緩和病棟の相談外来へ行く

母の緩和病棟探し、まずは私の自宅からドアツードアで30分ほどで行ける病院に行ってきた。


ここまでの流れは、
①HPで情報を集める
②電話で問い合わせ
③在宅の医師に書類作成と「相談外来」の予約を依頼
④予約日に医師と面談 → 今日ココ

病院は4年前に建て替えたらしく、とても明るくてきれいで近代的。(病棟の方までは見ていないけれど)

病室はすべて個室。差額ベッドなしが8つ、あり(約1万3000円/日が加算)が6つ。空き状況はそのとき次第だが、「今すぐ入院したくてもできない人」が待ったとしても1カ月ぐらいかなぁとのこと。「都会の病院ほど、争奪戦ってわけじゃありません」とな。

入院してから部屋の移動はできない。とりあえず差額ありに入り、差額なしの部屋が空いたら移動というのはダメ。

差額ありの部屋の違いは、この病院の場合、広さがちょっと広くなるのと、専用のバスルームがつくかどうか、フルフラットにもなるリクライニングの椅子がつく(付き添いの家族向け?)。差額なしでもトイレは各部屋にあり。

入院にかかる医療費は、どんな投薬、治療をしても定額で約15万円。ただし、高額療養費制度で限度額が決まっているので、実質は4万4000円ぐらい。これに食費が約3万ちょい、オムツなどがかかればさらに実費。なんやかんやで、10万ぐらいと思っておけばいいみたい。(差額なしの部屋の場合)

緩和ケアとして定額医療を提供するためには、医師や看護師を交えた複数で「審査」をすることが国から義務づけられているらしいので、そこで通って初めて入院許可となる。

NGになる例としては、本人が同意していない、癌の症状がない、拘束などが必要、入院の必要が認められない(施設とは違うので)場合。

母の場合、今現在はまさに「入院の必要性がない」ということになってしまう。将来的な予約はできないので、本当に必要になったときに、改めてまた「相談外来」+「審査」を繰りかえすことになる。ただし、最初の相談外来での情報が1カ月は有効なので、それまでなら今日提出した情報でそのまま手続きができる。「2回、3回と繰り返してる方もいます」だって。

最近、やはり実家の近くの病院の方がいいかなとも思い始めていたので、この病院にお世話なる確率はあまりないかもしれないけど、ひとつのオプションとして手を打っておいたということで。話はじっくりしてもらえたので、細かい質問もできたし。外来診療6000円かかったけど、まあ無駄じゃなかったかな。

余談ながら、この医師も「TS-1(抗がん剤)を飲み続ける意味が分からない」と発言(先週医師が書いた情報提供書にはまだ飲んでることになっていたので)。そもそも口の癌に効果があるとは思えない。他の選択肢がないからこれってことになったんだろうが、薬は毒もあるんだから、「わざわざこれを飲ませる必要は、僕はないと思うけどなぁ」という。まさに在宅の医師と同じ意見。この辺は、いわゆる大学病院の医師と、ターミナルケア専門の医師との感覚の違いなんだろう。

ちょうど、やめることに決めたところと告げると、「どっちみち効いてたとは思えないから、今これを辞めたからといって、急に症状が悪化することはないでしょう」と。うん、そう言ってもらえると、安心するわ。

と、以上覚え書き。来週は実家近くの病院へ行く予定。







2017.06.21 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



読書録:『親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと』


えっと、びっけさん、さすがに前のめりすぎ、、なんて言わないで~。
何ごとも「予習」しておかないと気が済まないタチなので。

「病院から危篤の連絡が入る」ところから始まって、看取り、葬儀、その後の手続きなどなど、納骨までの一連の「しなければならないこと」をマンガも交えて、分かりやすく解説してくれる本。

実は、ちょっと前にも同じような本を購入してあった。

こちらの本は、さまざまな手続きについて整理した形で書いてあるので、本番の際のテキストブックとして役立ちそう。

ただ、パッと見て理解するという意味では、この『親が死んだ5分後に~』の方が分かりやすい。特に臨終の日のドキュメントは、経験したことがないだけに参考になった。マンガという手法が印象にも残りやすいし。細かいところは覚えておけないけれど、とりあえず流れを物語的にシミュレーションできるたのは収穫。

病院からはすぐに搬送しなければならないけれど、葬儀自体の依頼は、搬送を依頼する業者とは別の業者にしてもかまわないとか、葬儀会社の選び方とか。

後半の遺産相続についての部分は、これまでに見聞きした内容とあまり代わり映えがなく、むしろ、え、この説明じゃ不十分じゃない?と思うところもあった。家族の絆をうんちゃらかんちゃらとか、理想的なことを書かれてもねぇとちょっと斜めに読んでしまったのは、私の心がねじれてるからね。

ここに書いてあることがすべてじゃない(ケースバイケースだったり)だろうけど、いずれそのときを迎えるために、読んでおいて損はないのでは。

2017.06.20 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書録



抗がん剤のやめどき?

遠くの大学病院まで通院するのが困難になってきた母のために、在宅医療の体制を整える一方で、大学病院の方は私が代理で行く形で抗がん剤の処方を続けてきた。ところがこの方法が早くも暗礁に乗り上げることに。


抗がん剤の処方に必要な血液検査を、前回は在宅の先生にお願いして、データだけ大学病院に持参する方法をとっていたのだけれど、次回6月27日の予約に備えて、在宅の先生に再び依頼したところ、断られてしまったのだ。

在宅の先生は直接抗がん剤を処方しているわけではないので、毎月血液検査をする必然性がないから、保険がおりない、というのがその理由。栄養状態などを見るためなら3カ月に1回程度で十分だからと。

そもそも、先生に引き受けてもらうにあたって最初に電話で話をしたときにも、「抗がん剤を続けるのがいいことなのか?」と言われていた。そんな事情もあり、「改めて考えてみたほうがいいのではないですか?」と。

そのことは私もずっと考えていて、5月に大学病院に行ったときに主治医にも相談した。主治医は「どちらがいいとも言えないから患者さん次第でいいと思う」という答え。ただ、今までの母の様子を見てきているので、飲み続けることが精神的にプラスの効果を与えていると思うから、そういう意味では飲み続ければいいのではないかと。いざとなったら偽薬を使ってでも希望を持たせてあげた方が、、なんていう話にもなっていた。

でも、在宅のH先生はそんな茶番には付き合う気はないようだ。「偽薬はサプリみたいなものなので、薬局に依頼すれば出してもらえるとは思います」というばかり。

先生の協力がない以上、母にウソをつき続けるのも無理だ。となれば、私も腹をくくろうかと思い、一応姉にも相談すると同意してくれた。

で、今日母に電話でその話をし、「自分で決めて」と伝えた。何が正解かはあくまで結果論で、誰にも分からないこと。「先生がそう言ったから」とか「娘が決めたから」とあとで恨まれても困るし、自分で納得いく結論を出してと。明日はちょうどH先生がうちに往診に来る日なので、自分で直接先生に話を聞いて考えてみてね、ということで電話を切った。

私としては、前よりさらに体力のなくなった今、病院まで行くのは無理だと思う。行ってこられても、その後何日も寝込んじゃうようじゃ本末転倒。母もそれは分かってるけど、即決はできない様子。いろいろ細かい事情は理解できなくても、「治らない」ことを受け入れるのだということは分かったと思う。(治らないということ自体は、もう何度も話しているんだけど)

H先生にもメールしたところ、「ご本人が納得してくれるようにお話してみます」とのことなので、おそらくは、諦めるという方向で落ち着くんだろう。

もしかしたら、これを機に一気に生きる気力なくして転がり落ちちゃうのかもしれない。でも、そろそろ母自身にも現実を受け入れてもらう時期かな~と思う今日この頃。

でも、母のことだから、「私、やっぱりがんばって行くわ! まだ諦めないわよ!!」なんてガッツメラメラ燃やしちゃったりして??










2017.06.19 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 介護



出直し体力づくり

3月9日に骨折した足の指は、3カ月たってようやく完全に治った感じ。歩くのも走るのも普通にできるし、ギュっと押してもほとんど痛くない。ただ、一日出かけた日は夜になると左足だけ甲がむくむ?腫れる?という症状は、2,3日続くのだけれど。


先々週ぐらいからゆったり目のヨガを始めたりして、徐々にジムにも復帰。で、久しぶりにまた体組成計測をやってもらった(無料)。

前回やったのが2月。前年の10月ぐらいからちょっと頑張りだして、体脂肪も減って「隠れ肥満」が「脂肪多め」まできていたのに。

3月から3カ月、サボってる間に、見事に逆戻り~。

前はパワーヨガと20~30分ウォーキングを週3回、毎日ダンベルとスクワット、夜はせっせとストレッチ。たまには15階まで階段上ったり!

それが全部できなくなった上に、ほとんど外を歩くこともない日が2カ月ぐらい続いたんだから、まあしょうがない。実際、すぐ疲れちゃうし、体力落ちてる自覚はあったからね。逆にそれで変わらなかったら、今までがんばってた意味がまったくないわけで。

当分旅行は行けないけど、行けるようになったときに体力なくてもう無理~ってならないように、またリスタートでがんばろうっと。

2017.06.18 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々のできごと



読書録:『小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代』


タイトルに入ってる名前は、たぶん読者の目をひくために有名な2人の名前を並べただけで、別にこの2人を比べて対決させてるわけじゃない。その他大勢の料理研究家を紹介しながら(中でもこの2人のページ数は多いけれど)、その時代背景を分析した本。

それぞれの人が活躍した時代、日本のお料理事情はどうだったのか、主婦の暮らしや関心はどんなところにあったのか。こういう時代背景があったからこういうレシピ本が売れて、こういう料理研究家が人気になり……という感じ。食卓の歴史でもあり、レシピ本の歴史でもあり、主婦や女性の行き方の歴史でもあり。

西洋料理が憬れだった頃、エスニック料理がブームになった頃、お袋の味の基本レシピにニーズが高まった頃、時短レシピが求められた頃、男子レシピが注目された頃、エトセトラ。

著者は私よりちょっと若いけれど、かなり乱暴にまあまあ同世代として、出てくる料理研究家はほぼ知っている人ばかりでなかなか懐かしかった。江上トミ、飯田深雪、城戸崎愛、有元葉子、小林カツ代、栗原はるみ、土井勝、辰巳芳子、ケンタロウ、栗平心平、コウケンテツ、高山みなみなど。(平野レミがないのは、あえて避けたのか?)

ネット時代になって、素人ブログから本出しちゃう人もたくさんいるし、レシピ探すのもネットで検索しちゃうことが多くて、もうプロの料理家のレシピ本の時代じゃないのかなぁなんて勝手に思ってたけど、こうやって改めて歴史を振り返ってみると、やはりいっぱしの「料理研究家」のレシピ本っていうのはそれなりに魅力があるし、久しぶりにまたペラペラ見てみたいかな、なんていう気になった。

お料理好きな人もそうでない人も、「業界」にいた人も(笑)、私世代の主婦ならみんな楽しく読めるのでは?




2017.06.17 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 読書録



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