読書録:『人生が楽しくなる絵画の見かた』


以前読んだ、『大橋巨泉の超シロウト的美術鑑賞ノート』(そのときの読書録はこちら)に続く大橋巨泉の「素人的」な絵画解説シリーズ(正式には「大橋巨泉の美術鑑賞ノート」)の5冊目。完結編。

シリーズの1~5まで、年代別を区切って、それぞれの時代の代表的な画家について書いているらしい。

5冊目のこの本で取り上げられているのは、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ、スーラあたりから、クリムト、マティス、ピカソなど近代絵画の巨匠まで。

実際に現地の美術館に何度も足を運び自分の目で見た感想に、自分で勉強した内容を加えて構成されている。概説的な説明も勉強になるけど、「素人の」「個人的」な好き嫌いを書いてる部分が多い。

巨泉さんイチオシは、ゴッホ。大橋家では「ゴッホ君」と呼んでいたんだとか。オルセー美術館で「オーヴェルの教会」を見て衝撃を受けて以来のファンだそうで、ゴッホに関しては他の画家よりも遙かにたくさんのページ数を割いている。

私も今年夏の旅行でオルセーやアムステルダム国立美術館、ゴッホ美術館も行ったので、ゴッホの絵はたくさん見た。確かに、他の人にはな圧倒的な力強さがあって、引き付けられるのも分かるような。

ゴッホは若くして死んじゃったけど、巨泉さん曰く、長く生きた画家の晩年の作品はダメだそうだ。モネ、ルノワール、シャガール、ピカソ……。(←巨匠、意外に長生きの人多いね)

彼の意見に同意するかどうはともかく、ふんふんと読んでる分には特に嫌みもなく、絵を見る楽しみを伝えてくれてると思う。





2016.10.18 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



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