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グループホームのお誕生会

ちょっと間が空いて2週間ぶりに父のグループホームに行ってきた。


着いたのは3時半頃でちょうどおやつの時間。今日は今月お誕生日を迎えるお婆さまのお祝いのイベントがあった。イベントと言っても今回も小さなブーケを渡してみんなで写真を撮って、ロールケーキに生クリームと缶詰めのフルーツを載せたものを食べるだけ。

「だけ」だけど、大変だ(笑)。花束贈呈役はいつも決まっていて、父と同じようにまだ独立歩行のできるおじいさん。「花束渡して」「俺じゃなくていいよ」「お花は男の人からもらいたいものよ」なんて押し問答?があったけど、結局はちゃんと「お誕生日おめでとう」と言ってた。それすら「すごい!」と思ってしまうこの場の雰囲気(笑)。

壁にはスタッフがお手製でつくった「●●さん、91歳おめでとう」という飾りがある。そこの前にみんなが並んで写真を撮る、までが大変! 椅子に座ったままのおばあさんをひきずってきたり、父のように自分で歩ける人も、「今いる場所から立ち上がる」「場所を移動する」「決まったところを見る」という指図をするだけで大仕事。5人(ひとりは起こしても起きないので欠席だそうだ)が所定の位置についてカメラの方を見るというだけでも、5人ぐらいのスタッフ総出で10分ぐらいはかかったかな。

カメラの後ろで、「こっちみて~」「笑って」と呼びかけたり、何かを叩いて音を出したり。赤ちゃんを連れて記念写真を撮るときに、写真屋さんが笛や太鼓を使って注意を引いてたけど、あんな感じ。

なんとか写真におさまったものの、ずっと居眠りをしている風で目を開けなかったおばあさん。元の位置に戻ってケーキが出され、「召し上がって」と言われた途端にガツガツと食べ出した。相変わらずほとんど目は開いてない風だけど、まわりの老人がちょぼちょぼのろのろ食べる間に、アッという間に完食。スタッフに聞くと、この方は食欲は旺盛で、食べ物が出るといつもこういう感じだそうだ。食べる以外の時間はほとんど居眠りしてるんだけど。御年94歳。食べることは生きることなのねぇ。

父の様子は相変わらず。「何時に来たんだ」って必ず聞くのは、未だに遠路はるばる来てると思っているんだろう。「食事は食べたのか」もいつもと同じ。「オリンピック終わっちゃったね」「明日からお相撲始まるね「白鵬と稀勢の里は休場だってね」と話を振ってみるけど、いずれも「そうだな」と言うばかりで関心を示さない。

この日はスタッフが作成した「施設サービス計画書」についての説明を受けた。今後この施設で受けるお世話についての内容を示したもの。本人の意向は「家族に迷惑をかけたくない」だそうだ。家族の意向は「心穏やかに過ごしてほしい」。はい、それに尽きます。

夜間の歩きまわりはまだあるものの、少しずつまとまって寝る時間も増えてきたとのこと。トイレ以外の場所で排尿してしまう、摘便(指でほじる)という問題があるけれど、立ち上がったときにトイレに誘導する、ビニール手袋を渡すなどして対応したいという。これらの「問題行動」、無理にやめさせようとするとトラブルの元なので、やめさせるのではなく、「汚れて困る」という状況にどううまく対処するかを考えるというのは、さすがプロだなぁと思う。家族だったらとてもそんなことできない。

脳への刺激も兼ねて、広告を折ってごみ箱にするお手伝いもしたりするらしいんだけど、几帳面な父は「私たちよりもよほど丁寧にキレイに折ってくれるんですよ」と褒められた。他の入居者のこともいつも気に掛けていて言葉をかけたり、職員にも「ご苦労様」「ありがとう」と言ったり、「本当にお優しい方なんですよ」と。計画書には「本人の優しい気持ちを大切にしていきたい」とも書かれていた。家族としては、本当に感謝の言葉しかありませぬ。

そろそろ暖かくなってくるので、姉に連絡をして父の春夏モノを送ってもらおうと思う。夜逃げ同様に持ち出した荷物は冬物ばっかりだったからね。

2018.03.10 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



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