映画『真珠の耳飾りの少女』


ちょっと前に日本にも来た、フェルメールの有名な絵「真珠の耳飾りの少女」を題材にしたフィクション映画。以前これの原作の小説を読んでなかなか面白かったので映画も観てみた。

小説版の読書録でも書いたとおり、モデルとなっている女の子がフェルメールの家政婦だったという設定で、少女の目から見たフェルメール家の人々、そしてあの名作が生み出される様子を描いたもの。

あらすじはほぼ小説の通り。2時間におさめるために若干省略されている部分はもちろんあるけれど。小説では文章で描写されている少女の心情が、映画では台詞もあまりなくて、映像だけで表現されている分、よけいにミステリアスで緊迫感があった。

小説を読んだとき「フェルメールの絵を見たことのある人なら、当時の社会の様子や名画の生まれた背景などを想像して読むのも楽しい」と書いた。映画の場合はそのあたりが全部映像として表現されているので、よけいに当時の雰囲気がリアルに伝わってきたのが興味深かった。特に、物語の舞台となっているオランダのデルフトという街は、9月に旅行したときにも行ってきた場所。「ヨーロッパの街あるある」で、何百年たった今でも街の風景はあんまり変わってなくて。

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↓は、デルフトの街にあった、「牛乳をそそぐ女」の怪しい(笑)オブジェ。
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この街にはフェルメールセンターという、フェルメールの全作品の複製を集めた資料館がある。映画にも出てきた、カメラ・オブスキュら(カメラの前身といわれる光学装置)も体験できるようになってた。
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この箱の穴をのぞくて……。
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こんな風に見える。

「真珠の耳飾りの少女」の本物は、同じオランダだけどデルフトからは電車で20分ほどのところにあるハーグという街の美術館にある。もちろんこっちも拝んできた。写真で見るよりも、ミステリアスな存在感があって、名画と言われるだけあるなと思った。日本で観るときと違って、それほど混んでないのでゆっくり観られるし、写真も撮り放題なのがうれしい。


こんな風に、どの角度から見ても見つめられてるように見えるのが不思議。(小さくてよく分からないかな? 「YouTube」ってロゴをクリックするともう少し大きく見えます)

と、映画の感想が旅行のレポートになってしまったけど、旅の思い出が蘇って2倍楽しめました、ということで♪








2016.12.18 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画など



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