読書録:『すぐわかるキリスト教絵画の見かた 』


ちょっと前に、ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たちという展覧会を見たときに、宗教画のこともちょっと勉強してみようかなと思って(そのときの日記はこちら)、何冊か読んだ本の中で、一番これが分かりやすかった。

今ひとつ、、と思いながらも、この手の本をざっと他にも2冊ぐらい読んだ後だったので、説明が重複して分かりやすかったのもあるかもしれないけど。

絵画の題材として扱われることの多い、聖書の代表的な場面をいくつか取り上げて、その物語の簡単な説明と、どんな風に描かれることが多いかを解説。「精霊は白い鳩」とか、「主要人物の頭には光輪」とかの決まり事も教えてくれる。

見開きごとに1場面ずつになっているので、説明が簡潔で、「とりあえずざっくり」知りたいニーズにはピッタリ。取り上げている絵は超有名な絵ばかりではないけれど、たぶん典型的に分かりやすいものがチョイスされているのかな。今までミーハーな私は、美術館でもまず作者の名前を見て、知ってる人のだとよく見るけど、知らない人だと素通り……って感じだったので、絵そのものを作者と関係なくじっくり見たのは初めてのことかも。

残念なのは紹介されている絵の所蔵美術館名を見ると、フィレンツェのウフィッツィやピッティなど「行ったはず」の美術館なのに、まったく覚えてないものがたくさんあったこと。前にも書いたけど、あのときは、何の知識もなかったので、延々と続く宗教画に辟易として、ほとんど素通りだったのはなんとももったいなかった。どうせなら、行く前にこういう本読んでおけばよかった。これから行く機会のある方は、ぜひ事前の予習をオススメ。

それに比べると、印象派の絵なんかは、単純にきれい~とか楽しめるんだけどね。

2016.11.21 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



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