読書録:『印象派で「近代」を読む』


9月にフランスへ行けることを念じて!の印象派のお勉強継続中。

モネやゴッホ、マネ、セザンヌ、ドガなど印象派の作品を取り上げ、その絵が生まれた時代や社会の背景を解説してくれる本。

それぞれ例に用いられている絵は(ほとんどが)カラーの複製が載っていて、見比べて、へー、ふーん、なるほど~と納得しながら読めるのが親切。

今まで何冊かこの手の本を読んで、有名な人のストーリーはだいたい把握しているつもりでいたけど(特にこの本→『イラストで読む 印象派の画家たち 』)、そういういろいろな事情が実際に絵の中にどういう風に表れているのかというのが分かって面白かった。

印象派に多大な影響を与えたといわれる浮世絵についても触れられていて、なぜあれほど人気があったのに一過性のブームで終わってしまったのかという解説が興味深かった。いろいろある理由のひとつが、キャンバスに描かれた油絵と違って、紙に描かれた浮世絵は耐久性がない、版画なので枚数が多いため希少価値がないからコレクションされない、というのは、言われてみればなるほどという感じ。

主な画家がほとんど取り上げられている上、巻末にはそれぞれの人の略歴がまとめてあったり、世界での出来事と見比べられる年表もあったりして、印象派についての初歩的なお勉強をするにはうってつけの本だと思う。



2016.06.09 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



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