読書録:『寄り道ふらふら外国語』


著者はスラブ語を専門とする言語学者。といっても、こむずかしい言語論ではなく、著者が実際にいろいろな言語との付き合い方をフランクに綴るエッセイ。

この本で取り上げられているのは、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語。まさにNHKの「旅する~語」講座で取り上げられているヨーロッパの主流4言語だ。各章に差し挟まれるコラムでは、オランダ語、スウェーデン語などのマイナー言語にもちょっとだけ触れている。

いずれも専門ではない(とは言いつつ、普通の人よりはある程度は分かる)言語について、どんな風に勉強するかとか、学んだエピソードなどについて「学習者のひとり」としての目線で語る。

まあ、平たくいっちゃうと「外国語オタク」的な人なんだと思う(笑)。でも、だからこそ、外国語を学ぶ、触れる楽しさみたいなのが素朴に書かれていて好印象。

各言語についての有名な参考書などの紹介もあるけれど、歴史的に評価されているものという視点のものが多いので、今まさに勉強を始めようという人が役に立つというものではない。

なので、この本を読んですぐに何かの役に立つというわけじゃないものの、普通に読み物として読んでいて楽しかった。外国語学習好きにはオススメです。

そういえば、前にこの人の本3冊も読んだことあった。昔の読書録にも「言語オタク」って書いてる(笑)。


2016.12.19 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



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