母、少し正気を取り戻す

日曜日に姉とお見舞いに行った父。母の容態が気になってしょうがない様子なので、今日、いっしょにお見舞いに行ってきた。


寝ていたようだったけれど、声をかけると今日はちゃんと目を覚まして会話が成立。最初の方こそ、かなりおかしなことを言っていたけれど、父と1時間、その後夕方にまた私と1時間話をするうちに、どんどん正気に戻ってきた感じ。

最初は、「さらわれて、ここに放り込まれた」なんて物騒なことを言われて、こちらがビックリ。「ここでこのまま死ねっていうのー!」とか口走るし。どうやら、薬の影響で数日ほとんど寝ているような状態を続けているうちに、入院した経緯などはすっかり忘れてしまって、目が覚めたら「知らないところで、知らない人に囲まれて」、不安でおかしくなってしまったみたい。私や父は認識したけれど、「誰も会いに来てくれない」と恨みごとを言うので、何回も来てるけど、半分寝てたから覚えてないだけよ」と告げるときょとんとしている。

ずっと心配していた父は、先日よりは見違えるほど饒舌になった母に安心した様子で、いろいろ話しかける。その時点では父以上にぼけていた母のわけのわからない話を真剣に聞いてあげてる。ハタから見てると、会話がかみあってないんだけど、ぼけ具合がちょうど均衡して良い感じ? なんか私の入る余地ないかな的な感じで、後ろで遠慮気味に参加しておいた。

1時間ぐらいいたところで、ヘルパーさんが来る時間なので、いったん父を連れて実家へ戻る。父がちゃんとカギを開けて入ったところを見届けて、私はふたたび病院へ。

本当は16時から先生と面談のアポを取っていたのだけれど、急患が入ったらしく、あえなくキャンセル。木曜日にまた出直すことになった。せっかくなので、また母の病室で1時間ほど話をする。父がいたときより、さらにハッキリしてきた母に、今までの経緯などを説明してあげると、大分「記憶」が蘇ってきたみたい。

最後の方には、自宅に隠し持っていた自分のへそくりの心配までし出した! 誰にいくら分けるか考えるから、次に来るときまでにいくらあるか計算して報告すること、遺言?を書いておくノートを持ってくることを仰せつかった。土曜日に見たときは、このまま昏睡状態に入ってしまい、もうまともに話はできないのかと覚悟していただけに、ちょっと一安心。

とはいえ、看護師さんによると、口のガン患部はこの1週間でかなり悪化しているという。ずっとベッドの上にいて筋力も落ちてしまったので、自室に持ち込んでもらっているポータブルトイレに移動することすら危ないので、一日中オムツをつけている。食事もまったく食べてないとのこと。なので、時計の針は確実に動いているということらしい。

明後日先生の話を聞けば、先の見通しも少しは分かるのかな。

お見舞いは1週間に1度ぐらいのつもりだったけど、月曜日に入院して、木曜日、土曜日、今日、そしてまた今度の木曜日と、予想外のハイペース。正直シンドイけど、心細そうにしている母をみると、可哀想になる。誰とも話すことなく寝ているだけでは、やはりどんどんボケてしまうんだろう。こうやってちょっと話すだけでも元気になっていくのだから、毎日通ってあげられたら、随分違うんだろうなとは思うんだけど。。。意外にここから先が長いかもしれないし、無理は禁物。できる範囲で「いい加減」にしておかないとね。

2017.08.01 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



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