読書録:『自分を生んでくれた人』


今回のリオ五輪でも大活躍した体操の内村航平のお母さんが書いた本。(この本が出たのは、前回のロンドン五輪の後)

試合のときは、必ず応援してる姿がテレビにも映るなど、すっかり有名人な、あのお母さん。「出しゃばりすぎ」なんて陰口もあるみたいだけど、とにかく息子を心から愛し、応援してるということはよく分かる。

この本では、彼女自身の生い立ちから始まり、ご主人との出会い、結婚、出産、夫婦で体操クラブを立ち上げたときの話、そして内村選手やその妹さん(も体操選手らしい)をどういう風に育ててきたかという話が書かれている。

ということで、Amazonのレビューでは育児書として参考になったという声が多数。

ただ、私自身は「子供のためならなんでもできます!」という愛情たっぷりなお母さんじゃないので、かなり冷めた目で見ちゃったかな。

大学時代に内村選手が反抗期になって「応援に来ないで」「はしゃいだ応援するのはやめて」みたいに言ったというところ、さもありなん!とか(笑)。逆に、そう思える分、息子はマトモに育ってるのねと安心したり? 

もちろん、反抗期をすぎた今は、素直にお母さんに感謝してるんだろうし、うざいと思った時期もあったとしても、めいっぱいの愛情を感じていたことは、結果的にはプラスになるんだと思う。

ちょっと前に友人と話してたとき、「なんだかんだ言っても、愛情をいっぱいかけられて育った子は、優しい子になるし、まちがったことはしない」っていう発言があったのを思いだした。

特に男の子がいるお母さんが読むと、私よりもっと共感できるのかもね。

あくまで内村航平のお母さんである「内村周子さん」自身のことを書いた部分がほとんどなので、あまり彼女自身には興味がない私は、ちょっと飛ばし読みしちゃった部分も。

そんな中でも印象に残ったのは、体操クラブを始めたときはお金もなくて、教室と自宅を兼ねた狭い場所で育ったという話。その環境が「いつでも練習できる」状態を生み出したらしいけど。結果的には、親が苦労してる姿を間近に見せるという効果もあったのかもしれない。

あと、「あの子はストレスがかかると腰に来る」と書いている部分があって、そういえば、今回のリオ五輪のときも、団体戦のあと腰痛を抱えていたというのは、そういうことなのかなと想像したり。

ちなみに、タイトルの「自分を生んでくれた人」というのは、内村選手が母親のことをそう読んでくれたことに感動した、というエピソードからとったもの。自分がこんな技をできるようになったのは、お母さんのおかげだよ、という話を、照れ隠しでそう言ったらしい。母親としては、それが思い出す旅に涙が出るほどうれしかったそうだ。

確かに、親としては「生んでくれた」そのことに素直に感謝してもらうのは、一番の幸せなのかもね。

2016.09.29 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 読書録



コメント

しくじり先生

お母さん、『しくじり先生』に出たそうなんだすが、確か息子の爪を集めてたとかいうエピソードがヤフーニュースになってました。
ドン引きして、この親子、まともに見れません。
今回のオリンピックでお嫁さんも話題になってましたが、嫁姑問題抱えていそうです。

2016/10/03 (月) 22:24:06 | URL | ミーナ #- [ 編集 ]

ミーナさんへ

そうなんですか?そこまでいくと、さすがに気持ち悪い(^^;)。娘しかいない私には、とうていそういう息子への愛は理解できないかなぁ。ほんと、お嫁さんも大変そうですね。。

2016/10/03 (月) 22:43:45 | URL | びっけ #- [ 編集 ]

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