最期は自宅か病院か

母の緩和病棟の件。


病院の話を持ち出したときも、申し込み書に記入するために電話で聞き取り調査したときも、乗り気じゃないというか、不機嫌だった母。父同様、自分が悪くなったときのことを考えたくないんだろうなとは思うけれど、なんか私が心ないことしてるみたいで辛かった。母のためを考えてるつもりなのに。

と思っていたら、昨日実家にいったとき、前日に病院でもらったパンフレットを見せて、「新しくてキレイなところだったよ」と言ったら、突然態度を変えた。「あら!こんなキレイなところで最期っていうのも、なかなかいいかもしれないわね」とな。どうやら自宅にいることにはこだわりがまったくないみたい。むしろ家でこんな爺さんと顔つきあわせてるより、とっととステキなところに行きたいぐらいの勢い。ゲンキンだなぁ。

なんてことがわが家で進行中の昨日、小林麻央ちゃんの訃報。原発が乳がんだったこと、ちょうど母に癌が見つかったのと彼女が闘病を公表した時期が重なったこともあり、気になって、毎日ブログは読んでいた。なので、最近どんどん悪化してるのは分かってたし、予想できないことではなかった。火曜日に更新されたきり、水曜日も木曜日も更新されなくて、気になっていた。今までも2日ぐらい空くことはあったものの、なんか嫌な予感がして。そしたら、やはり。。。

でも更新されなくなってから1週間ぐらいは伏せって、、、となるのかなと思っていたので、その数日前まであんなにしっかりした文章を書いていたのにと思うと、信じられない気持ちもある。

ときに辛い気持ちも素直に吐露しながら闘病の様子を伝え、それでもいつも前向きにがんばってたよね。マスコミにすっぱ抜かれて本当に気の毒だったけど、でも結果的にはあのブログを書くことで、自分自身の心の支えにもなってたんだと思う。コメント欄には、励ましや祈りの言葉だけでなく、同じように病気で闘っている人の声もあった。彼女の姿は本当に多くの人に力を与えたんだと思う。そしてそのこと自体もまた、彼女に自分が生きている意味、病と闘っている意味を感じさせてくれたんじゃないかなと思う。

ファンでもなく、特別なつながりはなくても、昨日、今日、もう朝になっても彼女のブログが更新されないことに、寂しさを感じてしまう。身内や近しい人の喪失感はどれほどかと思うと……。お願いだから、そっとしておいてあげてほしい。

彼女のニュースが流れるたびにいろいろ反応していた母、訃報後はゆっくり話してないので、どう思っているか知らないけれど、やっぱりショックはあるだろうなぁ。彼女の場合、病院でなく自宅で亡くなったことも大きく報道されているから、それに重ね合わせて自分の行く末も考えたりしてるのかしら。

数週間前、彼女のブログで、顎の転移への痛みが辛いので、チャコールの湿布を試してみると書いてあった。効果があるかどうかは分からないけどと言うけれど、同じ口の痛みなら、もしかして母にもいいかも?と、気休めだとは思いつつ、さっそく通販で探して持って行ってみた。使った母の感想は、「冷たくて気持ちいいから、痛みも和らぐような気がする」とのこと。というわけで、わが家も彼女のブログの発進力の恩恵を預かったのです。ありがとう!

2017.06.24 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



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