慣れない番号だなぁと思いつつも出てみると、父の施設のフロア責任者であるFさんだった。


「すいませーん、個人の携帯からかけちゃいました」と始まったその電話。今日は父の誕生日なんだけど、そのお祝いの会を、今年から夕食時に家族も呼ぶことになっていたのに、「私ったら、連絡するのをすっかり忘れてたんです~」という内容だった。

17時スタートの予定という。「いきなり今日なんて、もう何かご予定入ってますよねぇ」。取材が終わるのは16時の予定。時間通りに終わって急いでいっても17時は無理だ。「早くても17時半かなぁ」というと、「じゃあお待ちしてます」ということで、なんとか時間どおりに終わらせて、急いで施設へ寄ってきた。

実際に着いたのは17時半少し過ぎ。1階の玄関を入ると、ロビーで集まって作業をしていた(クリスマス会の準備らしい)スタッフの一人が私を見つけて、「もう始まってるみたいですけど、どうぞ~」と案内してくれた。

父のフロアに行くと。あら、こんな格好でご満悦。

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お誕生会と言っても、この小さな花束をもらって、手作りのロールケーキを一切れずつ食べるだけ(笑)。
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みんなでハッピバースデーの歌も歌ってくれた。同じユニットの利用者も全員集まっていて、私が到着する前に、一言ずつ「おめでとう」のコメントもあったらしい。

「せっかくなのでご本人からも、皆さんにご挨拶を」と促されて、ハラハラして見守っていると、父ったら、なんかもっともらしいことをちゃんと言って立派に挨拶していた。胸熱。

こんなふうに誕生日祝いなんてやったことないし、なんだか照れくさそうだったけど、ニコニコしてまんざらでもなさそう。もちろん、まわりの利用者はほとんど分かってないし、ひとりのおばあさんは、ゴキゲン斜めでブツブツ怒ってるので、数メートル離れたところに隔離されてたり。

仕事帰りでドタバタだったけど、おかげでこうやって記念写真も撮れたし(私との2ショットも、みんなとの集合写真も)、父のスピーチ映像も録画できたし! お年寄り全員をカメラ目線に集めるのはかなりハードルが高くて大騒ぎだったけれど(笑)。

画像とビデオはさっそくLineでむすめ達にも共有。みんな「すごい、すごい」「とても90歳には見えない」とびっくりぽん。

去年の今頃は、徘徊が始まって病院やら警察やらのお世話になって大騒ぎしていたと思うと、本当に夢のよう。天国の母もほっとしてるかな、、いや、「ひとりだけ、いい思いをして」って怒ってるかな(笑)。


2018.11.22 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



読書録:『投資なんかおやめなさい』


テレビや雑誌でおなじみの経済評論家である荻原博子さんの本。

「老後のためには投資が必要」と半ば脅されて、勧められるままに安易に投資をしてしまう「素人」に警笛を鳴らす本。

目次はこんな感じ。
第1章:あなたは、騙されていませんか?
第2章:日銀の「マイナス金利」が、家計の資産を破壊する
第3章:こんなクズ商品には手を出すな
第4章:なぜ「個人年金」はダメか
第5章:投資の「常識」を疑おう

要するに、知識のない人が、手間を惜しんで、担当者任せに買ったところで儲かるわけはないと断言。経済の流れがどうなるか、儲かるか損をするかは未知数だけど、ただひとつ確実なのは、きちんきちんと手数料が取られていくということ。

金融機関が儲かるようにできているのだから、そんな簡単に儲かるわけはないのだよと。

特に、最近は銀行が危機的状況にある中で、必死に稼ごうと「安全に見せかけた」商品を強力にセールスしてくるから気をつけなさいと。証券会社はハードルが高いと思うような素人は、「銀行なら安心」と安易に乗っかってしまうのもキケン。

アマゾンのレビューを読むと、一刀両断に投資を否定する内容には批判的なコメントも多い。でも、コレを読んで「数字の示し方がおかしい」とか、その他揚げ足を取れるほどに知識のある人は、投資をする資格のある人なんだろう(と、おそらく著者もそう反応するような気がする)。

これを読んで、素直に「そうかー」と思っちゃうような私のような人は、「投資なんか、おやめなさい」というのが、最大のメッセージなんだと思う。

つまり、投資で儲ける人は当然いるけれど、それには知識や手間が不可欠。あるいはギャンブル感を味わいたいというなら別として、「インフレで目減りするから」などと心配してよくわからないリスクをとって元本割れするぐらいなら、たとえ利息は殆どつかなくても地道に貯金しておいたほうが、ずっとマシだよと。

はっきり言って金融業界を敵に回すような内容なので、今後業界からのタイアップ的な仕事はもう回ってこないだろう(笑)。それを覚悟で書いた勇気は評価したいと思う。

「貯蓄から投資へ」と言われて、よくわかんないけど心配してる人には、こうやってバッサリ「おやめなさい」と言ってくれるのは、わかりやすくていいと思うよ!

2018.11.21 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



原辰徳の講演会

無料講演会シリーズ(笑)。今度は、原辰徳。


地元の商工会議所の主催だったんだけど、彼はなんと小中学校時代この市に住んでいたんだとか。高校大学は長女と同じという縁は感じてたけど、まさか地元だったとは。

彼が高校野球のスターだった頃キャーキャー言ってた記憶はあるけど、プロに入ってからは、正直なんかあんまり好きじゃないなぁと思ってた。この講演会も、夫に聞いたら「行きたい」というので申し込み、お付き合いで行ってみた感じ。

タイムリーなことに、巨人への監督復帰が決まったのは知ってたけど、最近は野球ってまるきり興味がないので、選手の名前とか出てきても全然わからないなぁと思ってた。

でも、幸い出てくる名前は昔の選手ばかり(笑)。江川、中畑、篠塚、河埜、村田兆治・・・。この頃の人なら知ってるよ~。

「わたしの野球人生」と題したこの日の話の内容は、野球を始めた子供時代から、高校、大学時代の監督である父親との関係、そしてプロ選手時代の話、引退を決めたときのこと、コーチ時代の長嶋監督との思い出などなど。

長嶋のモノマネなど、ちょいちょい笑わせネタを入れながら、とても軽妙な話しっぷりで、終始楽しめた。人前で話すのは相当慣れてるなという印象。隣のおじさん、前のおじさん、手帳に一生懸命メモしてたよ(笑)。

最後、少年たちへのミニ野球教室があったり、直筆サイン色紙8枚をめぐって会場全員でじゃんけん大会があったりで、大いに盛り上がった。私ら夫婦は、共に1回戦で見事に敗退。「もしもらえたら、高く売れるかな」なんて邪な考えを持ってたから?(^^;)

立て続けにこの手の講演会に行ったのは、最近広報をよくチェックしてたから。今度は誰が来るかしら~。


2018.11.20 | | コメント(0) | トラックバック(0) | おでかけ



おじいちゃん日記1118

今週11月22日は、父の90回目の誕生日。誕生日なんてもう何回あるかわからないし、来年の今頃はどんな状態になっているかもわからない。とりあえず今なら、「おめでとう」といえば「ありがとう」とうれしそうな顔は見られる。ならばと、娘たちを呼んで、いっしょにお祝いに行くことにした。


あいにく、次女と夫は風邪気味のため欠席。万が一お年寄りたちにうつっちゃったら命取りだからね(^^;)。

長女と駅で待ち合わせ、ケーキとお花を買って施設へ。最初長女の顔を見て、知らない人みたいに会釈していた父だったけど、「○○ちゃんだよ!」「おじいちゃん、久しぶり!」って紹介?すると、「おお、大きくなったなぁ」。どうやら、認識したようだ。

その直後に「で、子供たちはどうしてる?」と聞いたり、私お皿やフォークを借りにキッチンへ行っている間に、長女に「で、お母さんは今日はどうしてるんだ?」と聞いたり、「30歳になった」と言った数分後に、「そうか、もう3歳か」と言うなどのおもしろポイントははあったけれど(笑)。

その後も「仕事はどうなの?」「今はどこに住んでるんだ?」などと、フツーな問いかけをしていたので、基本的なことはわかっていた感じ。

「お誕生日だからケーキとお花買ってきたよ!」って内容は理解してなかったと思うけど、「みんなが来てくれるのはうれしいなぁ」と、とてもゴキゲン。「若々しい(みずみずしいだったかな?)のがいるのはいいねぇ」って、ちょっと失礼じゃない?!(爆)。

以前、次女が行ったときも、他のおばあさんが次女をじっと見つめて「きれい」と発言していたけど、今日もまた別のおばあさんが長女をしげしげと見て同じような反応。こんな状態のお年寄りでも、「若い女の子」ってのは眩しいのねぇ(珍しいし)。

私と長女がベラベラ二人でしゃべっている全然関係ない内容に、盛んに「そう、そう」とうなづいている父。「分かんないけど、会話してる」感は味わってもらえたようで、たぶん、良かったんだろうな。

この日は、盛んに部屋に飾ってある賞状(10年前に叙勲を受けたときの)を話題にする父。(受賞したときの日記はこちら
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この賞状が入っている立派な額は、受賞時に「買わされた」もので、ついでの個人の写真撮影とか、オプションで用意されるモロモロに、ものすごくお金がかかり、「ぼったくり」だと言って母が怒っていたとか、授賞式は夫婦で招待されるのに「着ていくものがないし、面倒くさい」という理由で母は行かず父が一人で行ったこと、それをあとから聞いた次女が「それなら私がいっしょに行きたかった!」と言ってたっけ、、なんて、懐かしい思い出話に花が咲く。(もちろん、父もわからないくせに「そう、そう」と頷いている)

ついでに、暇なので長女と二人でググって、「瑞宝小綬章」は「ずいほうしょうじゅしょう」と読むこと、「璽をおさせる」の「璽」とは「じ」と読み、天皇の印章を指す言葉だということが分かった。隣に押してある印(「大日本国璽」と書いてあるらしい)が、それなのね。

写真が切れてる右側は確か「日本国天皇は○○○(父の名前、敬称なし)に」と書いてあった。「おさせる」というのは、「押させる」ってことかしらん、なんで漢字使わないのかな。

yahoo知恵袋によると、「天皇(私)が侍従などに(国璽を)押させる」という解釈らしい。でも、一人称で書いてるなら、この左には当時の内閣総理大臣(麻生さん)と局長の署名があるのは変という意見も。ついでに、もっと上位の勲章をもらう場合には、この国璽だけでなく、天皇の署名まで入るんだそうだ。それはレアね~。

と、受賞後10年も経って、今頃いろいろお勉強になった一日。娘を連れて行ったことで想像以上に喜んでもらえた私も満足(どうせもう忘れてるだろうけど)。また来年もお祝いできるといいね。


2018.11.19 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 介護



読書録:『賢い患者』


ささえあい医療人権センターCOML」という認定NPOの理事長を務める女性が書いた本。

COMLとは、”患者側の立場からよりよい医療を目指すための活動を行う団体”だそうだ。この団体が設立された1990年代は、患者に十分な情報が提供されずに「まな板の上の鯉」で言われるままに治療を受けざるを得なかったという時代。今ではインフォームドコンセントも当たり前となったけれど、未だに医師や病院に不信感を持つ患者は多い。

これを解消するためには、医療側の改革も不可欠だけれど、患者の側にもできることがあるのではないか。自分の病気と真正面から向き合い、主役として治療を受けていこうという覚悟を持つこと。そのためにはどうしたら良いのかという情報を発信しているという。

著者自身が20代でガンになったときの体験、COMLが受けた電話相談の事例を紹介した後、「医者にかかる10箇条」を解説。さらに、模擬患者として医師のコミュニケーションスキルアップに関わっている試みや、患者目線で病院をチェックして改革に協力している話なども出てくる。最後は、初代の理事を務めた女性がガンが見つかって亡くなるまでの間を「キーパーソン」として支えた体験談で終わる。

印象に残ったのは、医師と患者では、同じ言葉でも捉え方にそもそも違いがあるという例として、「この抗ガン剤は割とよく効く」といった場合、患者としては「7~8割ぐらいは消えるんだろう」と受け取るけれど、医師の常識としては「3割ぐらいは小さくなる」を想定しているという。その違いに気づかないままでいると、いざというときに「話が違う」となってしまう。

以前、義父が肺ガンの手術をしたときも、手術後の説明で合併症が起こるリスクについて、私が代理で聞いた手前はっきり確認しなくちゃと「何%ぐらい?」と突っ込んでみたら、その数字が想定より大きくてえっと思った記憶。具体的には覚えてないけど、最初に「合併症があるかもしれない」といった口ぶりから受けた印象より、その数字がずいぶん大きかったのは覚えてる。そういうことなのよね。

ネットとかで不確かな情報を仕入れて暴走しちゃうのはまずいと思うけど、やはり患者の側でもできる範囲の勉強はして、聞くべきことを整理してしっかり確認しておくっていうのは必要なんだなぁと思う。自分自身のことはなかなか難しくても、家族としてはそこが頑張りどころなのかも。

たまたま、先日読んだ『悪意』という小説でも、患者と医師との認識の違いがテーマだった(読書録はこちら)。先日の終末医療の講演会でも、平穏死を迎えるためには患者側の確固たる意思表示が必要という話だった。いずれにしろ、医師にお任せじゃだめということなんだ。医師にもいろいろいるしね。

2018.11.18 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



ロイヒつぼ膏

「ロイヒつぼ膏」って知ってる?


コイン程度の大きさ、形の湿布薬。中身はこんな感じ。大きさがわかるようにマウスをおいてみた。
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元はといえば、数年前に「中国人が日本のドラッグストアで爆買いするもの」というランキングで見かけて初めて知った。安いので試しに買ってみたところ、これがなかなかいいのだ!

肩こり、首こりがするときにこれをペタペタと数枚貼ると、意外に効く。小さいくせに。

湿布薬といえば、ボルタレンテープとかがよく効くなと思ってたけど、結構なお値段。(実家で母が脊柱菅狭窄症の手術をする前に、あちこちでもらって「全然効かない」と溜め込んでいたロキソニンテープをたくさんもらってきた思い出も)


その点、このロイヒは、156枚も入って757円。1回5枚ずつ使っても31回分。1個が小さいから、ピンポイントに貼れて効率的。

かなり粘着力が強いので、剥がすとき痛いのが玉に瑕。首の付け根とかに貼ると髪の毛がいっぱいくっついて大変なことに(笑)。注意書きに「入浴の30分~1時間前にはがしてください」って書いてあって、なんでだろう?と思ったら、直後にお風呂入ると、ヒリヒリするらしい。普通に貼っても肌がピリピリしたという人もいたので、肌の弱い人はやめたほうがいいかも。

あと、匂いがモロに湿布~! 昔、おばあちゃん(私の祖母)の部屋に入るとこの匂いがしたなぁっていう感じの。

何故かアマゾンにはレビューが1個もなかったけど、アットコスメの口コミは絶賛の嵐。

今まで肩と首にしか貼ったことなかったけど、口コミをみて、今日こめかみにも貼ってみたら、ちょっと頭痛っぽいかったのが治った気がする! 「ツボ膏」っていうぐらいだから、、と思って、合谷(手の親指と人差し指の骨が合流するところ)に貼ってみたのも効いた聞いたのかも?

そのほか、たくさん歩いた日に足の裏に貼ると効果てきめんという人も何人かいた。むくみがとれるとか、足が軽いとか。疲れた日に、肩に貼って寝ると翌日すごい楽!という声も。足の裏に貼るのは、自律神経を整えるから肩こりにも効果的と書いている人もいた。今度やってみよう。

アットコスメの口コミって、化粧品だとヤラセかなぁ~と思われるものもあるけれど、これに関しては、どれもなんか本音っぽく感じたのは気のせい?

知らなかった人は試してみてね~。



2018.11.17 | | コメント(0) | トラックバック(0) | セルフコンディショニング



平穏死の講演会に行ってきた

先月の池上さん、先日のくどひろさん(介護ネタ)に続き、また無料講演会に行ってきた。


今日のテーマは「最期まで自分らしく~自宅で穏やかな最期を迎えるために知っておきたいこと~」。市の地域包括市民講演会として開かれたもので、講師は尼崎の開業医である長尾和宏氏。平穏死や在宅医療、認知症、終末医療に関するベストセラーを何冊も書いていて、その領域で本を読んでる人なら知らない人はいないだろうという有名人だ。実際、私も何冊か読んで名前をよく知っていたので、行ってみた。

内容は、終末期になったら、抗がん剤などの積極的治療や点滴をやめて「枯れるように」死んでいくことで、苦痛のない死に方ができるという、平穏死のすすめ。芸能人の事例などもたくさん出して、平穏死ならギリギリまで元気でいられるのに、無駄な治療や点滴を受けると、ベッドの上で溺死するようなもので、相当苦しむことになると。

本人が平穏死を望んでいても、実際は家族の要望によってそれがかなわないことも多いのが現実。だから、リビング・ウィルをしっかり残しておきましょうと強調していた。ただ、日本では現状法的な整備がされていないので、それがあっても、家族に訴えられたくなくて治療や点滴が行われてしまうケースも多いという。台湾や韓国ではもうずいぶん前からそれが法制化されているのに、日本はその論議が進まないと嘆いていた。

先生が理事を務める一般社団法人:日本尊厳死協会(顧問には小泉サンや倉本聰の名前も)のサイトはこちら

彼の本を何冊も読んでいるので、知っている内容が多かったけれど、この問題で日本が台湾や韓国よりも遅れているというのは初耳。特に台湾では、医師教育の一環として、棺に入っている体験など死に向かい合うプログラムが用意されているというのは興味深かった。死をこんなにタブー視するのは日本ぐらいなのだと。

この講演会は事前申し込みがあったのだけれど、池上さんのときは往復はがきで入場券が送られてきたのに対し、確認メールが届いただけ。「席数には余裕があるのでお誘い合わせの上お出かけください」なんて書かれていたから、さぞかしガラガラなのかと思いきや、行ってみると池上さんのときに負けないぐらいの超満員。先週の介護の講演会より会場もずっと広かったけれど、やはりベストセラーの著者だから?

介護の講演会は中高年の女性がほとんどだったのに比べて、今日は半分ぐらいが男性だった。オジサマ方は、介護は他人事で興味がないけど、自分の死に方には関心が高いってこと? 介護のは土曜日、今回のは平日だったのに。(そもそも、あちらは横浜市内の区の主催、今回は厚木市の主催と主催者の規模の違いもあるのだけれど)

先日の介護のでは、市の担当者から地域のサポート体制などについての情報もあった。私は地元じゃないから関係なかったけど、今回は自分の市だし、具体的な情報も役立つかしら、、と思ったら、こちら何もなし。市長が出てきて挨拶しただけで、あとは講師の話だけでおしまい。

ただ、資料の中に入っているこの本の紹介はちょっと役に立つかも。前に、在宅医療の成否を決めるのは、いい先生に巡り会えるかどうかにかかっているという話を書いたけど、この本は、長尾先生が監修しているらしいので信用できるかも?



司会は豊田綾乃というTBSの女子アナ。民放見ない私は知らないけど、名前を聞いて会場がどよめいていたから、有名な人? 予算奮発したのね(笑)。

そうそう、ひとつ知らなかったのは、たっくさんの本を出している長尾先生、すべての印税は相馬市の震災孤児の支援に寄付しているのだとか。知らなかった。全部図書館で読んだ私はなんの協力もしてなくてゴメンナサイだわ。

私が読んだ本のリンクを貼っておくので、興味がある人は「買って」読めば、支援ができマス。どの本も、素人でもわかりやすく、読みやすい本です。

読書録はこちら

読書録はこちら

読書録はこちら

2018.11.16 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 日々のできごと



パソコン再インストール

何年かに一度は書いてる気がするけど、、記録しておかないと忘れちゃうので。


最近、やたらにGoogle Chromeがクラッシュするという事象に悩まされていた。ネットの情報を探してみても、有効な解決法が見つからない。キャッシュのクリアとか、拡張機能を減らすとか、再インストールまでしてみたけどだめ。過去にも同じようなことは何度もあったので、そのうちバージョンアップされれば解決するかなと我慢してた。

そんなこんなで何ヶ月も引きずっていたけど、ついに原因に気がついた。HDD容量がほとんどなくなってた! Windowsから「空き容量が不足しています」ってエラーが出るまで、空き容量のことなんか、すっかり忘れてた。

60GBのうち、空きが380MBとかになってて、chromeのようにメモリを大量に消費するアプリには、無理な環境になってたというわけだ。

空き容量をへらすべくいろいろ試みてみるけれど、あまり減らない。そもそも、ワードエクセル以外大きなアプリは入ってないし、データはみんな他のドライブに保存してる。なんでこんなに食ってしまうのか。

いろいろ悩んだ末、見つかった犯人は、iPhoneのバックアップ。iPhoneはiTunesとつなぐとまるごとバックアップしてくれるんだけど、それが30GB以上にもなってたのだ。

iPhoneのバックアップ先を他のドライブに変えるという手もあったんだけど、もろもろ考えた結果、HDDをフォーマットしてパーテーションを切り直してもらうことにした。というのも、そのHDDもともとは120GBあるものを、60、30、30に区切って使っていた。これを区切りなしのまるごと120GBで使えるようにするということ。それとは別に900GBの外付けHDDがあるので、データはそっちに入れればいい。

実際の作業は、もともとこのPCをセットアップしてくれた夫の知人が引き受けてくれた。宅配便でやりとりしていると時間がかかるので、夫が直接行って即日持って返ってきてくれた。感謝!

私のところに戻ってきた時点では、Windows10の再インストールまでやってくれていたので、あとはせっせと元の環境に戻す作業。

といっても、一昔前と違って、データはクラウドだし、メールもブラウザもGoogleにログインすれば全部元通りだから、本当に楽になった。昔は周辺機器のドライバを入れたり、ネットワークの設定をしたり、いろいろ大変だったことを思うと嘘みたい。

ひとつ失敗したのは、Google日本語入力の辞書をバックアップしてなかったこと。パソコンの再インストールや乗り換えは何度もやってるけど、Googleに変えてからは初めて。以前使っていたAtokではもちろんバックアップしてそれを復元していたけど、Googleのはクラウドにバックアップされてるんだと思いこんでた。でも、引き継ぎたければ、手動で保存しておく必要があったらしい。

ちょっと前のAtokの辞書は残ってたので、それをインポート。その後登録された新しい単語は消えちゃってるけど、大した問題じゃない。でも次からは、ちゃんとバックアップしておかなくちゃ。

HDDも昔に比べたらケタ違いに大きくなっているのに、データもどんどん大きくなるし、なんでもかんでも取っておくから、結局いたちごっこだ。広い家に引っ越せばものが増えて結局収納が足りなくなるのと同じね。Dropboxからも、「もうすぐ容量満杯になるから、有料プランへどうぞ~」という誘いを毎日受けている。こちらも「お片付け」しなくっちゃ。

今のPCを使い始めたのは今年の4月なので、まだ1年も経ってないけど、ゴミがなくなった「きれいなからだ」になるのは快適。また汚れる前にWindowsのバックアップもとっておいた。末永く快適に掴ますように~。


2018.11.14 | | コメント(0) | トラックバック(0) | デジタルネタ



おじいちゃん日記1113

昨日の夕方行ってみると、玄関の入り口入ってすぐのところに、父によく似た後ろ姿が。真っ白なのにフサフサな頭はどうも父ぽいけど、なぜか車椅子。嫌な予感。


中に入って確かめてみると、やはり父だった。スタッフに話を聞くと、朝から目眩がするなど具合が良くなかったらしい。ここのところ欠かさず参加していた午前中のレクリエーションもパスして休んでいたとのこと。どうも様子が変なので、一応病院に連れて行こうということになり、今まさに帰ってきたところだという。

ところが、建物に入った途端に嘔吐してしまったんだとか。ズボンは汚れていたけれど汚物は見当たらなかったから、始末したところだったようだ。見ると、父の顔は真っ白。まさに蒼白という感じ。病院では、その場では「がんばって」元気だったせいか、「心配ないね」と言われ、「様子を見ましょう」ということで、投薬もなく帰されたらしい。

口をゆすいだりした後、とりあえずお部屋へということで、いっしょに4階の自室へ。汚れた衣類を職員といっしょに着替えさせて、ベッドに休んでもらう。そうこうしてるうちにだいぶ落ち着いて来たみたいで、顔色も少し良くなった。

本人の様子はというと、いつもがいつもなのでよくわからないけど(^^;)、とりあえず「現在の父基準で普通」に受け答えはしていた。だるそうだったので、「ここにいるからゆっくり休んで」と手を擦ってあげると、安心したようにすぐスースー寝息をたてて眠りについた。ちょうどフロア責任者のFさん(父のお気に入り)も来てくれて、「○○さーん、大丈夫ですかぁ? かわいそうに」ってなでてもらったりしたから、安心効果も倍増だったんだろう。

5~10分して、よく寝ているようなので、そのまま退室して、その日はそのまま帰ってきた。

大したことないだろうとは思ったけど、ちょっと気になったので、今日また様子を見に行ってきた。1階の受付でも「今朝はもうすっかりいつもどおりお元気で朝食も普通に召し上がりましたよ」とのこと。上がってみると、リビングの椅子に座って足湯をしてもらっているところだった。顔色もいい。

「昨日も私来たの覚えてる?」と聞いても、覚えてないのは想定どおりだけど、昨日の一件もまったく記憶にないようだ。以前、外で転んで救急搬送されたときも、試合後のボクサーのように顔が腫れても全然覚えてなかったしね。覚えてないってことは、もうすっかり良くなったということだと一安心。

スタッフのSさんが、「もう~昨日は○○さんがいらっしゃらなかったから、(奇声を上げてわがままをいうおばあさんを)叱ってくれる人がいなくて。あのまま寝たきりになっちゃったらどうしようかと思いましたよぉ」と(笑)。このスタッフはいつもこんな調子で、「私たちが思ってても言えないことを言ってくれるから」と父のことを持ち上げてくれるのだ。

そんな話もどこまで分かってるのか、ニコニコ聞いてる父。ずっと元気だったから、ちょっとびっくりしたけど、季節の変わり目だし、ちょっと体調崩すことぐらい、若い人だってよくあることだもんね。いつもどおりの風景に戻って良かった、良かった。




2018.11.13 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 介護



読書録:『悪医』


認知症の症状が進んでいく様子を、患者本人の目線で描いた『老乱』という本がなかなか良かったので(そのときの読書録はこちら)、同じ作者の作品を読んでみた。

この作品は、末期がんの52歳の男性が「もう治療法がない」と主治医に告げられるところから始まる。初期の胃がんが見つかり手術したものの再発、以来続けてきた抗がん剤の治療も限界となり、「このまま続けてもむしろ寿命を縮めるだけだから、治療をやめて残りの時間を有意義に過ごしたほうがいい」と言われる。

医師としては「患者のため」を思って善意から出たこの言葉に、患者は「そのまま死ねというのか!」と激怒し、病院を飛び出ししまう。

その後、この医師と患者、それぞれの目線での描写が交互に続いていく。

諦めきれない患者は、権威のある大学病院の門を叩いてみたり、マスコミでもてはやされている「抗がん剤専門医」、高額な医療費のかかる免疫細胞療法のクリニックなどにすがる。

一方の医師は、「自分は間違ってない」と信じつつも、このことが気にかかっている。この患者だけでなく、医師のもとを訪れる他の患者からも、「普通は面と向かってこんなこと言えないよね」と思うような、本音の鋭い言葉が浴びせられる。

医師が言う内容は正論だとしても、それをそのまま言っただけでは「突き放された」と感じ、患者は絶望してしまう。自分の命と向き合う患者にとっては、1%でも可能性があるならそれにすがりたいと思ったり、何もせずにただ死を待つだけというのは耐えられないという気持ちもよく分かる。

私の母が抗がん剤をやめるときも、私自身は「90年近く生きたんだし、もういいじゃん」とアッサリ考えていたけれど、母本人にとっては、やっぱり葛藤はあったと思う。本音としては続けていきたかったけど(母の場合は本人が副作用で苦しんでいたわけでもないし)、続けるには東京の病院に通わなくてはならず、それは無理だから仕方ないわね、ということで諦めたんだと思う。

抗がん剤をやめてからも、「でも、突然がんが全部消えちゃう人もときどきいるのよね」なんて言ってたから、やっぱり「奇跡」を願う気持ちはずっと持っていたのかもしれない。まして、まだ若い患者だったら、そう簡単に受け入れることはできないと思う。

この作品では、医師と患者、両方の立場を主人公にすることで、単純にいい悪いではない、この問題の難しさを考えさせられる。

治療をやめるというだけではなく、その後の心身のケアへのつなぎ方が重要なのだと思う。それを担うのが緩和病院、いわゆるホスピスなわけだけど、現実には、手術から担当している外科医はその知識はあまりないから、病院内の担当部署に相談に行けと言うだけ。

治療をしない=自分の担当ではなくなるわけで、もう関心がない。治らない患者よりも、治る患者に時間や手間をかけたいという論理も理解はできる。治療を待っている患者はたくさんいるのだから。

でも、今まで命をあずけてすがってきた患者にしてみれば、いきなり見放されるのは辛い。うちの母も、ずっと主治医のことを「あの野郎」呼ばわりして(笑)、恨んでた。そこのところを、もう少しスムーズに患者の心理的負担を考慮した形で、治療中も治療終了後も継続して支えてくれる存在があるとずいぶん違うのかなぁと思う。

というようなことを考えさせられるので、医者にも、患者にも、両方読んでみてほしいと思います。


2018.11.12 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



介護ブロガーの講演会に行ってきた

昨日、友人からお誘いを受けて、講演会に行ってきた。

介護ってやっぱり大変?! がんばりすぎない介護のヒケツ

横浜市の神奈川区が主催する「地域で支える介護支援講演会」として開かれたもので、講師は40歳からの遠距離介護というブログを主催する工藤広伸さん(実はペンネームらしい)。

以前、介護や認知症の本を読み漁っていた頃に彼の書いた『医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得』という本を読んだ。そのことをこのブログに書いたときに(そのときの記事はこちら)、それをこの友人が見て、以来彼のブログをずっとチェックしていたらしい。

ブログに公開されていたというこの講演会、私は気が付かなかったけど、同じ神奈川県内だし!ということで「いっしょに行かない?」と誘ってくれたのだ。

彼女の親は認知症ではないけれど、遠く離れた土地に暮らしている。まだ介護の必要な状況ではないものの、「いずれ」に備えて彼のブログは参考になるのだろう。

私自身は、父はもう施設に落ち着いたので介護の必要はないのだけれど、認知症のお母さんとのやりとりは、うんうんそうよねーと思うことも多く、今もブログは読んでいる。

さて、その講演会。初めて見た生「くどひろ」さんは、文章から想像していたよりも、はるかに若々しくてさわやかイケメンだった(笑)。話し方もとてもハキハキとしていて頭の切れる人という印象だ。実際まだ40代だし、積極的にブログを運営するような人なんだから、考えてみれば当然なんだけど、ことテーマが介護となると、こういう世代の人が情報を発信してるっていうのは、やはり稀有な存在なんだと思う。

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(顔ちっちゃすぎてわかんないね)

この日の話は、彼の経験を伝えながら、「がんばりすぎずに」介護を続けるコツを伝授というような内容。本人が2度の介護離職を体験していることから、「介護で仕事をやめないためには」なんて話もあった。これは、区の担当者からの要請で入れた内容らしいけれど、この日の参加者の顔ぶれを見ると(圧倒的に女性が多い、男性も退職後と見られる人ばかり)、あまり直接関係する人はいなかったかもね。

全体的に強調されていたのは、ひとりで抱え込まずに、周りの人にヘルプを求めようという話。関連して区の担当者から相談窓口やサロンの紹介などもあった。介護は情報戦と言われるけれど、「情報の量より人」という言葉が印象的。ひとり頼りにできる人(ケアマネさんなり包括の担当者なり)を見つけられれば、その人を糸口にしてさまざまな情報を得ることができると。それはまったく同感で、私も父が自宅にいた頃お世話になったケアマネさんにどれだけ助けられたことか。

普段ブログを読んでいるので、特に目新しい情報はなかったけれど、ブログではおなじみのお母さん(現在介護中)や、お父さん(昨年死去)、お祖母さん(数年前に死去)などを写真でお顔を拝見できて、よりリアリティが感じられたかな。

くどひろさんが90分話したあとは、区の担当者による寸劇で認知症への対応を解説があった。がんばってるのは微笑ましいけど、どうせなら、その分、くどひろさんとの質疑応答に当ててくれたほうが良かったと思う。

いずれにしろ、介護で悩んでる人は、とにかく、こういう講演会に出かけてみるとか、どこかに相談してみるとか、何か一歩踏み出すことはとても有益だと思う。がんばりすぎずに「しれっと」ね。

追伸。御本人のBlogで、「手作り寸劇」の写真がUPされてた(笑)


2018.11.11 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



ボナール展と東山魁夷展

まだまだ続く、芸術の秋♪ 昨日は新国立美術館で「ボナール展」と「東山魁夷展」のダブルヘッダー。


きっかけは、ボナール展のチケットをもらったこと。前売りのメールが来てたけど、興味があるようなないような、ビミョ~な感じで結局買わずにスルーしてた。そしたら、偶然日経新聞の読者プレゼントで、応募すれば全員くれるというので申し込んだ。タダなら喜んで!ということで。

それとは別に、先日読んだ原田マハの『いちまいの絵』という本(読書録はこちら)の一番最後に東山魁夷の「道」という絵が出てきた。それ以外は全部西洋画なのに、1枚だけ日本画だったのが印象に残っていた。あれ、そういえばどこかで「東山魁夷展」やっていたような?と思って調べてみたら、まさに今、ボナール展と同時に新国立美術館で開催してる! じゃあ、いっしょに見てきちゃおうということになった。しかも、どちらかの半券があれば、もう片方は100円引きというし!

最初に見たのは1階でやっていた「ボナール展」。実はピエール・ボナールって知らなかった。wikiによると「ポスト印象派とモダンアートの中間点に位置する」フランスの画家。いわゆるナビ派ってやつ?(ナビ派が何かもよく知らない。。)

同じくwikiには「日本美術の影響を強く受け、「ナビ・ジャポナール」(日本かぶれのナビ、日本的なナビ)と呼ばれた」とあったけど、確かにちょっとペタッとした平面的な描き方をしているものも多くあったり、なんとなく分かるような。

ただ、全体として特にどうというほどのことはなくて、正直、うーむ、お金出してまではいいかな、、、という感じ。

で、一旦お昼休憩で、すぐ近くの「クッチーナ イタリアーナアリア」という小さなお店で生パスタのランチを食べた。12時半ごろでお昼休みの時間帯に当たっちゃったので近所のオフィスワーカー風の人でいっぱい。5分ほど待って入れた。

夫はウニのパスタ、私は「海老とブロッコリーのトラパニ風 アーモンドソース」。トラパニというのはシチリアにある地名で、なんとなく親近感を覚えたのと、アーモンドソースなんて珍しいし。食べてみたら、すごーーーく美味しかった! ウニは美味しかったけどちょっと塩辛くて喉乾いちゃったのが残念。

お腹が落ち着いたところで、再び美術館へ。

ついでのはずの東山魁夷展は、とっても良かった!

大きな絵が多いけど、無駄なものを削ぎ落としたすごくシンプルな構図。色もたくさん使わない。でも、透明感とか奥行きとかが感じられて、心が洗われるような美しさ。油たっぷりの洋食が続いたところにさっぱりしたご飯の美味しさみたいな?

晩年に馬が出てくる絵を描いた以外は、人も動物も一切描かず、風景画のみを描いたという。特に寒い風景を好んだようで、澄み切った空気感とか、シンと静まりかえった感じ、冷え冷えとした感じ、湿度まで伝わってきそう。

5,6年前に、日本画家の上村 淳之さんの講演会を取材したことがある。その縁で当時デパートで開催されていた展示会も見に行ったのだけれど、そのときも同じようなことを感じたっけ。確かそのときブログにも書いたはず、と思って探してみたら、一緒に行った母への愚痴しか書いてなかった(笑)。ま、それも今となってはいい思い出(→老母とデート

改めて、そのときの講演会の取材記事を読んでみると(美のたたずまい -日本画の世界-)、そのとき聞いた「日本画とはなんぞや」という話は、まさに東山魁夷のオーディオガイドで本人が肉声で語っている話と通じるところがあって、すごく納得。

同時に、こういう日本画の美しさはやっぱり日本人だからこそすごくよく分かる部分があるのかなぁとも思う。

今回の展覧会では、最後に唐招提寺の障壁画(ふすまに描いた絵)が68面も再現展示されているのが目玉になっていて、これは特に圧巻。その部屋に入ったときに「おおぉー」と声を上げている人が何人もいた。

と、期待以上に見応えたっぷりで大満足。


2018.11.08 | | コメント(0) | トラックバック(0) | おでかけ



読書録:『いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画』


アート小説家として有名な原田マハが選んだ「名画」についての解説本。

アマゾンの紹介分から取り上げられている作品を抜粋すると……。

ピカソ『アヴィニヨンの娘たち』『ゲルニカ』、ジョット・ディ・ボンドーネ『聖フランチェスコの伝説』、ボッティチェリ『プリマヴェーラ』、モランディ『ブリオッシュのある静物』、ゴヤ『1808年5月3日』、レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』、セザンヌ『セザンヌ夫人の肖像』、マネ『バルコニー』、モネ『睡蓮』、ドガ『エトワール』、ゴッホ『星月夜』、クリムト『アデーレ・ブロッホ=バウワアーの肖像I』、マティス『ダンス』、ロスコ『シーグラム壁画』、ルソー『夢』、ビアズリー『おまえの口に口づけしたよ、ヨカナーン』、マレーヴィチ『黒の正方形』、ポロック『No.1』、ムンク『叫び』、東山魅夷『道』など、全26点。

単なる絵画解説ではなくて、著者自身がその絵とどんな風に出会ったかのエピソードにも触れながら、その絵のどこが「すごいのか」を説明してくれる。知らない絵も何枚かあったし、うーん、そんなにすごいかなぁと共感できないものもあったけど、それはそれとして、おおむねざっくり面白かった。

ひとつについてのページ数はそれほど多くないので、サラッと読める。各作品はそれぞれ別の章として独立しているので、興味のあるところだけ拾い読みしてもよいかも。

2018.11.08 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



呼吸をととのえる「らくゆるメソッド」

ちょっと前に、いつもジムで受けているレッスンの先生が週刊誌に取材されたという話を書いた。


死ぬまで歩く「7つのメソッド」

4ページの記事だったんだけど、これが好評だったようで、昨日発売の11/18号に記事が載ったらしい。
カリスマインストラクター・高崎玲子が指南 呼吸をととのえる「らくゆるメソッド」

私はまだ買ってないんだけど、今日のレッスンのときに見本を見せてもらったら、先生の写真も前より大きく載ってる(先生、美人なの)。前回は、ジムのすぐそばの有隣堂はすぐに売り切れで、取り寄せ希望の人が続出したと聞いていたけど、今日帰りに寄ってみると、さすがの山積み。先生の名前入りのポップまで飾ってあった。

前回の記事は、主に足のコンディショニングが中心だったんだけど、今回のは呼吸筋へのアプローチにフォーカスしているらしい。

先日、肩こりが始まったとき呼吸筋を緩めるエクササイズをしたら頭痛で寝込むところまで行かずにすんだという話を書いたけれど(呼吸筋を緩めて、肩こりを和らげる)、まさにその話ね。

肩こりと呼吸の関係については、整体で指摘されたのがきっかけだったんだけど、先生のレッスンでも呼吸筋を鍛えるエクササイズは毎回しつこいほどやっているので、それが功を奏した模様。

具体的には、前回の記事にも今回の記事にもある、「おしりギュッ」からの体幹引き上げのエクササイズ。朝起きて肩がズシーンとしだしたときにこれをやったら、自然と胸筋が開くので、ふっと肩の力を抜くだけでガチガチに固まってた僧帽筋が緩んで肩こりが嘘のように楽になった。

同時に、歩いたり長時間立っていたりして腰が痛くなるのも、体幹の力が抜けているからだということに気がついた。この前美術館を2つハシゴしたときも、腰が疲れてきたなと思ったときに、意識して体幹に力を入れると腰のハリが取れて、結果ずいぶん楽だった。

肩こり、腰痛だけじゃなくて、あっちやこっち、いろいろプチ不調に悩んでいる人は、試して見る価値あると思うよ~。ゴローちゃんの表紙が目印でっす。




2018.11.07 | | コメント(0) | トラックバック(0) | セルフコンディショニング



読書録:『知識ゼロからの西洋絵画 困った巨匠たち対決』


毎週火曜日の午後9時からBS日テレでやっている『ぶらぶら美術・博物館』という番組がある。日本にやってくる絵画展などを貸し切り取材して、見どころなどを解説してくれるというもの。この番組で、その専門に詳しい学芸員と共に、ぶっちゃけおもしろく解説をしてくれる山田五郎が、同時代に行きた巨匠画家を2人ずつ取り上げて「対決」という形で紹介したのが、この本だ。

登場するのは、ミケランジェロvsダヴィンチ、ゴッホvsゴーギャン、ドガvsセザンヌなど。タイトルにもあるように、これらの巨匠の人間的な「困った」ちゃんな部分にフォーカスしている点がとてもユニーク。

日テレの番組でもそうだけど、「この人は~って言われてるけど、本当はこんな人で、●●したかっただけなんだよね」みたいな、すごく人間的なエピソードを聞くと、「巨匠」と言われている画家たちの当時の等身大の姿が垣間見えるようで、すごく親近感が出てくる。

本では、人生におけるエピソードや人間関係などと共に、代表作の解説ももちろんあって、「こういう点がすごかった」という美術的なエッセンスもちゃんと含まれている。それぞれの絵はカラーで図版もあるし、イラスト入りで説明されているので、素人にもすごく分かりやすい。

そういえば、一番最初に美術に興味を持ったきっかけが、『イラストで読む 印象派の画家たち』という本を読んだことだった。(その時の日記はこちら

この本も、タイトルのごとく、印象派の画家たちの人間関係をマンガ形式で書いたもの。当時は、まだ、モネ、マネ、セザンヌ……などと名前は知ってても、誰がどんな絵を描いたのかもごっちゃで良く分からなかったけれど、この本を見てから、それぞれの画家をキャラクタライズできたおかげで、バッチリよく分かって、その後、海外旅行や日本でやる展覧会でいろいろな絵を見るときにも、すごく参考になった。

今回読んだこの本も、まさにその路線。西洋絵画入門者のかたには、おすすめです~。

2018.11.06 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



格安ヘアカラー専門店、その後

今年のはじめ頃にデビューした、ヘアカラー専門の美容室。(そのときの話はこちら→ヘアカラー専門店に行ってきた


その後4月はタイミング的に面倒だったのでいつもの美容室で染めてもらった以外は、6月、8月とこちらに行って染めてもらった。先月美容院に行った時「次回はカラーですね」って言われちゃったけど、「そうね」と言いつつ、こちらの格安へ(笑)。

カラーのほうは、最初全体染めでチケット買ったんだけど、髪を見たスタッフが、「2ヶ月おきにやってるなら、根本染めでも大丈夫。毎回全体染めしてると、毛先が暗くなっちゃうし」というので、500円返金してもらって根元染めにチェンジ。2100円なり。

この前縮毛矯正をして、ちょっと髪が傷んでる気がしてたので、今回は奮発して!3200円のプレミアムトリートメントもつけてみた。染めるより高いやん(笑)。でも、合計でも5000円でお釣りがくるから、いつもの美容室よりだいぶ安い。

カラーは、チャッチャッと相変わらず手早い。不安になるけど、ちゃんと染まってる。痒くもならない。そしてシャンプーは丁寧で気持ちがいい。たぶん毎回担当者変わってるけど(世間話する暇もないので、覚えてない)、誰にあたってもそんな感じ。今回は「プレミアム」なトリートメントなので(笑)、ヘッドマッサージもしてくれたし。気持ちよくてよだれが出ちゃったよ。

ハサミ使わないなら美容師資格なくてもいいんじゃないかと思うけど(憶測)、あのシャンプーの仕方からすると素人ではない感じだ。みんな、結婚して退職しちゃった元美容師がパートでやってます、って感じ? 公式サイトの人材募集のページで社員インタビューみたいなのを読むと、アシスタント経験しかない、、みたいな人が多いみたいだ。なるほど。そういう人にはピッタリかも。前にいつもの美容師さんから聞いた話だと、入社して1,2年でやめちゃう子ってすごく多いらしいから。

女性専用とは書いてないけど、今まで女性しか見たことがない。平日の昼間だしね。白髪染め専門ってわけじゃないみたいだから、若い人にもおすすめだと思う~。

オーガニックハーブのヘアカラー専門店「Garden」

で、大枚はたいた!プレミアムトリートメントはすごくいい感じ。明らかに手触りが柔らかくなったし、毛先がバサバサしてタワシみたいになってたのが、落ち着いた。先月縮毛矯正のときもトリートメントしてもらったんだけどなぁ。

2018.11.05 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のできごと



おじいちゃん日記1103

火曜日にもちょっと用事があっていったのだけれど、顔見ただけですぐに帰ってきちゃったので、改めて。


14時半ごろに到着すると、ちょうど入浴中だという。まだ30分以上かかるかもというので、一度外に出て、近所の河原などをブラブラ。蚊に刺された。かゆい。

15時過ぎに戻るとまだだというので、父の自室で冬物衣料などをチェック。先日探してもなかったユニクロのダウンベストは普通にあった。どこにあったのかなぁ。この日は、行く道すがら寄ったイオンでフリースを1380円でセールしていたので、買っていった。ユニクロより安いじゃん(笑)。先日背広型ジャケット着て昼寝してたので。カーディガンもあったような気がするんだけどなぁ。

部屋の隅にジャンバー型のジャケットも発見。クローゼットにかけようにもハンガーがたりないので、次に行くとき家で余ってるのを持ってこようと思ったら、ゴミ箱に2つ捨てられてるのを見つけた。壊れたりしてるわけでもないので、父がゴミ箱に入れたようだ。謎だけど、戻しておいた。

部屋の中をウロウロしてみると、予備の靴が片方しかない。あれ~と探してみたら、こんなところに。

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なぜか、枕の上。そもそも、なんで枕が床に? この感じだと、たまたま落ちたとかではなく、ここにあえてきちんと「おいてある」風。いかにも几帳面な父っぽい。

とブログのネタをいただいたところで、父の声が聞こえてきた。戻ってきたらしい。ちょうどそのとき、リビングではまた女性陣が不穏な様子で、それを見て父がまた怒ってる。なんとか気をそらせようと、買ってきたフリースを見せたりするけど、心ここにあらず。

スタッフが、「せっかくだから新しく買ってもらったの着ましょうか?」と促してくれたので、着替えさせ、脱いだものを自室に持って行きがてら、父も連れて自室へ行ったら、やっと落ち着いてくれた。

しばらくして3時のおやつを部屋まで持ってきてくれたので、ふたりで紅茶を飲みながらおやつタイム。私は紅茶だけなんだけど、父ったら、自分の分の蒸しケーキをフォークで半分に切って、「あんたも食べなさい」と言うから、ちょっとじわっとしちゃったよ。

今日はずいぶん普通で、盛んに「最近○○ちゃん(姉)はどうしてる?」などと聞く。姉の話題を持ち出すのも久しぶりだけど、はっきり名前を言うのはものすごく珍しい。なんで急に?と思ったけど、もしかして最近来たのかしらん?

実は先週来たとき、何度も「子どもたちはどうしてる?」と聞かれて、そのときはうちの子(孫)のことを言ってるのかと思っていたけど、数日後に管理者のFさんと電話で話したときに、私が来たその日の夜、「珍しく、子供たちがどうとかという話をしてましたよ」というので、昼間私に聞いてた「子どもたち」も自分の子供である私と姉のことだったのかも、ということになった。

眼の前にいる私が自分の娘だということは分かっている(周りの人にも「うちの娘です」と言う)けれど、この50代のオバサンと、自分の記憶の中にいるかわいい?幼い、若い娘とは別の存在なんだろうな、きっと。

でも、先日までは自分の故郷にいた時代のことしか頭にない様子だったことに比べれば、自分が親として私たちと暮らしていた時代のことを思い出してくれたのかもというのは、私としては少しうれしい。

今日は、仕事をしていた頃のことも少し自分から話したし。いろいろ落ち着いてきている今日このごろなので、おいおいといろいろな話ができるようになるといいなと思う。

あ、少し記憶?が戻ったところで、久しぶりに「お母さんの調子は最近どうだ?」と聞かれてしまった。やっぱり死んだことを言えなくて、「うん、変わりないと思うよ」とごまかしちゃった。いつか、父と母の思い出話をできるときは、来るのかなぁ?



2018.11.03 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



読書録:『佳く生きる』


天皇陛下の心臓手術の執刀医として有名になった天野先生の本。医師としてどんな心構えでいるか、何を考えて、どう患者さんと接しているかなどの持論が柔らかく書かれている。(シニア層を意識してか、文字大きめ、行間広め(笑))

現在は順天堂大学病院の院長もしているそうで、そんな立場から病院経営、医師のあるべき姿、病院改革などの話も。同時に、患者として上手な病院のかかり方、医師との接し方などについてのアドバイスも書いてくれている。一般に手術数が多い医師ほど技術があることは確かだが、中には簡単なものばかりを手がけてその成功数を誇っている場合もあるという。

タイトルの「佳く」というのは、「良」でも「善」でもないところがこだわりなのだという。なぜなら良や善には悪という対義語があるけれど、「佳」にはないからだそうだ。

最初、タイトルを見たときは、病気や治療には限界があるのだから、自分の命を精一杯行きましょうみたいな話かなと思ったけど、そうではなかった。

むしろ、決して諦めずにひとりでも多くの命を救いたい、というようなことを強く語っていたのが印象的だった。

医師として当たり前のことなんだけど、最近、終末医療に関心があったせいで、「死なせない」ことしか考えない医師というものを批判的に感じていたので、むしろ新鮮に感じた。この本でも「終末医療を否定するものではないが」というような注釈もあったけれど、確かに、やはり心臓手術を専門とする医師としては、その心意気がなければやってられないんだろうと改めて思う。

「治療しない」という選択はできるとしても、治療できる可能性を常に追求していくのが医師の原点なのだろうとは思う。

医師、医療といっても、ケースバイケースっていうことだ。常に最先端の医療を開拓してそれを実践していく医師がいて、命の週末に寄り添う医師もいて。適材適所でいい医師に巡り会えたら理想だよね。

2018.11.02 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



フェルメール展からムンク展、そして谷中ビール♪

10月5日から上野で始まったフェルメール展。全37作品のうち9作品が一挙に揃うというので行ってきた。


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1枚来るのでも大騒ぎのフェルメールなので、今回は日時指定制。1日を2時間ずつぐらいの枠に分けての入場となっている。チケットはネットから購入できる。見ていると事前に売り切れになってしまうことはないので、かなりの枚数を売っているようだ。

なので。当然結構な混雑で入場前はやはり並ぶことになるらしい。入れ替え制ではなく、一度入れば閉館まで制限時間はないので、指定時間枠の後半に行くのがいいという。

私は前日の夜に今日の朝9時半から10時半の枠を購入し、10時すぎに到着で10分待ち。終わって出てきたときは、次の11時の枠が始まったばかりのところで、やはりすごーーーーい行列になってた。

今日展示されていたのは実は8作品。残りの1つは1月から2月の1ヶ月だけの展示らしい。中もそれなりに混雑してたけど、かつて「牛乳を注ぐ女」1つだけ来たときは、そこだけが黒山の人だかりでゆっくり見られなかったことを思うと、まあ許せる範囲。

フェルメールについては、前にも書いたことがあるように、旅行のついでに結構たくさん見た。数えてみると19個。そのうち今回来ていたのは2つしかなかったので、全部で25個見たことになる。

個人的なベスト3は「真珠の耳飾りの少女」「牛乳を注ぐ女」「デルフトの眺望」(「牛乳を注ぐ女」は今回も来てる)。所蔵リストを見ていると、やはり本国オランダの美術館にいいものが揃ってる気がする。

今日初めて見たものの中では「ワイングラス」という作品がきれいだったかな。ちなみに、展示自体はフェルメールだけじゃなく、同時代のオランダ画家の作品も30点ほど。あまりめぼしいものはないけれど、「フェルメール風」な構図とか色とかのものもあって、これがこの時代のオランダ絵画のスタンダードな世界だったのかなと言うことは分かった。

ところで、今回のフェルメール展、なんと入場料が2500円もする(当日券はさらに200円プラス)。オーディオガイドも込見だと思えばそれほど高くない、、と言われていたけど、このオーディオガイドがしょぼくてとても残念。フェルメールの作品も全部に解説があるわけじゃないし。石原さとみの声が聞きたい人以外は聞く価値なし。別料金だったら怒ってたと思う。

さて、フェルメール展のあとは、同じく上野でやっているムンク展へ。あの「叫び」が来ているというのが最大のウリ。

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でも、それ以外は有名なわけじゃないので、「叫び」の前だけすごい混雑で、「立ち止まらないでください」とうるさく言われて、興ざめ。だったら、解説板をもっと離れたところに配置してくれればいいのに、立ち止まらずに解説読んで絵も見てなんて、できないし。「ゆっくり見たい方は後ろでどうぞ」と言われても、後ろからじゃ人の頭が邪魔で見えないよ。少し高くしてくれるとか、なんかもう少し工夫が欲しかった。

今回の展示品はすべてオスロ市立ムンク美術館のもの。以前北欧旅行に行ったとき、ムンク美術館とオスロ国立美術館にも行ったはずだけど、私も夫も「叫び」以外は全然見見覚えがない。現地では日本語の解説やオーディオガイドがなかったので印象に残らなかったせいもあるかもしれないけど。なんだかオスロで見たのとはずいぶん違ってて、同じ作家の絵でも、展示の仕方(作品の集め方、並べ方)で印象ってずいぶん変わるんだなぁと思った。

美術館をハシゴした後は、近くの谷中ビアホールでランチ。古民家を改装した昭和レトロなお店だ。

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クラフトビール、自家製スモーク、谷中生姜。美味しかった!

デザートは、千駄木駅近くの福丸饅頭というお店で、一口まんじゅう。店頭に椅子とお茶があって、写真を撮る前にあっという間に食べちゃったけど、めっちゃ安くて美味しかったよ!
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お天気にも恵まれて、芸術の秋、食欲の秋も大満足な谷中散歩でした!





2018.11.01 | | コメント(0) | トラックバック(0) | おでかけ



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