読書録:『炎の王妃ルイーサ』





GWのポルトガル旅行を前に、ちょっとは歴史のお勉強をということで、読んでみた本。

ポルトガルがスペインからの独立を果たした前後の話を、王妃ルイーサを主人公にして描く物語。

スペイン貴族の娘として生まれたルイーサの祖父はスペインの無敵艦隊の総司令官。しかし、アルマダの海戦でイギリスに敗れたことで汚名を着せられていたこともあり、母国スペインに対して複雑な思いを抱き、縁あって嫁いだポルトガル王家(当時は実質的にスペインに支配されていた)で、スペインからの独立に奔走した……というお話。

物語仕立てとはいうものの、ドラマチックな展開になっていなくて、登場人物の感情描写などもあっさりしてるので、物語の形を借りた歴史解説書と言った方が当たっているかも。

なので、小説として読むにはちょっと物足りないけど「歴史のお勉強」という意味ではちょうどよかったかも。字も大きめで100ページちょっとなので、すぐに読めちゃうし。

史学科卒のくせに、ポルトガルってフランシスコ・ザビエルの国だよねとか、バスコダガマとかの大航海時代は栄えてたんだよね、ぐらいしか知らなかったので、ちょっとは参考になったかな。

当時のイギリスとかスペインとかオランダ、フランスとかのヨーロッパの国々の関係も、なんとなくつながって興味深かった。とかく学校での勉強って、それぞれの国を縦割りで追いかけることが多いから、こうやって横に物語を繋いでくれると新鮮に感じる。

旅行に行くには知らなくても何も問題ないけど(笑)、せっかくなら、少しでも身近に感じられた方が楽しいしね!

追記
もうちょっと概略的な情報はないかな?と探してたら、外務省のページが、意外に分かりやすかったので、貼っておこう。
わかる!国際情勢 ポルトガルと日本~海がつないだ友好の絆






2016.04.15 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



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