読書録:『いつも心にイタリアを』


前に読んだ『食べたいほど愛しいイタリア』という本と同じ、日本語堪能なイタリア人が書いた本(そのときの読書録はこちら)。

前作を読んだのは、前回のイタリア旅行の前で、タイムスタンプを見るとなんと7年前。うーん、ツイこの前みたいな気がするのに!

前作同様軽いタッチでイタリアの習慣やイタリア人の習性について書いたエッセイ。著者は日本のほか、ニューヨークや韓国にも在住経験があり、他国と比べてイタリア人は……という視点。

イタリア人ってこんなところがダメだよねぇと言いつつ、イタリア愛にあふれているところが微笑ましい感じ。日本に対しても、ほめるところあり、疑問を投げかけるところもあるけれど、素直な個人的見解を述べているという感じで、嫌みがない。

具体的に印象に残ったのは、日本でよく見かける、「人前で平気で寝る光景」は珍しいということ。電車の中しかり、会議中や授業中しかり。車内で眠れるのは治安がいい証拠でもあるけれど、そもそもイタリアでは眠るというのは非常にプライベートなことなので、人前でその姿をさらすのは恥ずかしいという感覚があるという。なので授業や映画などでは、眠るぐらいなら退室するだろうと。

海外の車内で眠ってる人を余り見かけないのは、そういう理由もあったのかな。ドバイだったかな?は、車内で眠ると罰金とかいうところもあったっけ。

もうひとつ。人前でべろべろに酔っぱらって醜態をさらす人もいないと。日本人は昼間は紳士でマナーがいいのに、どうしてお酒を飲んだらああいう姿をさらけ出して平気なのかと不思議がる。イタリア人でもお酒の失敗はあるけれど、日本人みたいに武勇伝のように語ったりはしないそうだ。

欧米の人は、そもそも日本人に比べてお酒が強いから……という話も聞いたことはあるけど、やっぱり何を許容して何をみっともないと思うかって、文化の問題だよね。

まあ例によってこの手の「日本人は」というのは、日本に限った話じゃなくて、たとえば韓国なんかでも似たような感じかしらとは思うけど、でも著者は韓国にも住んだことがあったよね、あれ~?


2017.04.03 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



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