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日本語脳と英語脳

昨日の英会話教室の感想でちょっと書いた話の続き。


長い構文を続けようというわけではなく、短い文章をつなげるにしても、基本は同じことが言えると思う。つきつめると、「大事なこと」をどこに置くか?という話ね。英語の場合よく言われるように、まずは大事なことを先に言って、それを補足する部分をつなげていくのに対して、日本語の場合はその逆になると。

前に何かの本で読んで面白いと思ったのは(ココにも書いたかな?)、日本人は電話会議が苦手という話。日本人はとにかく「空気を読む」ので、じわじわ周辺の話から始めながらまわりの反応を見て、自分の言いたいことを微調整するのだという。強く主張するのか、やんわり提唱するのか、そんな可能性もありますよね?的に逃げるとか。極端な例では、「……です」と肯定形で終わるつもりで始めたのに、「……ではありません」って否定形になっちゃうとか。

だから、顔色の見えない電話会議では発言がしずらいと感じる人が多いんだそうだ。

そんな習慣があるので、細かいディティールから始めるというのが身についてしまっているらしい。

日本人同士の会話だと、なんとなく話がどっちの方向に向かっているのかなぁと推測しつつ聞いてるけど、「まず大事なことを言う」を基本としている人にとっては、その「前置き部分」を、どこに焦点を置いて聞けばいいのか分からず、イライラするのではないかと思うのだ。

そして、先日書いた「老化現象」のように、その度を越すと同じ日本人同士でもさすがにイライラしてしまうわけで。あ、でも、それでイライラする私は、英語脳に近いってこと???と、ポジティブに考えてみる(笑)。

そういえば、私がイライラする遠因は、うちの夫もまわりくどい話にイラつくタイプだからというのもありそう。だから、普段からなるべくポイントを先にいうようにしてる(つもり)。男の人はみんなそうかもしれないけど、夫も仕事で長いこと英語を使っていたのでその傾向が強いのかもしれない。

そもそもこの違いの背景には、まわりの状況を見て自分の意思を決めるのか、まず自分の意思ありきなのか、っていうメンタルの違い、ひいては歴史的、地政学的な積み重ねの影響……とか、すごーく深い話になってしまうのかもね。

それが日本の文化であり違いはあっていいし、無理に英語脳にする必要はないと思うけど、英語を話す人とコミュニケーションするときは、「まず自分が何を言いたいのか」を明確に自覚するのが大事なのかなと。

ただねー。英語で会話する人でも、旅行先で話すのはいろんな母語話者がいるわけで。欧米言語の人は似たような感じだと思うけど、アジアとかアフリカとか他の地域の言語の人はどうなんだろうね。

2019.10.10 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 語学



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