読書録:『思いたったが絶景』


何回か読書録を書いている吉田友和氏の新刊。

2年ほど前、本屋の旅行関連書籍コーナーに行くとズラリと並んでいた「絶景本」。「一度は見たい~」「死ぬまでに見たい~」「絶対行きたい~」という類の似たような本が、次から次に出ていた。

そんな「絶景ブームを分析しつつ、自らの「絶景」についての考えを展開し、実際に自分が計画して行ってみたという本。

最初の分析では、ありとあらゆる「絶景本」を集めてきて、そこに取り上げられている絶景を集計し、取り上げられている件数をランキング。国ごとや地域別の分布なんかも分析してみたり。そして、「絶景」として取り上げられる場所の共通点は何かということを考える。

著者は世界一周を2回もしていたり、世界中のかなりいろいろな所に自分でも行ってみた経験者。なので、自分の経験からしたランキングももちろん載せている。

後半は、ランキングにあるけど行ったことがなかったという中から、中国の九寨溝を選び、計画を立って切符を買うところから、実際に行ってみたレポートも。

分析とはいっても、著者の偏見や個人的意見、言い訳(笑)なども入ったエッセイなので全然堅苦しいことはなく、気楽に読める。辛口な意見も交えつつなので、巷の「絶景本」が「こんなにスバラシイ!」という煽り専門なのに比べるとリアリティがある。

気になる?今回の集計による絶景ベスト3は、ウユニ塩湖、ギアナ高地、カッパドキアが同数1位。

ウユニはボリビアにある観光地で、雨期になると一面が鏡張りのようになり、この世のものとは思えない風景が、特に日本人に大人気。私も行ってみたいけど、なんせ遠いからなー。

ギアナ高地も南米。エンジェルフォール、テーブルマウンテンなどが有名。もちろん行ったことない。

どちらも、日本からはすごく遠いし、行きにくい、治安や衛生状態も?だけど、秘境な感じが絶景感を醸し出しているのかもね。

それに比べると、カッパドキア(トルコ)は、ツアーもいっぱいあって行きやすいところ。シリア情勢の関係で今はちょっと不人気だけど。確かに地球じゃないみたいな不思議な絶景。びっけさんも感動。ここでは是非気球に乗るべし。
669.jpg 

著者も書いてるけど、意外なことにペルーのマチュピチュがランク外だったんだとか。私もきっと上位ランクインだと思ったのでびっくり。

最後に、ついでなので私の個人的な絶景について。やっぱり絶景といって一番に思いつくのは、グランドキャニオンかなー。珍しく二回も行った。でも、写真にしちゃうとあのスケール感が出なくて残念なので、あえて載せない(笑)。代わりに、同じときにいったモニュメントバレーの写真を貼っておこう。
IMG_6569.jpg 

スイスアルプスも捨てがたいけどね。

と考えると、やっぱり人間が造った建物よりは、大自然の風景の方が、私にとっては「絶景」という言葉にふさわしいのかも。日本にいたら絶対に見られない風景っていうのが魅力なのかな。





2016.05.29 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



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