読書録:『コンスタンティノープルの陥落』

読書録

コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)
(1991/04/29)
塩野 七生

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10月にトルコに行くのでお勉強編。

塩野七生さんといえば、『ローマ人の物語』とかイタリア史をベースにした話をたくさん書いてる人だけど、こっちの方も守備範囲だったのか。

この本は、ビサンチン帝国がオスマントルコに攻め入られて陥落する様子を、物語に仕立てた物。あらゆる史料を読み込んでいるんだろうけど、まるでその場で見てきたかのように描いちゃうってすごいなぁ。

トルコ側はともかく、ビサンチン側は、ベネチアやジェノバやいろんなところからの援軍がいたりして、とにかく登場人物がやたら沢山出てくるので、けっこう流し読みしちゃったけど、要するにビサンチン側はも寄せ集めで負けるべくして負けたってことは分かった。

トルコに旅行に行ってきた人の感想で、イスラムの国っていうイメージで行ったら、意外にギリシャ遺跡のオンパレードでびっくりしたって話を聞く。この本を読むと、この時代までずっとコンスタンティノープルはヨーロッパの国だったんだもんなと納得する感じ。

まさに東西文明の十字路だったこの土地の特殊性みたいなものを感じ取るには良い勉強になったかも。今はイスタンブールとなったこの街に実際に行ったら、ああこの辺で戦闘があったのかとか、感慨深げに見るのかな。

2014.09.10 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のできごと



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