謝らない文化

今日のNHKラジオの「英会話タイムトライアル」を聞いていて感じたこと。

この番組は、想定した状況での会話練習をするという10分間のもの。今日の想定は、敷金を返してもらうための交渉。賃貸アパートを出たけれど、敷金が10%しか戻ってこなかった。不服なので不動産屋さんに異議を唱える電話をするというストーリー。

ラジオの出演者が不動産屋さん役になって話すので、自分は借り主になったつもりで模擬会話に挑戦する。

会話の流れはというと。

状況を説明して、なぜ10%しか戻ってこないのかという理由を尋ねると、●●と××を修理したからその費用だという。自分が出るときはそんなところは壊れてなかったんですけどと言うと、調べてかけ直すねと言われる。その後相手からかかってきた電話で、、他の人とまちがえられていたことが判明する。

という成り行きで無事敷金は戻ってくることになるのだけれど。

これ、明らかに相手のミスなのに、一言も謝らないのだ。「状況が分かったわ!、誰かとまちがえてたみたい。残りの敷金はあなたの口座に払うからね、じゃねー!」みたいなノリ。

日本人の私としては、おいおい、一言ぐらい謝れよ~とムッとしてしまう(笑)。

でも、後から出てくる「模範解答」によると、「戻ってくるのね、ああよかった。サンキュー」みたいな感じで、電話を切って終了。

彼らの文化ではそうなんだろうなーと、しみじみ納得。
ちなみに、この番組の「先生」もスキットの相手を務めるアシスタント?もアメリカ人。

察するに、このミスは電話口のお姉さん自身のせいではなく、自分のクレームに対応して処理してくれたのだからありがとうってこと?

確かに、海外にいると、今まさに自分がまちがえた、迷惑をかけた、とかじゃないと、「自分のせいじゃない」とケロっとしていることは多い。お客に対しても。ウンがよければ、同情はしてくれるかもしれないけど。

もっとひどいと、自分のミスでもやけに強気だったり。たとえば昔、ノースウエスト航空のCAがコーヒーをこぼしておきながら、ろくにあやまりもせず(とりあえず、ソーリーぐらいは言ったと思うけど)、「クリーニング代請求すればOK!」みたいに偉そうにしてて、なんだよ~と思った記憶が。

とりあえずあやまる、すまなそうな顔をする、下手に出る、みたいな日本の常識は海外の非常識ってことで。

なので、そんなことでムッとしているようでは海外旅行なんてできないんだけどね。

よく、海外で交通事故にあったらやたら謝っちゃいけないっていうよね。謝る=自分の非を認めることだから、あとでややこしいことになるとか。

今日の番組の内容が、そんなことを理解させる意図もあったのか、どうかはわからないけどね。






2016.02.19 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 語学



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