映画『素敵なサプライズ』

例の地元のミニシアターで観た映画。


素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店
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主人公は貴族の末裔。朝ドラ「べっぴんさん」も真っ青の、お城のような大豪邸に暮らしている。でも、人生に何の希望も見いだせない彼は、なんとか自殺を図ろうとするも失敗。そこで、死への旅立ちを手伝ってくれる業者に依頼する。さまざまなオプションの中から彼が選んだのは「サプライズ」コース。さて、彼を待ち受けている運命は?

タイトルが「すてきなサプライズ」っていうぐらいだから、ハッピーエンドになることは最初から予想できる。女の人と出会ったところで、ああこれがターニングポイントになるのねということも、誰でも分かる。

と、全体的なあらすじ自体はこの手の話にありがちな流れなんだけど、適度にハラハラする場面があったり、もちろん笑えるところもあり、そしてちょっぴりしんみりするところもあり……という、コメディの王道を押さえたつくり。それでいて、生きるとは?死ぬとは?とかいうようなテーマにも押しつけがましくない程度に触れている。決して重たい映画ではないけれど。

実は、この映画はオランダの映画。オランダといえば、安楽死が合法的に認められている国だ。法律も宗教も違う国の人たちと、私たち日本人とでは、自殺ということへの受け取り方も違うのかなと。映画の中で「業者」が言う「寿命も長くなってきて、我々のビジネスもますますニーズが高まっていくだろう。いずれは合法化される時代がくるかもしれない」というセリフも、なんだかリアリティを持って響く。

なんたってオランダ映画だし、有名な俳優が出ているわけでもない。でも、主人公たちだけでなく、特に執事役の老人がしんみりといい味を出していて、よかった。こういう映画って、なかなか見る機会がない。こういうのに出会えるのは、まさにミニシアターの醍醐味ね。

次は何を観に行こうかな♪



2016.10.12 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画など



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