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日本語ボランティア養成講座2回目。日本語ってむずかしい

先週から通い始めた4回講座の2回目。聞いたこと、感じたことのメモ。


今回のテーマは「数」「こそあど」言葉、「動詞」「『は』と『が』」の違い。

数を言えないと困るのはどんな場面か。数がわかると何ができるようになるかという視点で考えると、日付や年齢、生年月日、お金や住所などが優先事項。「その人にとって必要な」シーンで覚えてもらう。

数の数え方を覚えるのは何語でもむずかしい。フランス語なんて80を「20が4つ」って数えたりするし。日本語も、たとえば日付の言い方でいうと「ついたち」「ふつか」「みっか」……「じゅういちにち、じゅうににち、じゅうさんにち」と来て「じゅうよっか」になってしまうとか。

私が外国語を覚えるときは、どれももれなく日本語での説明付きだ。でも、この日本語ボランティアで教える相手は、母国語を一切介さずに覚えなくてはいけない。理屈で説明できないから、絵カードや実際のものやジェスチャーなどを工夫する。あとはひたすら実例を繰り返して覚えるのみ。大変よねぇ。

実際の教科書を使った説明で面白かったのは、たとえば「かわいいです」の反対語として、教科書では「かわいくありません」となっているけれど、実際には最近の日本人は口語では「かわいくないです」というほうが自然。

同様に、コンビニで「ポイントカードはお持ちですか?」と聞かれたとき、ほとんどの人は「持っていません」ではなく「持ってないです」と答えると。こちらも確かにそうだ。

口語で「ないです」が多用されるようになったのは、現代人のどんな心情が反映されてるんだろう?? 

気になったので帰宅後ちょっと調べてみると、本来の文法的な意味からいうと「ないです」表現はおかしくて、それ故にこれを「幼稚」と感じる人もいるという。ただ、実際はやはり圧倒的に「ないです」が使われていて、その背景には文末が「です」という丁寧語で終わる故に、こちらのほうが丁寧に感じる人が増えているのではないかと。なるほど~。

講座の話に戻ると、書き言葉である体系的な言葉を扱う方が覚えやすいから教科書ではそれを使って教えるけれど、実際に彼らが毎日耳にする口語とはギャップがあるという問題に触れていた。

自分が外国語を学ぶときも、教科書で学んだ言い方とは違う表現に出会うことはよくある。以前単行本を作っていたときに、ネイティブに英語の例文チェックをしてもらうと、しょっちゅう「正しいけどナチュラルじゃない」というコメントをされていて、教科書的な表現がいかに「ナチュラルじゃない」のかを感じさせられた。

でも、とりあえず初心者としては、ネイティブにとっては多少不自然でも、文法的に正しい表現を覚えておく必要がある。それで通じることは通じるわけだから。より自然な表現を覚えるのは、それでとりあえず意思の疎通が十分できるようになった後というのも仕方ないことなんだよね。

などなど、改めて日本語の複雑さに気付かされるとともに、外国語を学ぶってどういうことなのか?っていうことに新鮮な視点を持てるのが、私にとってはなかなかおもしろい。

講座終了後に、実際にボランティアをしてる人に、気になっていたことを質問してみた。実際に活動するとしたら、どのぐらいおやすみもらって大丈夫なの?ということ。私としては、ボランティアがあるから旅行行けない~となると困るので(笑)。そしたら、あらかじめスケジュール出してもらえば全然オッケーです、みたいな話だったので一安心。

残り2回の講座も楽しみだ!


2019.11.20 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 日本語ボランティア



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