読書録:『認知症介護を後悔しないための54の心得』


認知症&癌の祖母を看取り、現在は認知症の母を遠距離介護する男性が書いた本。その介護の様子を綴った「40歳からの遠距離介護」というブログをもとに、介護体験者の目線から「心得」をまとめている。

タイトルに「医者には書けない!」とついている通り、まさに実体験にもとづくお役立ち情報が満載。あえて、同居ではなく遠距離で介護を続ける理由やそのメリットデメリット、そしてそれをうまくやっていくためのノウハウが満載だ。

介護をきっかけに離職し、祖母と母をダブルで介護。その間、数多くの本を読み、講演会やイベントに参加、あらゆる介護グッズも実際に使ってみたというだけあって、その内容には説得力がある。「うちの場合はこうだった」と書いていることで、上から目線じゃないところも好印象。

そもそもブログのモットーが「1人で抱えず、人に頼る。情報収集したことは発信し、同じ境遇の人をラクにする!」。実用的な情報もさることながら、「しれっと」介護という言葉が気に入った。

思い詰めず、考えすぎず、できることだけ、しれっとがんばれば、いいんだよね!

余談だけど。
この手の、介護の体験を書いた本を何冊か読んだけど、女性が書くと「こう感じた」という感情の描写が多いけど、男性の場合は実用的なことを淡々と書いている人が多い。っていうのも、なんか面白いというか、なるほどなぁというか。

ついでに、日経ビジネスオンラインで連載されてる「介護生活敗戦記」というブログも、認知症の介護の赤裸々な体験を男性が綴ったもの。興味のある方はこちらもどうぞ。

2017.06.27 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



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