ミュシャ展に行ってきた

国立新美術館でやっているミュシャ展に行ってきた。


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アールヌーボーの画家として有名なミュシャはチェコ出身。今回の展示は、パリでポスター画家として活躍したミュシャが晩年祖国に戻った後、16年かけて仕上げた「スラヴ叙事詩」という連作20点を集められている。

「スラヴ叙事詩」は歴史上何度もの侵略を受けたスラヴ民族の歴史を綴ったもので、1枚が6m×8mという巨大な作品がズラリと並ぶ様は壮観。

創作当初は専用の美術館をつくって展示することを条件に国に寄贈されたが、それが叶うことはなく、その後ナチスの侵略や社会主義政権下に入ったことなど、歴史のうねりの中でほとんど公開もされずにいたという悲劇の作品でもある。

それがついにチェコで一挙公開展示されたのが2012年のこと。以前チェコに旅行したこともあったので、その公開のニュースを見て、それがやってるうちにまた行きたいなぁ、でも無理かなぁなんて思っていたら、なんとまさか日本にやってくるとは! チェコ国外では世界初というのだから、なんという幸運!

実際に見てみると、とにかくその大きさに圧倒された。そして、オーディオガイドがかなり詳しく、スラヴ叙事詩に関してはすべての作品に説明がついていたのもよかった。作品自体が美術的にきれいとかステキとか言うよりも、その作品の時代的背景とか、表現したかったものとかを分かってみる方がインパクトも大きかったように思う。特に私や次女のように、西洋史専攻出身の歴史好きには興味深かった。

展示の後半には、「いわゆるミュシャ」という感じのアールヌーボーのリトグラフも多数並んでいた。落ち着いたピンクを基調に、女性や花をモチーフにした絵柄はいかにも女性好みするデザインでかわいかった。

平日の午後だったにも関わらず、会場内は結構な混雑。(このエリアのみ写真撮影可)
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比較的若い人(特に女性)が目立ったような気がした。ミュシャって、私はチェコに行くまでよく知らなかったけど、意外に人気があるのね。特にグッズ売場は長蛇の列。ついでに、同じ国立新美術館であyっていた草間彌生もすごい混雑だったけど。

ミュシャ自身も、渾身の大作が80年近くを経て、今遠い日本でこんな風に扱われてるなんて、草葉の陰でビックリしてるかもね。





2017.05.11 | | コメント(0) | トラックバック(0) | おでかけ



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