延命治療、する、しない

ガンの母、認知症の父を抱えて、最近にわかにリアリティが出てきた延命治療の問題。


今日目が止まったのは、こんな記事。
「死ぬ権利」は必要なのか――尊厳死法制化の是非を問う

尊厳死を認める法整備への論議が進むなか、尊厳死協会の理事を務める医師、看取り経験のある家族の代表として日本ALS協会の理事、そして精神科医の3人が意見を述べている。

この3人は、尊厳死へ賛成、反対、中立のそれぞれ代表として選ばれているようで、それぞれの意見は次の通り。

・罪に問われることを恐れて不要な延命治療をしてしまうことのないよう、早急な法整備が必要
・法制化されたら、患者が尊厳死を望まない、もっと生きたいと言えなくなってしまうキケンがある
・治療がすべてという医師、患者双方の固定観念を問い直して、死に対しての考え方を医師と患者が共有する機会をもつべき

この手の問題は、とにかくケースバイケースで、万人に通じる正解なんてないんだと思う。

末期癌の母も、「胃ろうまでして生きたくないわ」と今は言っているけれど、このまま口が痛いのが治らなくて食べられないとなったとき、胃ろうをしなければ死ぬという現実に向き合ったらなんて言うのか。

今の文句言いたい放題の、ある意味元気な母をみていると、「胃ろうなんて、しない方がいいよ」と私も言い切れるのか。

「あと2年生きればいい」と言いながらも、東京五輪までは当然生きてるものだと思ってる母。本当に口から食べられなくなったときには、そこに至るまでの衰弱を体感して、「もういいわ」というのかなあ。

改めて、こういうことはその場になってみないと、当事者になってみないと、何とも言えないなぁと思う。願わくは、そういう選択を迫られるときに、医師の方が、冷静に、でもこちらの気持ちもよく理解して、説明や提案をしてくれるといいなぁと思うばかり。

2017.02.08 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事ネタから



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