読書録:『となりのセレブたち』


この人の本、何冊か読んだはずなのに全然内容を思い出せないなぁと思いつつ、過去の日記を検索してみたら、前に『長女たち』という本を書いたときも、同じことを書いてた(苦笑)。そして、その日記を読んでも、その本のこと半分ぐらいしか覚えてない。

で、この本は、今までの作品とはちょっと一風変わった短編集。前に読んだ本をあまり覚えてないのにそういう説明もナンだけど、たぶん今までの本は、OLの群像あったり、介護する女性たちだったりと、リアリティのある話が多かった気がするけれど、この短編集はほぼすべてが現実離れした設定が出てくる。

ということに最初は気がつかなくて、若返りのジェリー風呂とか本当にあるのかと思って、思わず検索しそうになった(笑)。でも物語を読み進めるうちに、およそ実在のものじゃないということが分かって、なんだそういう小説だったのかと。アンチエイジング信仰とか、老人介護問題とか、社会風刺も入れつつ、SF的な展開というのは、ちょっと東野圭吾っぽかったり星新一っぽかったり?

どれも、ブラックな感じであまりハッピーな話じゃないんだけど、最後に収録されてた「クラウディア」という話だけは、ある意味救いのある終わり方?だったのかな。

特に面白いとは言わないけれど、少なくとも今までの作品よりはインパクトがあったので、今度は読んだことは忘れないかも(笑)。

ちなみに、「となりのセレブたち」というタイトルは、ほとんど中身と関係ない。セレブな人なんて最初の作品しか出てこないし。なんでこんなタイトルつけたのかな?

2016.11.30 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



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