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読書録:『外国後を身につけるための日本語レッスン』


ちょっと前に読んだので、中身詳しく覚えてないけど、忘れてまた借りちゃうといけないので記録。

記憶をたどってざっくりいうと、英語に限らず特にヨーロッパの言語を学ぶとき、その言語の語彙や文法を学ぶだけでなく、その言語に訳しやすい日本語でものを考えたり文章を作ったりする練習が有効だという話。

筆者は中学生ぐらいだったかな?にドイツに移り住んだ経験を持ち、主にドイツ人と日本人の言葉の使い方、思考の違いみたいなことを例にあげている。また、本職ではない通訳を頼まれたときに、日本人の言いたいことがそもそも具体的にわからないために、それを翻訳しようがなくて途方にくれてしまったという経験もあるという。プロの翻訳家は、日本人の言いたいこと、でも言葉に直接出てこない裏?みたいなものを察して、言葉を補って翻訳するのはさすがだと感嘆している。

また、日本人の話は何が言いたいかわからなくてイライラするというドイツ人友人の意見も引用して、外国語による外国人とのコミュニケーションを円滑にすすめるためには、最初からあちらの言語に訳しやすい思考で話すことをトレーニングするのが良いと提唱する。

言っていることはよく分かる。実際そういうトレーニングをして、意識を持って話すようにすれば、より伝わりやすくなることは事実だろう。

ただ、外国語とひとくくりにしていろいろ。ヨーロッパ系の言語に絞った話で進めているけれど、必ずしもそれにあてはまらない言語だってあるだろう。それに、そもそも思考を変えるというのは、なんだか日本人としての文化を否定するようで、ちょっと抵抗もある。

もちろん筆者も日本の文化を否定しているわけではなく、あくまでも外国人のコミュニケーションのためのスキルを身につける一つの方法として勧めているだけなんだけどね。

と、ちょっとモヤモヤはあったけど、本筋は同意。そしてそういう練習を教育現場でも取り入れるというのも効果がありそうだなとは思った。

2019.09.22 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



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