読書録:『世界で一番おもしろい地図帳』


世界で一番おもしろい地図帳世界で一番おもしろい地図帳
(2005/06/24)
おもしろ地理学会

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この本の装丁を見ると「世界で一番おもしろい」がサブタイトルで、メインタイトルは「地図帳」。といいながら、文庫本よりちょっと大きめぐらいの小さなサイズのモノクロ本で、メインは文章。地図自体は文章を説明するためにイラスト的にちょこちょこある程度。なので、基本「読み物」の本。

「世界で一番孤島なのはどこか?」みたいな、地図の話から、「北米・南米は大国なのになぜ中米は小さな国に分かれている?」みたいな歴史と絡めた話、「北に行くほど暖かいノルウェーの謎とは?」といった気象の話など、世界の地理一般に関わる雑学がいっぱい詰め込まれている。

まさに「雑学」という感じで、知っていたからといって特にどうということはないのだけど、へぇ~と思う小ネタも結構多くて、それなりに楽しめた。こういうのをネタ元にしてテレビ番組とか作ると面白いかもね。

だいたいは知ってる話というのも結構あったけど、それぞれを解説する文章が読みやすくて、お勉強というより暇つぶしの興味半分という感じで気軽に読める。それでいて、いろいろな情報を分かりやすくまとめているところがいいと思った。

これだけの情報を全部書けるってどんな人?と思ったら、著者名のところにあるのは「おもしろ地理学会」という名前。そんな学会が本当にあるのかどうか?ぐぐったけどよく分からず。出てきたのは、この名前で出してる本のリストばかりなので、何人かが集まって本を出すために作ったグループ名って感じなのかな。

奥付によると、

「地理」の楽しみを知り尽くしたメンバーのみによって構成される研究グループ。日本各地、世界各地を歩き、地図をひろげ、文献にあたり……といった作業を通じて、「地理」に関する様々な謎と秘密を掘り起こすことを無上の喜びとしている。


とあるので、研究者みたいな専門家じゃなくて、「地理オタク」な人の集まりなのかしらん。確かに、「このおもしろさを伝えたい」っていう気持ちが感じられるかも。一般読者にとっては、専門家の書いた「正確だけど読みにくい本」よりよっぽど楽しめるはず。

同じシリーズでこんな本も出てるみたいです。

世界で一番すごい地図帳世界で一番すごい地図帳(2007/09/28)
おもしろ地理学会

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世界で一番ふしぎな地図帳世界で一番ふしぎな地図帳(2006/09/16)
おもしろ地理学会

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世界で一番気になる地図帳世界で一番気になる地図帳
(2006/05/25)
おもしろ地理学会

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2015.03.11 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



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