読書録:『世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」』


一般人向けに西洋美術史の流れを解説した本。

西洋ではある一定以上の知識層の人は、特別専門じゃなくても一通り芸術のことを知っているのが当然と言われる。美術に限らず、音楽とか演劇とか文芸作品とか全般に言えそうだけど、そういうわけで、この「世界のビジネスエリートが身につける教養」というタイトル。何かの会話の端に美術作品や作風の話が出てきたときに、おいてけぼりにならないように、っていうところか。

ビジネスエリートとは縁がないし、外国人と美術の話をする機会もないけれど、旅先の名所として美術館をいくつか見て回った自分にとっては、あっち、こっちととっちらかっていた断片的な知識がきれいに整理された感じで、とてもお役立ちな本だった。

ギリシャ美術から始まって、ローマ美術、宗教美術、ゴシック、ルネッサンス、バロック、ロココ、フランス古典主義、バルビゾン、印象派……などなど、なんとなく見たこと聞いたことはあるものが、その時代の情勢や流れと関連付けて、だからこういうものが流行ったのだ、ということが分かる。

実際の作品の名前や写真もたくさん出てくるし、おおざっぱにまとめたカラー写真入り年表、引用した作品の所蔵先リストなどもある。

そこまでマニアじゃない私は知らない作品もたくさんあった。いつものように図書館で借りた本だから、すぐに返しちゃうけど、こういう本は本当は手元に置いておいて、何かのたびに読み返すのがよさそう。

2018.04.01 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

カレンダー(月別)

05 ≪│2018/06│≫ 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: