読書録:『ナミヤ雑貨店の奇蹟』


東野圭吾は一時よく読んだけど、最近ごぶさた。「東野圭吾史上もっとも泣ける」という煽り文句に釣られて読んでみた。(本当はこの手のコピー嫌いなんだけど、心弱ってたから?)

強盗事件を犯して廃屋に逃げ込んだ少年たち。そこに投げ込まれた手紙に返事を書いてみたことから、過去とつながるという不思議な体験をすることになる。廃屋にかつて住んでいた老人が生きがいにしていた悩み相談の手紙が、なんで今またそこに投函されるのか。五輪を目指すアスリート、家業を継ぐべきか迷っているミュージシャン、親との夜逃げに着いていきたくない少年、ビジネスに成功したオンナ社長、そして老人自身。一見バラバラに見えた相談者たちが、物語が進むにつれてつながっていく。

東野圭吾お得意の、時空を越えた物語。ファンタジーというべきか、関係性がだんだん分かってくるあたりはミステリーというべきか。登場人物それぞれが抱える境遇を切なく描くのは、いかにも東野圭吾とう感じ。

昔、『秘密』を読んでハマってけっこうたくさん読んだけど、ある時期から飽きちゃってつまらないなぁと思ってた東野圭吾。昔読んだシリーズで感じた、じわっとくる感情は久しぶりに感じかも。「泣ける」ということはなかったけど、東野作品の中ではオススメの部類かな。

今検索してて気がついたけど、今月から映画が公開になるのね。その宣伝で見たのがきっかけだったのかも。配役見ないで先に呼んで良かった。先に見ちゃうとその俳優さんのイメージが焼き付いて、自分のイメージ膨らませないからね~。



2017.09.16 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



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