アスリートが引退するとき

昨日、フィギュアスケーターの村主章枝さんが引退を発表した。もうすぐ34歳になる33歳。

彼女のこと、普通の人がどのぐらい知ってるのか、スケヲタな私には計りかねるのだけれど、スケート界ではかなり有名だった人。

荒川静香とかと同世代で、トリノ五輪当時は、日本のトップを争っていた選手。トリノ直前の全日本では、当時彗星のごとく表れてグランプリファイナルという大会で世界1になった真央ちゃんや、荒川静香を抑えて優勝している。

荒川静香、安藤美姫といっしょに出場したトリノ五輪では、もしかしたら日本人女子の中でも一番有力視されていたかも。

ところが、荒川さんが金メダルを取った一方、彼女は4位。銅メダルにあと一歩届かなかった。ここが運命の分かれ道。荒川さんは一躍スターになって引退した。昨年結婚し、数日前に子供も出産している。幸せ全部取り?

一方の村主サンも、このときすでに25歳。もし銅メダルを取れていたら、きっと彼女もここで引退していたのだと思う。

でも、「あと一歩」が悔しくて、彼女はその後もスケートを続けた。4年後のバンクーバーも、8年後のソチも代表入りを逃しながらも、辞めなかった。バンクーバーの2年後ぐらいからは、地方大会で敗退して全日本の大会にも出られないほどの成績だったにもかかわらず。サッカーで言えば、カズみたいな感じ?

よくいわれるように、フィギュアスケートはとてもお金のかかるスポーツ。スケート連盟の強化選手も外れた身で、自らスポンサー探しに奔走しながら、それでも続けた。

10代から20代前半がピークとなる女子選手にとって、30すぎて続けるのは体力的にも驚異的だけど、それにもまして、そのメンタルには恐れ入る。一度はトップにまでのぼりつめた人が、お客さんもほとんどいない地方大会レベルでも、どうしても続けたかったモチベーションってなんなんだろう? 

同じく最近引退を表明した高橋大輔は、一番を争う輪の真ん中にいられなくなったことを自覚したとき、もう辞めドキかなと思った、というようなことを言っていた。トップ争いに加われない「かもしれない」状態でモチベーションを持ち続ける自信がなかった、みたいな。

彼の場合は、「まだやめないで」と思ってるファンはいっぱいいるし、続けても、まだそこそこはできるはず。本人も、未練はいっぱいあるみたいだ。

それに比べると、昨日の村主サンは、なんかすごくスッキリした風(映像はみてないけれど)。そこまでやれば、もうやりきったって感じなんだろうね。

さーて、ハーフハーフの真央ちゃんは、どんな判断を下すんだろうか。

2014.11.14 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 時事ネタから



コメント

34歳かぁ~…私達から見れば、まだまだ若いよねぇ~。むしろ、一番綺麗な頃かも。実際、この前TVで見たけど、綺麗だったわ。アスリートとはちょっと違うけど、バレエ・ダンサーは、一流の人でも大体40代前半で引退。まだまだ充分踊れるから、客演したりして舞台には出るけれど、う~んやっぱり段々鑑賞に堪えなくなるかなぁ。最盛期!?を知っていると一層ね。

2014/11/15 (土) 11:02:32 | URL | おぐママ #z8Ev11P6 [ 編集 ]

おぐママさんへ

バレリーナってそんな年までできるのね? スケーターの場合は、ジャンプもあるから、よけいに年齢が上がるときついんじゃないのかしら。体操の女子なんかもそうよね。

2014/11/15 (土) 22:57:27 | URL | びっけ #- [ 編集 ]

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