読書録:『ありがとうの神様』


心が弱っていたので(^^;)、救いを求めて?読んでみた。

著者の小林正観という人、知ってる人にはすごく有名、知らない人には全然知られてないという感じ? 私もこの本に出会うまでは知らなかった。名前ぐらいはどこかで見たことがあったかな。ベストセラーをたーーくさん書いている人なので、ランキングか何かで見かけたのかも。

何をする人なのかというと、幸せになるための心得みたいなもので独自の理論を持っていて、自称年間300回もの講演をこなし、前述のごとく大量のベストセラーを書いている著述家。お坊さんみたいな名前だけど宗教家ではなく、心理学博士、教育学博士、社会学博士などの肩書については、よく分からない点もあるみたい。いわゆるスピリチュアルな世界の話なので、支持する人には熱狂的なファンも多いようだ。(2011年に他界)

この本に書かれている内容は、一言でいえば感謝の心を持てば苦しみから逃れて幸せになれるよ、的な話。自分は唯物論者であると断言しながらも、わたしたちのまわりには「神様が存在するらしい」と考えている。それはキリストとかブッタとかアラーとかではなく、「ある意思を持った、方程式をコントロールしている知性体」だそうだ。「宇宙」と言い換えてもいいとな。つまり、自分の運命は自分の意思で動かしているわけではなく、何か目に見えないものに司られていて、それを便宜上「神様」と呼んでいるという感じ。

その前提のもと、「神様」に好かれるためにはどうしたらいいか、いろいろな実践法が出てくる。「神様」が好むのは「そわか」。つまり掃除、笑い、感謝の3つなんだって。だから、特にトイレなど人が掃除したがらないところをキレイにして、不平不満愚痴を言わずすべて笑って受け入れること、そしてすべてに「ありがとう」と感謝することを奨励している。

たとえば「ありがとう」を2万5000回唱えると幸せの奇跡が起こるという。回数を明確に定義しているところとか、ガン細胞が全身から消えたとか言われると胡散臭く感じてしまうけれど、言っていることの根本は分かる気もする。

つまり、何ごとも自分の捉え方次第なのだから、心の持ち方を変えれば、すべてが違って見えてくるというのは、ある意味正しいことなんだろう。幸せというのは、決まった形や枠があるのではなく、それを感じることができる人が幸せなのだと思うから、その幸せを感じられる心のトレーニング方法みたいなものだと思えば、腑に落ちる点もたくさんある。

今の自分を振り返って、自分を苦しめているものが何なのかヒントをもらった気はする。忘れないように、巻末に書かれていた、「人生の目的」と「幸せの本質」を引用しておこう。

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「思いを持たず」、よき仲間からの「頼まれごと」をただやって、どんな問題が起こっても、すべてに「ありがとう」と感謝する(受け入れる)こと。
「そ・わ・かの法則(掃除・笑い・感謝)」を生活の中で実践することであり、「ありがとう」を口に出して言い、逆に「不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句」を言わないこと。
すると、神様が味方をしてくれて、すべての問題も出来事も、幸せに感じて「よき仲間に囲まれる」ことになり、「喜ばれる存在」になる。
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いやあ、そうは言ってもそんな風にはできませんよーと思うことも多々あるけれど、ときどき立ち返ってみると、心が浄化されるかも?

ついでに、たまたま見つけた自分の過去の取材記事。我ながらなかなかいいことが書いてあって(笑)、書いた自分が救われた。幸せじゃなくて苦しいと思ってる人がいたら、読んでみて。(原稿がいいわけではなく、講演の内容が良かったということデス)
「コンパッションを鍛えて幸福度を高める」





2017.08.28 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



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