戦争をどのぐらい知ってますか

両陛下がパラオを訪問されたというニュース。

グアムの万歳クリフのときもそうだったけど、パラオも、日本から短時間で行けるお手軽なビーチとして人気の島が、実は戦争中の激戦地だったなんて、戦後世代の私たちには想像もできないこと。

今回の訪問は、そのことを今一度日本国民に思い出して欲しいという思いも込めたものだったという。陛下が行くとなれば、いろいろと関連情報が報道されるからね。

今朝の日経のコラムによると、南洋は、満蒙(満州と内モンゴル)と並んで、当時日本の生命線と言われていたらしい。

どちらの方面も、進出していくからには、それなりの理由があったはず。

日清、日露と連勝を重ね、軍部が力を得て海外侵略を進め、第二次大戦に至る……という道筋は知っていても、その理由となった国内事情、国際事情について、現代の日本人はどれほど理解してるんだろうか。

学校の歴史で習ったかもしれないけど、史学科出身の私でさえ、ちゃんとは答えられない。こちらから出ていかないと、日本も列強の餌食になってしまうとか、エネルギーを確保する必要があったとか、いろいろあるんだろう。そういうのをすっ飛ばして、単に侵略好きな人たちが権力を握ってしまったから、調子にのっちゃったから、みたいに簡単に片付けていたような気がする。

戦後生まれの私たちは、とにかく「戦争は絶対にダメ」ということを、骨の髄まで染みこませて教育されてきた。

それは、とてもスバラシイことだと思う。でも、あまりにも無意識に刷り込まれたせいで、世界中の誰もがそう思って当たり前、それなのに戦争に訴える人たちは、野蛮!って、安直に思い込んでしまってない?

「戦争はよくない」とは分かっていても、そこに至るにはいろいろな事情や伏線や流れがある。それを理解しようとしないで、「戦争はNG」というその一言で思考停止していませんか?ということ。

もちろん、どんな事情があったって戦争はするべきじゃないと思うし、「こういう事情だからやむを得ない」と言って正当化するつもりもない。過去の日本の戦争も、今どこかでやっている戦争も。

だけど、「とにかくダメ」の一点張り、以上、終わり!っていうのではなくて、なぜ戦争するに至ったかってことをよく学ばないと、将来、また戦争への道を進んでしまうのではないかと心配。

歴史から学ぶっていうのはそういうことだよね。

あべちゃんの戦後70年のメッセージが注目される昨今、従軍慰安婦やら南京大虐殺やらそういうピンポイントなところだけではなくて、「そもそも、どんな経緯であの戦争を始めてしまったか、突き進んでしまったか」という背景みたいな部分をもっと勉強しなくちゃいけないんだろうなと思う。

日本は過去の歴史に対する反省が足りないと言われるけれど、そういう部分を丁寧に、事実を教えて、考えさせてっていう教育を、歴史教育の中でも重点的にやっていく必要もあるのかなと。

昨日は世界一周で浮かれてたけど、なんだか今日はえらく真面目な話になっちゃいました。

うまくまとまらないけど、なんとなく書いておきたかったので。

2015.04.10 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事ネタから



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