キュレーションサイトの話

最近話題のキュレーションサイト。



これってこの会社だけの問題じゃなくて、どこも似たり寄ったりなんじゃないのかなぁ。

ちょっと前にAIの話を書いたとき、最近のまとめ記事みたいなのは、そのうちAIにとって変わられちゃうんじゃないのという話を書いた(その日記はこちら)。

この手のサイトというのは、少しでも低コストで大量の記事をアップするために、内職程度のギャラで素人ライターに原稿を書かせているケースが多い。

となれば、冒頭のDeNAのような問題が出てくるのはみな同じなのではないかと。

要は、コストをかけてないんだから、その程度のものしかできないよと。

ちゃんとした専門家なり、プロに記名原稿書かせれば、クオリティは上がる代わりにコストも何倍もかかる。でも、「読者はそれほど専門的な話を読みたいわけじゃなくて、なんとなくさらっと分かったような気になって」(ここからが大事)「関連サイト(もしくは広告)をクリックしてくれればそれでOK」というのがホンネなんだろう。そのためにはいかに人を集めるか。

こちらのDeNa社長のインタビュー記事を読むと、SEO対策が行きすぎて、「ユーザーが喜ぶコンテンツ」よりも「グーグルが喜ぶコンテンツ」の比重を置きすぎたということを言ってる。

一時問題になったステマや、食べログのヤラセとまではいかなくても、原稿の中身自体は「客寄せ」であって、いかにビューをふやしてクリックしてもらうか。この手のサイトの目的はそこにあるわけで。

無料でいろんな情報が簡単に入手できるネットは本当に便利だけど、そこにビジネスが絡んでくるようになってから、ほとんどすべてのサイトにはそれなりの「下心」があるわけだ。(私のブログのように、なんの儲けもないサイトは普通は長く続かない(笑))

Webの運営にもお金画係ることを考えれば、それ自体は仕方のないことだし、下心があっても、本当に役に立つ情報を発信しているサイトもたくさんあるのも事実。

だけど、漠然とGoogle検索してるだけじゃ、そういうところに当たるのはむずかしい。

そもそも、だからこそ便利な「まとめサイト」や「キュレーションサイト」が増えてきたのに、そこ自体が信用できないとなるとね。

情報が増えれば増えるほど、「良質な情報だけ」を効率よくキャッチするのは、どんどんむずかしくなってきてる。

というような、「ネットあるある」な問題を顕在化したのが、今回の騒動なのではないのかな。変化の激しいネットの世界、これを機会に次なる「新しい視点」のサービスができてくることに期待しよう!





2016.12.08 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事ネタから



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